kazuのブログ

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サラリーマン社長のムービートラベル

4回目の抗癌剤治療に行って参りました。血液検査も今回はクリアし、今、管を付けて書いてます。この管が外れるのが翌々日の午後、憂鬱な2泊3日です。いつもながらの倦怠感、うーん健全な体が欲しい❕

 

そんな治療前の日曜日に見てきた映画がまあ、久しぶりなマイケルナイトシャマラン監督の「オールド/OLD」。「シックスセンス」の衝撃的な監督デビューから「アンブレイカブル」、「ヴィレッジ」、「サイン」と独特の仕掛けで自らの世界を築てきた監督さん。大いに期待です。
ガイとプリスカの夫婦は11歳の娘マドックスと6歳の息子トレントを連れて高級リゾート、アナミカリゾートホテルへバカンスに来た。子供たちの前では平静を装って入るが、実は二人の夫婦関係は完全に冷え切っており、おまけにブリスカは腹部に腫瘍を抱えていた。翌日、ホテルの支配人が4人に声をかけてきた。

「いかがです?よろしければ皆さまだけに秘密のプライベトートリゾートをご紹介しましょう」
退屈だった4人はすぐに飛びついた。だが、ピーチへ案内する車には心臓外科医のチャールズ、若い妻のクリスタル、6歳の娘カラ、そしてチャールズの母クリスタルが同乗してきた。

「秘密だと言ったのに...」

支配人の口車に乗せられたと思っていた4人だったが「立入禁止区域」の入り口に車を止め森を抜け、目の前に現れた絶壁の岩山を目の当たりにした一行はその姿に圧倒された。壮大な荒々しさを持ちながら、どこか不気味さを感じる。そんな岩山の間を抜けるとそこにはホワイトサンズとブルーウェイブが広がっていた。そしてビーチには先着がいた。ラッパ―のセダンという青年。彼は昨夜から泳ぎに出たままのガールフレントを待っているという。パラソルを立て子供たちが泳ぎ始める。岩場の近くで泳いでいたマドックスが悲鳴を上げる。彼女は死んだ全裸の若い女と遭遇。セダンが待ち続けている女性だった。ビーチは突如、パニックになった。そんなところへジャリンとパトリシアの夫婦が到着。それを境目に奇妙な現象が次々と起こる。傷口が出来てもすぐに閉じる。そして子供たちはわずか数時間のうちに

マドックスはどうみても高校生に、6歳のトレントとカラは11歳に。そして大人たちの顔にはしわが目立ち始める。博物館員で働くプリスカは今の現状を訴える。

「おそらく、巨大な岩場の磁気によって猛烈なスピードで老化が進んでいる。遺体の朽ち果てて行くスピードだとここでの30分は通常世界の一年間に相当する」

皆は先を争って岩場をくぐりぬけるようとするがだれもがビーチへ戻って来て気を失ってしまう。このビーチでの一日過ごすということは人生の大半を過ごしてしてしまうという事。子供たちは見る見る間に成人になり、大人達は次々と老衰で死んでいく...

 

なかなかね、「シックスセンス」以上の作品は出来ません。映画ファンはどうしてもあまりにも出来すぎた作品がデビュー作だった場合、その作品をスタンダードとして考えます。本作も「アンブレイカブル」も「ヴィレッジ」も「サイン」もなかなかにできた作品だと思いますが目が肥えてる映画ファンはもっともっとと欲求を満たしたがります。作品自体がそうですねー、観る者を欺き、衝撃を与える。そう、「だまし絵」みたいな感じの作品ですよね。以前パリへ添乗に行った時思いました。パリの街には至る所にだまし絵の作品が張られています。これを観た時、「ああ、『シックスセンス』ってこんな作品やったんや!」ってね。だから、あれ以上の作品はなかなかできないですよ。脚本にも恵まれないと...。

今回の作品は、私としては「シックスセンス」までとはいかなくともなかなか良かったと思いますよ。一日で50年分の年をとるってどういう事だろう?今まで10年以上連れ添った夫婦が長年の間にいろんな外的要素から亀裂が走り、修復不可能な関係になります。しかし、プライベートビーチという「密室」で何の外的要素もないところで改めてお互いを認め合い、自らの非を認め、死の直前に10年分の愛を取り戻すって言うのはなかなか良かったって思います。

