8月13日(土)、今年も、菩提寺である長源寺に伺い、弟の家族と一緒に父の墓参りをする。
父が亡くなって、この夏で19年。
あっという間である。
母は86歳、足が不自由になってきているが、今年もお墓まで来れた。
長男夫妻が5月に結婚披露宴を挙げ、来月は出産を控える。
いよいよ父親になるのだ。
父が亡くなって2週間後に生まれた弟の長男は、医学部へ入り、母の手を引いてくれていた。
いつの間にか、自分と弟も歳を重ね、子ども達が成長し大人になり、親や社会人への道を歩み出している。
自分の次男は、予定が入っているとのことで、今年は東京からは戻れないとのことであったが、その他の家族は全員一緒に墓参りができた。
(写真撮影は長女)
今年のお盆は、街中が賑わっており、道路も渋滞。
コロナ禍3年目の夏で行動制限がないだけに、帰省した人も多い。
寺町やその周辺も混んでいた。
台風が近づいているが、空は青く晴天である。
とても暑かったが、空が抜けていて墓参り日和。
69歳で山形市長に就き、思い描いていた施策を次々進めていた父。
3年後、現職のまま旅立った。
やり残したことは、沢山あったと思う。
それを、どれくらい引き継げたか分からないが、あれから約20年、自分は経済やメディアの人間として、弟は県議会議員という立場で、山形の町の持続可能性と活性化を目指し、日々努力している。
ちなみに、父は山形県バスケット協会の会長を約20年務めており、また、東海大学山形高校も開校当時から理事として学校運営に参加していた。
その頃は、まったくバスケットも学校も意識していなかったが、天の配剤というかご縁なのか、今、バトンをしっかり握りしめている。
弟も、父が生涯をかけた政治の場で、県議会議員としてバトンを握りしめている。
父が亡くなった時、29歳の弟は、67歳の母の手を引いていた。
今日も、そんな光景を目にして、思わずパチリ。
母は、いつまで元気でいてくれるだろうか。
願わくば、1日でも元気で、笑って過ごしてほしいと願うのである。