ラジオ英会話2024年7月15日放送分から | stl52のブログ

stl52のブログ

ブログの説明を入力します。

どうも。

 

さっそく行きます。

 

OPENING

 

Onishi: Hmm, I'm afraid there's no royal road to losing weight.

 

ろーざ: 先生、そろそろあきらめたら?まあ、ありのままで素敵だよ。Hey everyone, Akino Rosa here.

 

David: And I'm David Evans, step by step, day by day.

 

 

Lesson 71 主語の拡張 - 動詞ing形・to不定詞

 

 

[KEY SENTENCE]

Practicing is the only way to get better.

 

3か月続いた文の基本的形についての学習も、最終段階に近づきました。これからは、文の中心的要素、主語・目的語を皆さんが学んだ様々な要素で「拡張」していきます。まずは主語を動詞ing形・to不定詞で拡張します。

 

 

DIALOGUE

ピアノ教師のストラヴィンスキー先生と、新しい生徒セイイチロウが話をしています。先生からためになることわざを教えてもらったようですよ。

 

Seiichiro: Ms. Stravinsky, this Beethoven sonata is much harder than I thought.

 

Ms. Stravinsky: Yes, many students think the Moonlight Sonata is easy, but it isn't at all.

 

Seiichiro: I want to play it as well as Sotoda Michiko.

 

Ms. Stravinsky: Ah yes, the famous pianist.

 

Seiichiro: How can I play like her?

 

Ms. Stravinsky: Practicing is the only way to get better. I'm afraid there is no royal road to learning.

 

Seiichiro: What does that mean?

 

Ms. Stravinsky: It means there are no special shortcuts.

 

Seiichiro: I see.

 

 

WORDS AND PHRASES

but it isn't at all.

さあ、ここでit isn't at all not at allというフレーズが出てきましたね。at は「点」です。「すべての点において~ない」そこから「全く~ない」という強い否定となっています。

 

How can I play like her?

さあ、この how もちろん「やり方・方法」をたずねています。

 

What does that mean?

さあ、今の文はまとめて覚えてみてくださいね。必ず使う機会がありますよ。

 

 

GRAMMAR AND VOCABULARY

This Beethoven sonata is much harder than I thought.

このベートーベンのソナタは、私が思っていたよりもずっと難しいです。

 

much harderは「はるかに難しい」。比較級の強調表現です。比較級を強調する場合veryやsoなど通常の強調表現を使うことはできません。それは、比較級が対象との「差分」に注目する表現だから。難しさの差がたくさんあると、その「差」の違いに焦点を当てなければならないわけです。また、ここではthanの後ろの比較対象にI thoughtと節が使われていることにも注意しておきましょう。thanの後ろに使えるのはthan Takeo(タケオよりも)といった単純な名詞だけではないのです。

 

 

I want to play it as well as Sotoda Michiko.

私は、ソトダ・ミチコさんと同じくらい上手にそれを演奏したいのです。

 

as well as Sotoda Michiko の as ~ as … は「…と同じくらい~」。同等であることを示す表現です。このフレーズの使い方は単純。形容詞・副詞にこの「フリル」をつけるだけ。この文の基本的な形は、I want to play it well.(上手にそれを演奏したい)。この副詞 well に as ~ as Sotoda Michiko というフリルをつけ、「ソトダ・ミチコさんと同じくらい上手に」としているのです。

 

 

(ダイアローグの日本語訳)

ストラヴィンスキー先生、このベートーベンのソナタは、僕が思っていたよりもずっと難しいです。

 

そうね、月光ソナタは簡単だと思っている生徒さんは多いけれど、決してそんなことはないのよ。

 

僕は、この曲をソトダ・ミチコさんと同じくらい上手に弾けるようになりたいのです。

 

ああ、そうね、有名なピアニストよね。

 

どうすれば彼女のように弾けるようになるでしょうか?

 

上達するには練習するのが唯一の方法ね。残念ながら、学ぶことに王道はないのよ。

 

それはどういう意味ですか?

 

特別な近道はないということです。

 

なるほど。

 

 

TARGET FORMS

Practicing is the only way to get better.

