11月4日、5日、奈良市のロートアリーナ奈良にて、山形ワイヴァンズとバンビシャス奈良戦が行われた。


4日(土)に行われた初戦は、76対70で、バンビシャス奈良が今季初勝利を上げ、山形ワイヴァンズが苦杯を舐めた。




前日の初戦は、山形ワイヴァンズにとっては、ストレスフルな試合となる。


ミスやターンオーバーからの失点など、次第に自滅していった。


最近は、点の取り合いの様な華々しい試合も多く、「相手を崩してから打つ」ことがお座なりになることが多い。


また、新潟戦での敗戦時でも、ディフェンスの強度、リバウンドの強化は、石川HCも上げていた。





そんな中で迎えた5日(日)の第2戦。


いつになく、石川HCは険しい表情を見せていた。


この日は、しっかり相手を崩してからの3ポイントシュートが多く、チーム合計で15本を決めた。


ディフェンス面でも、前日に比べて集中力を持って強度に行えたと感じた。


結果、TJが19得点、フィンキが14得点、ジミーが13得点と、3選手が2桁得点をして、チームを勝利に導く。


山形ワイヴァンズ80点、バンビシャス奈良68点で、前日のリベンジを果たす。




昇降格があるだけに、どのチームも生残りをかけて全力で戦う。


それだけに、敗戦を喫する場合もある。


重要なのは、敗戦の原因を探り当て共有し、対策を行うという修正力。

また、気持ちの面で落ち込むことなく、自己実現できるモチベーションまで、精神状態を高めていく再生力。


自分の仕事でもそうだが、良いこと悪いことは半分半分。

成功もあるが、むしろ失敗の方が多い。


日々、喜びよりも、悩むことの方が多いかもしれない。


そんな中で、修正力と再生力は、とても大きな能力である。


もちろん、選手やチームスタッフの心もである。



先日、自分にとって大切な勉強会で、「レジリエンス」について学んだ。


resilience〜弾力性、回復力、柔軟性、しなやか。


山形ワイヴァンズも、レジリエントなチームになっていきたいと思った。


それが、粘りになり、強さの秘訣になるだろう。




奈良県まで応援に行ってくださった白ユニ応援隊のリッキーパパご夫妻、今回もバスケットLIVEに写っていました。


ありがとうございます。


会場まで足を運んでくださった方々、バスケットLIVEで応援いただいた方々へ、心より感謝と御礼を申し上げます。