12月21日(金)、岩手ケーブルテレビジョンの役員忘年会を、山形市の郷土料理店「あげつま」にて行った。

岩手ケーブルテレビジョンに、ケーブルテレビ山形(現ダイバーシティメディア)が経営参画したのが、2007年の12月であった。

あれから11年が経ち、岩手ケーブルテレビジョンは、しっかりと地に足がついた地域メディアとして、盛岡市を中心に事業展開を図り、経営基盤も確かなものになってきている。



阿部新一代表取締役社長、小川康成常務取締役を囲み、12月の株主総会の労をねぎらう。

自分の他に、笹原、奥出、吉田の各岩手ケーブルテレビジョンの取締役が集い、一緒に感謝の祝杯を挙げる。



この日は、12月11日(火)に斎藤茂吉文化賞の祝賀会を行った、山形芸妓の小菊さんと、お孫さんで山形芸妓の菊弥さんの、踊りと三味線を収録した。

実は、現在ダイバーシティメディアで、「生涯現役94歳の三味線の音色…お座敷で奏でた80年」をテーマに、小菊さんの番組制作をしている。



素晴らしい音色を奏でる小菊さん。

菊弥さんの踊りも唄も素晴らしかった。

2人の芸妓の技は、自分たちを魅了したのであった。



お孫さんで、芸妓の後継者である菊弥さんからインタビューをいただく。

ダイバーシティメディアの「バイキングステーション年末新春スペシャル」の中で、放送予定である。



「あげつま」さんの代名詞である「うな重」

とても美味しかった。



偶然にも、同じ「あげつま」の別席で、懇親会をしていた弟の和武も、顔を出した。

彼は、小菊さんの「斎藤茂吉文化賞受賞を祝う会」の事務局として、尽力してくれた。



山形県では、とても有名になった祖母と孫。

小菊さんからは、戦中戦後の様々な花柳界の歴史を伺ったのである。


老舗の「あげつま」の旧館だからこそ、その頃の情景が目に浮かび、浪漫が駆け巡る。

小菊さんの、生涯現役の三味線の音色を、また来年も聞かせていただきたいと、心から願うのである。