ただ、観ていて先が読めるって言うのはシャマラン監督にしてはどうかな?とは思いますけど...。

で、残された子供はどうなるかって言うのは、やっぱり観てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山田洋次監督って凄いですよね。89歳ですよ。60前でアップアップしてる私とはわけが違う。やっぱり、日本の名匠の一人に上げられるんですよね。でもね、私、やっぱりこの人が名匠として褒めたたえられるのは渥美清さんの力なくしては語れないと思います。よく、山田洋次がいたから渥美清が生きたなんて言う人がいますが逆だと思います。正直、渥美さんが亡くなられた後の山田監督の作品ってやっぱり、物足りなさというか、一種、虚無感と言うか、どうしても感じてしまうんですよね。89歳にして作り上げたこの「キネマの神様」ですが、これ自分の集大成にしようと思っているのかなとも感じられます。この作品、最初の主演は志村けんさんでしたよね?それがコロナで亡くなられて友人だった沢田研二さんが代役に立っててなったんですけど、私は志村さんの前にどうしても渥美さんの面影があったように思えてなりません。


ゴウこと円山郷直はアルコールとギャンブルに溺れ、妻の淑子や娘の歩のお荷物となっていた。彼の唯一の話し相手は孫の勇太と今は町の小さな映画館の館主となっている、親友のテラシンこと寺林新太郎。ゴウとテラシンはかつて映画の撮影所で働く助監督と映写技師であった。二人は仕事が終わると夜ごと、撮影所近くの食堂で、看板娘だった淑子やスター女優の園子、そして撮影スタッフたちに囲まれ映画について語り合い、いつかは後世に残る作品を作ることを夢見る仲間だった。若き日の二人の姿が蘇る....。

 

ゴウは名監督の出水らに仕える助監督。テラシンは映写技師として撮影所で働いていた。ゴウの夢は自分の書いた脚本を自らの手で監督すること。ゴウの思い描いた脚本、その作品の名は「キネマの神様」。テラシンはそんな才能を認める一人だった。二人はお互い、食堂の娘、淑子に思いを寄せていたがゴウはそんなそぶりを見せない。テラシンは思い切って淑子に思いを打ち明けるが、淑子が心を寄せているのはゴウ...。そんな時、ゴウに初監督という幸運が舞い込む。作品は勿論、自らの脚本、「キネマの神様」。主演はスター女優の園子。だが、撮影初日、ゴウは極度の緊張と作品に対しての入れ込みすぎで周りの撮影スタッフと軋轢を生み、あろうことか自らが大怪我をするという失態を犯す。撮影は中止。失意のままゴウは撮影所を去ってゆく。そして淑子は周囲が止めるのも聞かずゴウを追って行くのであった...。

 

そんな夢を追い、夢に破れてから、約50年の歳月が経った。ろくでなしの年寄りになり果てたゴウに孫の勇太が言う。

「おじいちゃんには才能が有ります」

勇太が手にしていたのは一冊の古ぼけた脚本。表紙には「キネマの神様」とあった。

「これは面白い!この脚本を現代風にアレンジしよう」

ゴウが脚本を読み、勇太がパソコンに打ち込む。祖父と孫の共同作業が始まった。狙うは脚本大賞...。

 

 

ジュリー(この言葉も死語かな)を見てて違和感を感じました。これはなんかちゃうかな?正直、大変申し訳ないけど志村けんさんがやっていたとしても違和感を感じたと思います。もし渥美さんが生きていたらこの役、渥美さんだったかなって。ゴウのセリフの言い回しと「今に見とけ、いつかは俺は...」ってスタイルはどうしても寅さんなんですよ。映画が好きな寅さんが夢破れて、年取って、どうしようもないろくでなしになって人生の最後を迎えた時...。このゴウかなって思ったんですわ。あくまでも私の私感です。だけど、主人公の若き日のゴウにセンチメンタリズムを否定させておきながら、その実、思いっきりセンチメンタリズムな作品を描いているのは山田監督らしいかな。

こう、色々思うと山田洋次監督って人情喜劇をたくさん撮ってらっしゃいますけど、今まで監督の手腕で役者が生きたって思ってたんやけど役者のおかげで山田監督の手腕が生きたんじゃないかと最近思うようになりました。勿論、「男はつらいよ」シリーズは素晴らしいと思います。そしてもう一本、やっぱり日本映画史に燦然と残る「幸せの黄色いハンカチ」やね。結局、名匠、山田洋次監督作品で私の心に残るのってこの1シリーズと1本だけなんですよ。正直言って彼が撮った時代劇ものの作品、「たそがれ清兵衛」や「武士の一分」なんかはさほどいいとは思いません。特に「武士の一分」はこれが山田洋次の作品?って思いました。

