点と点のつながりは
予測できません。
あとで振り返って
点のつながりに気づくのです。
今やっていることが
どこかにつながると
信じてください。
何かを信じてください。
あなたの根性、運、業、
なんでも構いません。
その点が
どこかにつながると
信じていれば、
他の人と違う道を歩いていても
自信を持って
歩き通せるからです。
それが人生に違いをもたらします。
スティーブ・ジョブズ
.....................................................................この世界を人間の寿命で理解するには限界があります。
私たちは過去から未来へつながる線の上をあるいているようなもので、死んで振り返った際に、あぁこういうことだったのかと終わってみて初めて何かわかることがあることもあるでしょう。
ジョブズは、つかもうとしてもつかみきれない今にだけで何かを決めるのではなく、自分を信じてできることを軸にその命の指標をつくることを提案しているように感じました。
「ここから始まったんだ!」
と後にその時の今と線と線でつなぐために、今、この場所でできることが必要なんです。
今は何になるかわからなくても、仕上げの段階で必ずそこを通ったことが活きる…そこを通ったからこそ、今がある
自分の方角を今以上に強く感じる日が来ることを応援してくれる言葉です。
では、そんな言葉を別の視点からつなぐ言葉になるようなものを選んでみたので紹介します。
記憶は、
私たちに継続感を与えてくれるので
便利です。
しかし、
記憶は予測可能な方法の中に
私たちを留めるため、
私たちを刑務所に入れてしまったりもします。
(中略)
私たちが記憶を使うとき、
私たちは創造者です。
しかし記憶が私たちを使う時
私たちは犠牲者になってしまうのです。
あなたが「宇宙のパワー」を手に入れる瞬間/ディーパック・チョップラ(著)
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私たちは、無意識に習慣として決めていることが多いと思います。記憶もそうですね。
世の中には便利なものが流行り、それがひしめいていますが、旅すると不便なことに出会います。そういう時は、必然的に記憶からの支配に自由な自分がいます。
旅は、予定通りにいかないですからね。必ず何かを諦めていますが、そういう時に、犠牲者でいたらもっといろんなものを諦め続けなければならないのかもしれません。
ジョブズはまさに、信じていることを形にすることによって、時間軸を自分軸にしてしまうスペシャリストだったのかもしれませんね。