今、日本で最も注目されているプロデューサーは、間違いなく古賀俊輔氏だろう。

昨年は、日本映画が苦戦した年出会ったが、「火花」「ナミヤ雑貨店の奇跡」「ナラタージュ」など、3本の映画のプロデューサーを務め、全て興行収入10億円を突破した。



その他にもら行定勲監督作品、廣木隆一監督作品などは、ほとんど古賀さんがプロデュースしている。
「私立探偵濱マイク」や「おしん」などの話題作も手がけてきた。

最近では、エイベックスがしばらくぶりに本格的に長編映画を手がけた「パンク侍、斬られて候」も、古賀さんはプロデューサーとして入り、自身が社長をしているザフールが製作を担当した。



YMF山形国際ムービーフェスティバルの選考委員を13年間されている。

自分とは同じ歳であり、価値観や時代の風の感じ方が似ている。

現在、YMFグランプリ作品の映画化に向けても、グランプリ監督の山本亜希さんの長編製作に向けて、その中心で頑張って頂いている。



現在、古賀さんやザフールが手がけている映画(企画段階から編集段階まで様々)は、約20本ある。

話を聞くたびに、その企画や種類の多さに驚き、とてもワクワクしてくる。

その中でも、世の中を驚かすような原作、監督、撮影監督、主演の企画があり、少しだけラッシュも観て、その美しさに驚き、それには、自分たちも参加することとなる。


タバコを止めて10キロ太ったという古賀さん。自分もタバコを止めた時から10キロ太った。

約1年前は、喘息の薬を吸引しながらタバコを吸っていたので、とても心配した。

まだまだ元気で頑張ってもらわないと…。



様々な企画が始まる。
ここ十数年間、お互いに、様々なことを話し共有して、一緒に頑張ってきた。

これからも、まだまだやっていかなければならないし、家にこもってはいられない!
古賀プロデューサーの企画は、底なしのびっくり箱。

まるで、昔、子どもたちに夢を与えてくれた紙芝居屋のおじさんのように、「乞うご期待」のパソコンの画面を皆んなに見せて帰っていかれたのだった。