午前中から、グループ企業の全体社員ミーティングがあり、東北ケーブルテレビネットワークの取り組みや、ポータルサイトの仕組みなどについて話をする。

その後、グループ会社の局部長会議において、8月と9月の重点ミッションを各社10から20項目ずつ示し共有する。

午後1時20分。
次の局部長会議は午後2時から。



スープがとても美味しい「豚しょうゆパイタン」を食べに、笹原専務と奥出常務、桜井秘書室長と後藤課長代理の5人で「めんこいや」に入る。


笹原専務は普通のラーメン、他は豚しょうゆパイタンを頼む。
笹原専務は、お盆休みをほとんど取れていなかったので、少し元気が無く、自分が奢った。



食事を取っている間、少しずつ笹原専務も笑いながら元気になってきた。

「いつも俺が元気がない時、社長はご馳走してくれるよね!」と笹原専務。
「これまでは、ステーキや、回らない寿司だったけど、今日はラーメンだから…。」と自分。

それだけ、笹原専務とは、長〜い付き合いなのだと、改めて思った。

中学一年生の中体連の武道館で初めて会った。

自分は山形市立第一中学校の剣道部。
横山、木村、榎森、田宮、昌彦、宮田などが同期で、1学年下に尚美堂の逸見、佐藤牛肉店の和則、タイヤショップ・コンノの近野。
今でも直ぐに集まれるメンバーである。

笹原専務は山形三中剣道部。
マルカン山形青果市場の佐藤明彦社長は山形五中剣道部。
山形県警本部交通部長の斉藤昭弘は六中剣道部。
あれから45年、ずっと友人である。



秘書室の2人も、いいお盆休みを過ごせたようだ…。

50歳を過ぎた頃から、どんなに忙しくとも、立ち止まり、「過去と未来を繋いで自分に戻る」という瞬間的な思考感覚がある。

むしろ忙しいので、自分からそうしているのかもしれない。



数日前から読み直している本。
「偶然性と運命」木田元著。
とても良い本。


この中で、ハイデッカーの時間論に触れている。
人間存在の時間構造を語っている。
「己を時間化する」

全てと繋がっている自分という存在。
過去があり、現在があり、未来がある。

時には、立ち止まり、皆んなでラーメンをすすることも、意味があるかもしれない…。