気を上げ下げ。 | ストーンセラピー施術日記

ストーンセラピー施術日記

石の持つ力と東洋医学の経絡経穴論や温熱効果を取り入れたストーンセラピー温石薬石整体術を実践しています。サロンとスクール代表が書く施術記(ほとんど雑記)です。

上実下虚(じょうじつかきょ)、上に気が上って、下の気が足りない状態をいいます。


例えば、足が冷たいのに、顔がほてっているとか、頭が割れる程痛いとか、肩が凝りすぎて気持ち悪いとか、お腹や下腹部が冷えているとか、、、


そういう状態をいいます。


体の不調を訴えている方は、そんな人が多いのですが、その場合意識して気を下げてあげる必要があります。


気を下げるツボは、手足の三里や合谷などがありますので、ちょいと強めの刺激を与えると上手く行く事がおおいです。


また、肩周りや首周りは逆に気を上げてしまうツボが多くありますから、そこへの刺激をした場合は、かならず気を下げことを忘れてはいけません。



で、



先々週の日曜日の授業で、



残業続きで、かなり疲れている生徒さんの背中や腰、臀部だけを解説しながらじっくり施術していたら、、

今度は気が下がりすぎて、ぐったりしてしまいました。


顔色も白っぽい。。


急いで、

肩甲骨間や、肩、頚当たりの施術をしたら、シャキッっとしましたが、、、



いくら授業とはいえ、全体のバランスを見ないとダメですね。


かくして生徒のMさんは、


気の上げ下げを身をもって体験したのでした(笑)