新年のご挨拶に、山形銀行に伺い長谷川吉茂頭取とお会いした。


斎藤常務、奥出潔常務、和康常務が同席する。




(写真撮影時のみマスクを外す)


現在、山形銀行は、本店建て替えの為に旅籠町に移転し、仮店舗で営業中である。


この日は、仮店舗になり初めて役員フロアにお伺いした。


長谷川頭取からは、約30年前、ダイバーシティメディアの前身であるケーブルテレビ山形の設立前からご指導を仰ぎ、その後も多大なるご支援を賜ってきた。


最初にお会いした時は、長谷川頭取は41歳、自分が31歳の時である。


また、約20年近く続いている勉強会では、経済学や経営学の実践や金融にとどまらず、国際政治、哲学、文化など、森羅万象全てに通じる本質的考察を学んでいる。


当時の若手経済人たちは、今では皆社長となり経済界で活躍しており、まさに自分達の師であるのだ。




コロナ禍で、より社会が閉塞感を増し、困難な状況下の中、長谷川頭取からは、「虎穴に入らずんば虎子を得ず。『挑戦』の意識を持って事業に取り組むこと。」とご教授を賜る。


そして、例年通り、「松竹梅」の和菓子をいただく。


数年前に、長谷川頭取に教えていただき、その後調べたが、「松竹梅」は、慶事、吉祥のシンボルであり、もともとは中国で「歳寒の三友」と言われた。


厳しい寒さの中、松は平常心、竹は節度、梅は忍耐。


まさに、コロナ感染が再拡大しようとしていた時に、改めて、この「歳寒の三友」は、心に沁みたのである。


大変な中、踏ん張りながら、耐えながらも、果敢に挑戦する気持ちを忘れずに前に進むことを、改めて肝に銘じた日となったのである。