今月は濃密ですえー

 

只今水星・木星・土星・冥王星と

4つの星が逆行しているので

 

すっかり忘れてる過去の記憶が次々と蘇って

今の視点での新たな解釈ができたりして

活動しつつどっぷりと内省モードな今月です

 

そして今月は私にとって色々過去からの願いが叶う月間照れ

 

念願の三鷹天命反転住宅に滞在してきました

 

 

芸術家であり建築家の荒川修作と

パートナーのマドリン・ギンズによる

「死なないための家」

 

311の午後、私は近くの映画館に死なない子供という

この住宅に住む映画監督の作った映画を観に行く予定でした

 

朝起きてふと

「午後は観られない、午前の部に行かなくては」

と思い、予定を変え急いで観に行ったのです

 

その内容は衝撃的で、こんな住宅がこの世に存在するんだビックリマーク

 

考えた人も創った人も許可した人もスゴイびっくり!!

 

そして、人間の身体は思いきりちゃんと使って

本来の能力を発揮しないといけないな

本来の意図を全然発揮できてないな…

もうたくさんの気づきをもらって

大コーフンで帰ってきたのでありました

 

14時46分

体験したことのない揺れと見たこともないほど引いていく海

その時私は

 

「…実践編だ」

 

この映画を観たあとでよかった

そして自分の直観に従ってよかった

この体験があるのとないのとでは

その後の自分が全く違ったものであったと確信しています

 

いつか絶対に行く!行くなら絶対に泊まりたい!!

そう思いながら月日は経ち

体験宿泊が最低7日から4日になりメンツも揃い

念願叶いました

 

 

…思いは到底書ききれない。

 

人は情報が多いとひとつひとつを処理しなくなる

全部で14色はもう「環境」

 

なんでだろう、私、全く違和感がない

すぐに深くとてもくつろいでいることに気づく

 

床はボコボコで高低差がある

球体の部屋、丸い畳、小石の敷かれた床、扉のないトイレ…

 

滞在中、すべての場所からいろんな格好で部屋を見渡す

すべての部屋で朝まで眠る

そういえば普段全く観ない夢を毎日観た

一番長く居たのは写真の部屋の真ん中にある柱の横

 

身体という「有機体」を変化させるように出来ている家

それにより「死」という宿命を反転させる家

 

「この地球上で死んだ人はひとりもいない。…消えていったやつはいるけど」

 

たった3泊だったけど

帰宅した自分の家の違和感ったらあせる

 

平らで角ばっかりで真っ白だニヤリ

 

人間は環境に順応していく生き物だ

あっちにもすぐに慣れ

戻ってきても残念ながらまたすぐに慣れた

 

でもすぐに恋しくなった

あのとてつもなくカラフルで凸凹で全然機能的でない

あの時空間が

 

私の宿命は反転したのだろうか。