練習することが上達するための唯一の方法です。

 

ゴガクルの解説より:「英語は「配置の言葉」。文中の位置がその表現の機能を決定する言葉です。この文を見て「ああ、この動詞 -ing 形は動名詞だから主語として使えるんだな」と考えたなら、話はまるで逆。英語の本質に理解は届いていません。動詞 is の前は主語の位置。そこに置けば「何でも主語になる」と考えることが大切です。「何でも主語になるんだから動詞 -ing 形も気軽に使っていいんだ」―― それがネイティブスピーカーの気軽な文作りなのです。」http://gogakuru.com/english/phrase/285229

 

さあ、それではキーセンテンスの練習を始めていきましょう。

 

 

PRACTICE

さあ、主語の位置をしっかりと意識してください。そこには何でも置くことができます。何でも置けば、それは主語として認識されるということです。さあ、主語の位置にPracticingを置いていきましょう。

 

Practicing is the only way to get better.

 

ヒョイと置いてくださいね。

 

Practicing is the only way to get better.

 

 

はいOKです。それではその他の例も一緒に身につけていきましょう。

 

Jogging is a good habit.

ジョギングするのはいい習慣です

 

Getting enough sleep is important for good health.

十分な睡眠をとることは健康にとって重要です。

 

動詞ing形を中心とした長いカタマリも積極的に使いましょう。

 

 

To succeed requires hard work.

成功することはたいへんな努力を必要とします。

 

to不定詞も主語の位置に置けば主語。

 

それでは今紹介した表現をデビッドさん、ろーざさんと一緒に声に出して練習しましょう。

 

David: Whatever comes before the verb is the subject. So, of course, ing verbs and to infinitives are okay. Let's practice together.

 

デビッド: 動詞の前に来ればなんでも主語。だから動詞ing形とto不定詞ももちろん大丈夫。一緒に練習しましょう。

 

Rosa: Repeat after us, everyone.

 

jogging

jogging

Jogging is a good habit.

Jogging is a good habit.

 

David: Great work! Let's keep going.

 

getting enough sleep

getting enough sleep

Getting enough sleep is important for good health.

 

One more time.

 

Getting enough sleep is important for good health..

 

Rosa: Okay, one more.

 

to succeed

to succeed

To succeed requires hard work.

To succeed requires hard work.

 

 

David: Unlock your potential.

 

Rosa: Repetition is the key.

 

Rosa and David: Great work.

 

 

GRAMMAR IN ACTION

 

動詞ing形やto不定詞を気軽に主語の位置に置いてみましょう。

 

1.

日本語: ギターを上手に演奏するには練習が必要です。それはひと晩で学べることではありません。

 

ヒント: ひと晩で overnight

 

解答例: Playing the guitar well takes practice. It's not something you can learn overnight.

 

動詞ing形のかたまりPlaying the guitar wellを主語に気軽に置けたら合格。

後半ではsomethingの説明をyou can learn overnightでいっています。

-thing/-one/-bodyで終わる名詞は、意味が漠然としているため、頻繁に後ろに説明がおかれます。

overnight「一晩で・すぐに・突然」

 

 

2.

日本語: このプロジェクトを時間どおり終えることが、今日の私の唯一の目標。何かに気を散らされることがあってはならないぞ。

 

ヒント: 気を散らされる get distracted

 

解答例: To finish this project on time is my only goal today. I mustn't get distracted by anything.

 

to不定詞大きなかたまりを作ることができますよ。

goal(目標)と進んでいくイメージのto不定詞がいいコンビネーションを作っていますね。

on timeは「時間通りに」。

ヒントでお出ししたようにget distracted「気が散る」

 

 

ENDING

Onishi: So, practicing is the only way to get better at English.

 

Rosa: That's right. So, all you have to do is practice, practice, practice.

 

David: Don't get distracted. You can do it!

 

 

エンディング

大西: つまり、英語でも上達には練習あるのみ、ということだね。

 

ろーざ: そのとおりね。やるべきは練習、練習、練習のみ。

 

デビッド: 気を散らさずに。皆さんらできるよ。