今や全国で3場だけに減ってしまった500バンク。必然、長走路の走り方に慣れない選手が多くなります。
初日の一次予選はけっこう荒れたようですが、それも長走路の不慣れが影響しているのかもしれません。
二次予選も順当に決まりそうな番組が多いですが、その一番人気から少しズレたところに三点勝負のフォーカスを置いてみたいと思います。
6R
周回 ②⑤ ③⑦④ ①⑨ ⑧⑥
前場所で落車の③佐々木豪は割り引き。ここは①野口の先行力と②山本伸の運びがレースを作るだろう。
短走路なら①野口の晏きりも十分だが、長走路なら②山本伸の捲りから⑤椎木尾の差しを軸に置く。
5-2-789
7R
周回 ①⑥⑧ ④⑦ ②⑤ ③⑨
まず序盤は③大石と④鈴木薫の主導権争いになりそう。②石塚は切れめで脚をためて様子を伺う。
そして、前受けから引いた①島川が一気に前団を飲み込むカマシ。ところが後続の⑥山中貴は地元といえど力不足。踏み出しで離れるだろう。
空いた番手を③大石が巧く追走できれば最後逆転。口が空いてしまえば、②石塚⑤南修で捲って連下。
3-1-59, 1-2-5
8R
周回 ①④⑥ ⑦②⑧ ③⑨⑤
①犬伏が大本命だが、連下を絞りにくい。
地元の④田尾⑥宗崎が追走できるとしたら、①犬伏が前受け突っ張り先行の場合だけ。引いてカマシになれば100%離れるだろう。
連下の第一候補は競走得点高い②山崎芳。③伊東翔が第二先行なら展開も向く。ただ、③伊東翔が行けず⑨山崎芳が自力で長めの距離を踏めば、その後から⑤阿部大が交わしてくるだろう。
あるいは⑦阿部将が第二先行のとき、②大坪の後ろから500に慣れた⑧吉田勇。
1-59-59, 1-8-2
9R
周回 ①③⑦ ⑤②⑨ ⑧④ ⑥
①坂井③佐藤慎が大本命だが、ワンツーとは限らない。
宇都宮で500バンクに慣れている①坂井だが頭脳がイマイチ。組み立てを間違えて7番手に出遅れるか、インに詰まるという負けパターンあり。
ただ、新鋭121期の⑤村田祐は先行一本で挑んでくるはずで、①坂井がペース間違えた逃げ展開になる可能性は小さいだろう。
②山口富が体を張って①坂井を止めて共倒れ。3番手から⑨伊代野が漁夫の利。③佐藤慎もコースを探して突っ込む。
あるいは、力ずくの捲りとどくも③佐藤慎3着。
3-9-48, 1-9-3
10R
周回 ①⑤⑦⑧ ⑨②⑥ ④③
①新山⑤永澤が大本命だが、ワンツーとは限らない。
たとえ①新山が前受け突っ張りに出ても、②岩谷を連れた⑨後藤大は簡単には引き下がらない。モガキ合いが続けば踏み勝っても①新山は末を欠く。
その場合、①新山を残したい⑤永澤は直線で若干の踏み遅れ。代わって伸びて来るのは500バンクに慣れた関東勢。特に初日に3番手から伸びて1着の⑧岡田泰。
あるいは②岩谷が自力に切り替えての一発。
5-8-17, 2-5-8
11R
周回 ②⑤⑥ ①④ ③⑨ ⑧⑦
②深谷が大本命だが、1着とは限らない。
近況は早い仕掛けから大きな競走が目立つ①伊藤旭が、ここもカマシ逃げで②深谷を後方捲りにまわす展開。そこで①伊藤旭が想定外に良くカカれば、番手の④菅原晃が恵まれる。直線の伸び比べで②深谷の捲りが僅かにとどかないパターン。
あるいは、②深谷が安全策として先行策に出れば、やはり500バンク不慣れでペースミスの可能性も。①伊藤旭が中団で脚ためて一発。あるいは⑤福田の差し。
4-2-5, 15-15-2
12R
周回 ⑨①④ ②⑦ ⑤③ ⑥⑧⑨清水が大本命だが、1着とは限らない。
⑤新村が早駆けの振りして②山田諒のカマシを迎え入れれば⑨清水が7番手で一本棒。⑤新村が先捲りで押し切り、⑨清水が2,3着というパターン。
あるいは②山田諒と⑤新村が牽制し合ってモタモタしてる隙に、⑨清水が距離感を誤っての早ガマシ。直線で①橋本強に喰われるパターン。
5-9-13, 1-9-2