天然石専門店 マリア・ライト
チャネリング講座のマリア・ライト広島
産土神社、守護神社鑑定
クリスタルアドバイザー&波動師の 美葉留です。
今日は三次市までピアノを聴きに行って参りました。
きりりという市民ホールです。
ベンジャミン・フリスというイギリス人ピアニストの音楽会。
オールベートーベンプログラムで、特に後半はディアベリ変奏曲。
知る人ぞ知る、あまりお上手でない方が弾くと眠りの谷に突き落とされるような（笑）曲です。
全部弾ききるのに1時間かかるんですよ！
下手くそ（失礼！）に弾かれると拷問みたいになりますわよ。
フリスさん、昨年は広島市でコンサートがありました。
主催は、昨年も今年もMCSという団体（渡辺中子代表）で、ロンドン在住のピアニスト中子さんのおメガネに叶った日本では無名のピアニストを招致して演奏会を開いてくださってます。
日本では無名でもヨーロッパでは一流演奏家、というのは普通のこと。
日本はチケットが売れる演奏家しかマネージメントがつかないので、あちらで有名でも日本人は知らない演奏家がたくさんいます。
フリスさんもそんな感じ。
正直、昨年のベートーベンは田園ソナタがパッとしなかったけど、後半のショパンのバルカローレは、まぁ悪くはなかったです、でも印象に残るコンサートではありませんでしたね。
いつもの友人たちと、「イマイチじゃねー」とか「ベートーベンは良く無かった、好きじゃ無かった」とか好き勝手を言いました。
今年のフリスは凄く良い！という噂を聞き、今日は三次まで車を飛ばしました。
結果。
素晴らしかったです！！
もう、本当に一流の演奏でした、恐れ入りました！！
友人の1人は「昨年フリスの凄さに気づかなかった自分を恥じる」とまで言いましたから。
前半の32の変奏曲は、しょっぱなですし、安全運転って感じでした。
これ、弾きにくいんです、大1の時に弾いた覚えがありますが、譜面を見たらそうでもないのにメカニック的で練習曲みたい。
後半のディアベリが最高でした、素晴らしかったです。
お隣にお座りの見ず知らずの方もフリスの凄さが分かってたみたいで、思わず「素晴らしいですね！！」なんて話しかけたりして。
その方は最後に「ブラッボーー！！」て2回叫んでました。
ベートーベンは難しいです。
哲学的とでも言うのかな？そんな一面があるので、まず若造（失礼！）には無理。
日本人にも無理。
なかなか、説得力のあるベートーベンを演奏するピアニストは少ないと思います。
5月に聴きに行ったググニン（チャイコフスキーコンクールを受けた若手ピアニスト）もベートーベンのワルトシュタインを弾いたけど、哲学的じゃないし、内容が伝わらない演奏でした。ググニンに力がないというより、まだ若いからなのか？
ググニン、チャイコフスキーコンクールは二次予選敗退でした、やはりファイナルには行けなかったみたいです。
今日の三次のフリスさんのディアベリは、私の心に残る演奏となりました。
なかなか、こんな演奏にお目にはかかれませんわ！
もし、来年も来日されるなら、ベートーベン後期Op.109、110、111を弾いて欲しいなぁ🙏💕
し、あ、わ、せ💕💕💕
明日はワンデイヒーリング講座です。
頑張ります！
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