9月19日(火)深夜、山形国際ムービーフェスティバル(YMF2023)の最終ノミネート10作品が決定した。


今年の応募総数は296作品。

昨年が282作品だったので、それを上回った。


2005年に始まった第1回YMFからの、述べ応募総数は4303作品となる。




(昨年のYMFの受賞式の様子)


「才能よ、雪に埋もれるな。」


雪深い東北山形の地で、若きクリエイターや映画監督の才能を見つけ、スカラシップ制度を設け、長編の商業映画にチャレンジできるチャンスを与えたいとの思いで、東北の17局のケーブルテレビ局を中心に運営委員会が作られ、2005年に始まったのが山形国際ムービーフェスティバル(YMF)である。




応募締切りが8月31日であり、その1週間前までは、昨年の80%の応募数だったが、最終締切りの4、5日前からは、大量の応募作品が毎日届くという感じだった。


YMFの出身監督が、各方面で活躍をしており、また、過去のスカラシップ作品も、海外の映画祭で高い評価を得ている。


この数年間、YMF山形国際ムービーフェスティバルの注目度が、ありがたいことに、とても高まってきているのだ。





エンツォ・フェラーリをデザインした山形出身のデザイナー奥山清行氏。


その彼が、YMFグランプリと準グランプリ作品のトロフィーのデザインを手掛けた。


それを400年の歴史を持つ山形鋳物の菊地保寿堂が伝統の技で製造する。


不易と流行の文化が生んだ最高傑作のトロフィーである。





昨年のYMFでは、過去初めての2人のグランプリ作品が生まれた。


是非、今後も、果敢に映画づくりにチャレンジして欲しい。




今年の最終ノミネートは、予備審査では最後まで17作品が残るという、過去最高レベルの作品が競い合った。


何回も予備審査で見直して、17作品から10作品を選び、最終ノミネートに進んだのである。


ここからは、映画や音楽などの各界のトップの皆さんが審査を行う。


その結果を持ち寄り、最終審査会が11月11日(土)にムービーオンやまがたにて開催される。


その素晴らしい作品群は、10月最終週より、ムービーオンやまがたにて、ご覧いただける予定である。


是非、今年も、山形国際ムービーフェスティバル(YMF)にどっぷりと浸かっていただきたい。