もっともらしい悪い手 | The Stone Age 稽古場日誌

もっともらしい悪い手

本日のブログ担当は「悪い手」に出演するヤマサキエリカです。

よろしくお願いします!!!

ひとつ前のブログが、西原のきよみちゃんの2020年3月の「もっともらしく押す」公演直前のもので、胸にキました。アスタ・ラ・ビスタ、ベイベー!

いきなり本題に入りますが、今回「悪い手」と再び向き合うにあたり私が懸念していたのは、いま目の前で指され続けている悪手のせいで、この作品で描かれている悪い手が初演時と全く違う捉えられ方になってしまうのでは、というものでした。

蓋を開けてみると、どう捉えようが悪いもんは悪かったです。
他にもっと悪い手があるからといって悪い手が大して悪くない手に感じるということはなかったです。
安心してください(?)

ひとはどうして悪い手を指してしまうのでしょうか。

保身のため?ひとには理解されない自身の正義のため?心の弱さゆえ?

なんにも答えが出ないまま、もしかしたら悪手かもしれないツープラトン公演に向けて稽古を重ねています。必要な誰かのために劇場の扉を開けておきたい、その一心です。誰かいませんか、私のように、いまこの中で芝居が必要な方は。それこそもっともらしい悪い手でしょうか・・・。

私は悪い手は、生きるために指すのだと想像します。

世の中の、世界中の、誰にも擁護されない悪い手たちが、オセロみたいにひっくり返って最善手になればいいのに。と、泣きそうな気持ちで今日も台本をめくります。幸せになればいいのに。

すごい毎日ですね。
なんとか今日を重ねていきましょう。

猫をどうぞ。

ヤマサキエリカ