山形ワイヴァンズは、現在7勝38敗とB2リーグで最下位であり、非常に厳しい状況である。

様々な外国人選手のケガやトラブルにより負けが続いたこともあり、B1横浜で活躍したジョルジー・ゴロマンを獲得した。
しかし、2試合が終わった時点で肺気胸が発生し手術。
リハビリとトレーニングを重ね、やっと復活したのが広島戦からである。

群馬戦の2試合を含めて4試合を戦った。

もう一人の外国人選手チュウや日本人選手も頑張り、西地区の1位の広島と東地区の2位の群馬との戦いは、負けたが、一桁差の接戦となったのである。



もう一息、何とか勝ち切りたいと、最後の補強選手として、2人を獲得したのである。

仙台、大阪、信州などでプレーをし、ベトナムリーグで大活躍した、マイク・ベル選手である。



オールラウンダーとして、またベテランプレーヤーとして、大いに期待できる選手である。



そして、もう一人が、宇都宮ブレックスからレンタル移籍の栗原貴宏選手である。

川崎ブレイブサンダーズ、宇都宮ブレックスと、B1でプレー経験のあるベテラン選手である。

日本代表にもなった経験を持つ3番、4番プレーヤー。

マイク・ベル選手も、栗原貴宏選手も、今の山形ワイヴァンズに最も必要な選手であろう。

残り試合は、全部勝つつもりで臨みたい。



ラスト15試合を戦う準備は整ったと思っていた矢先、Bリーグより2月28日(金)から3月11日(水)までの試合の延期が発表されたのである。

その前日から、ウェブ会議などが行われ、様々な意見が出た。

感染者が広がっていると言っても、まだ全国的には100人台の感染者なのだから、必要以上の縮小案は早すぎないか?…そんな意見も多かったが、感染者増のリスクヘッジをすることが今は大切との判断に従ったのである。

今後も予断を許さない状況であるが、ここで打ち切りされ順位が決定したら、これまで準備してきた数ヶ月の必死の努力は無になってしまう。

何とか、リーグ戦の速やかな再開を願い、政府には、その背景にある要因の「新型コロナウイルス」治療薬の開発や医療体勢の構築に、全力をあげて欲しいと思うのだ。

最後の巻き返しの機会を、心から願っている。