やっぱり、「男はつらいよ」と「幸せの黄色いハンカチ」には渥美清と高倉健という不世出のカリスマいたからなわけで、この二人で山田監督が生きたんちゃうかなって私は今回の作品を観て今更ながら思いました。決して本作品が悪いとは思わんのやけど、うーん、なんかなー。この作品、志村さんがやたら取りざたされるけど、本当は山田監督の心の中のどこか片隅に渥美さんがいたようなそんな気がします。本人は認めへんと思うけど...。

言ったらあかんこと言ったような感じ、これは私感ですよ、私感。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 


 

治療が再開しました。一進一退ってな感じですね。治療出来たら出来たでからだはやっぱりえらい。行くも地獄、引くも地獄。まあ気を紛らわせながらやるしかしゃあないか。世相に目を向けると菅首相が次の自民党総裁選出馬を断念されました。まずは「一年間、本当にお疲れさまでした。」とやかく言う奴ぎょーさんおりますけどまずはこれでしょう。これだけの難局よく耐えてこられたと思います。コロナ対応の遅れを指摘されがちですが、たった一年で菅さんが行って来たこと並べてください。就任早々に学術会議の任命拒否(これはお見事!軍事には協力しないと言いながら中国の千人計画には協力するという売国奴たちに楔を打ち込みました)、携帯料金の引き下げ、不妊治療の保険適用、原発処理水海洋放出、土地利用規制法、台湾外交、そしてオリパラ開催。日本の面目躍如です。それにワクチンだって世界水準で比べても断然感染を抑え込んでる日本が東南アジアでは異例の供給率。口ばっかでなんもしないコメンテーター、MCの方々、他の人がやってこれだけのことできましたか?立憲民主が?共産党が?出来るわけない。確かに100%じゃありません。けど、業績は認めるべきです。

 

そんな相も変らぬ、非難ばかりといらいらの日常にはやっぱし、「おバカ映画」が一番!と言うことで免疫も下がっているというのに観に行って参りました「毒を以て毒を制す」の「スーサイドスクワッド」の続編、「ザ・スーサイドスクワッド 極悪党集結」。

もう観る前からわかってました。この程度の作品だろうと、だからええんです。これで...気さえ晴れれば。


南米のある独裁国家。この国の指導者の暗殺をアメリカ政府高官アマンダウォーラーはフラッグス大佐率いるタスクフォースX、通称〝スーサイドスクワッド″の面々に命令を下す。メンバーの中には超危険な犯罪レディ、ハーレイクインもいた。だが、上陸と同時に部隊は全滅。じつはこの舞台は囮で、スーパーマンをあと一歩のところまで追いつめたブラッドスポート率いる別動隊が潜入に成功していた。極悪部隊の面々は平和のためなら女子供の殺戮をいとわないピースメーカー、自由自在に鼠を操る女ラットキャッチャー、陰キャラながら体から殺傷能力抜群の謎の水晶体を発射するポルカドットマン、そして半鮫半人の人肉大好きキングシャーク。彼らに囮部隊で辛うじて生き残れた、フラッグス大佐とハーレイクインを部隊に加え、独裁国家に迫るのだかこの国にはもう一つ秘密があった。宇宙からやってきた生命体を確保し、破壊兵器の研究のための生体実験を行っていた。スーサイドスクワッドの面々にはこの実験の阻止も命令にあったのだ。すでに宇宙生命体に寄生されたこの国の人々。果たしてブラッドスポートやハーレイクイン達はこのエイリアンを倒すことが出来るのか...。

 

もう十分でございます。腹いっぱいでございます。突っ込みどころも何もありません。ただ、サメ人間、キングシャークの声が、ああ、シルベスタースタローン...。他に仕事ないんかいな。なけりゃ、いまさら仕事せんでもええやろ。

一つ主演のマーゴッドロビーに触れておくと、なんかハーレイクインがはまり役になってしまいましたが、こんなおバカキャラが出来るかと思いきや、キャリアウーマンも伝記ものもこなせる。ハリウッドの若手有望株です。これからどんな役をやるのか期待です。