２０１１年３月１１日午後２時４６分。
東日本大震災…マグニチュード９.０、最大震度７。
福島第一原子力発電所は大きな揺れに襲われた。
各所の被害や安全確認をしている中、未曾有の大津波が建屋に激突、発電機は水没停止する。
午後３時４０分、ＳＢＯ（全交流電源の喪失）が宣言される。
そのままの状態が続けば、原子炉の冷却装置が動かず、溶けた燃料が格納容器を突き破り、メルトダウンへと至ってしまう。
テレビニュースも、大地震と原発の状況を伝え出す。
日本で起こった、前代未聞の大事故を、世界中も固唾を飲んで見守っている。
そんな中、原子炉内の圧力が上がりだし、このままだと、爆発しかねない。
免震棟の吉田昌郎（渡辺謙）所長は、中央制御室の当直長の伊崎利夫（佐藤浩市）へ、直接手作業で圧力を抜く「ベント」が指示される。
当時の総理大臣（佐野史郎）と対峙する、吉田所長。
現場を知らないトップが、結果として、現場作業を遅らせていく。
まるで…決死隊！
是非、観て欲しい！
ムービーオンで、上映中。