山形市立第八小学校のPTAの仲間たちが「八八の会」を作って、今年で17年が経つ。



今から16年前から19年前の八小の佐藤恵司校長、長谷川泰昭教頭(故人)、冨樫千恵子教務主任、山本正博教務副主任、北野恵美子事務主任が、学校側である。

当時からの歴代PTA会長副会長は、黒田猛さんを筆頭に、逸見、山口、栗原、池野、吉村、大風、金子各氏である。



数年前に、佐藤恵治元校長が、ご高齢を理由に、この会からも卒業したいとのことで、主人不在の会となったが、それでも続けて来ている。



毎年、8月8日、場所は寿司源。

今年は、全会員11名が出席するという快挙であった。



場所は初回から、山形県庁の裏で、山形市立第一中学校の側の「寿司源」
第八小学校、第一中学校のPTAや、学校関係の打ち合わせは、いつもここであった。



山本先生、冨樫先生、北野先生。
皆さん、あの頃と変わらず、とても素敵な笑顔であり、優しさが滲み出ている。



今年で退職を迎えた黒田さん。

年齢的にも、ちょうど舘ひろしさんの映画「終わった人」が話題となったが、やっぱり、ここからが最もクリエイティブな生き方となり、自分らしい生き方を選択するとのこと。

舘ひろしさんは、映画の中で「終わっていない、ここから始まる。」と、話していた。
やっと、自分が決める人生が始まると言う。

そんな話題を語り合ったり、それぞれが近況を話したり、実に心地良い空間の中で、癒される時間が流れた。



大風亨くんは、「大風印刷の引っ張りそうめん」ではなく、「大風印刷の山形蕎麦三昧」をみんなにプレゼントしてくれた。

山形の6社の蕎麦が入っている。
蕎麦の食べ比べだそうだ!



あっという間にお開きの時間となった。


不思議と、この会のことは、今の自己形成の中に、間違いなく刷り込まれている。

いや、この会というより、あの子どもたちや学校の為に、みんなで意見をぶつけたり、相手の意見に耳を傾けたり、悩み涙を流したり、感動のハイタッチをしたり…、そんな第八小学校や第一中学校のPTAの時代の交流が素晴らしかったのである。

きっと、誰かの為、何かの為に、自分を使いまくった「原点」であったのだと思う。

だからこそ、この会の仲間は同士に思えるのだ。


この地域の子どもたちの行く末を、未来を、いつも気にかけて、話題にしているのがこの会のもう1つの意味かもしれない。

高齢で亡くなって逝かれた先輩方や、まだ若くして天に召された当時の生徒にも、毎年思いを馳せ、心からのご冥福を祈る。


来年で18年目…。
この会の存在意義や、同じ時代を生きている責任として、この街の未来を見つめて行きたい。