「こんなにも、面白いんだ!」…と、大笑いしながら観た「身代わり忠臣蔵」


これまでも、「超高速!参勤交代」や「引っ越し大名!」といった、大ヒットのコメディ時代劇を世に生み出してきた人気作家&脚本家の土橋章宏の同名小説が、満を持して河合勇人監督によって映画化された。




既に死んでしまっている吉良上野介の弟の孝証。


上野介が生きている様に見せる為、弟の孝証を身代わりとして担ぎ出す吉良家の家臣達。




江戸城の松の廊下での吉良上野介を斬ってしまった赤穂藩の若き主君の浅野内匠頭。


それが原因で、浅野内匠頭は切腹、赤穂藩は取り潰しに。


そして、そこから大石蔵之介を中心に、赤穂藩士達は、復讐の日を待つのである。




赤穂藩をまとめて敵討ちを決め、大雪の日に討ち入りを果たすのが大石蔵之介であるのだが、身代わりの孝証との間に様々な人間模様が生まれる。


これまでの「忠臣蔵」は、敵討ちの典型であったが、それ以上に大切な価値や友情などが盛り込まれたのだ。




大石蔵之介役の永山瑛太と、吉良孝証役のムロツヨシの化学反応は、この映画をとても面白く、かつ、心温まる作品に作り上げているのだ。


是非、映画館でご覧いただきたい!


とっても面白くて笑ってしまう。

ムービーオンにて上映中。