その61 プリウス | サラリーマンのポルシェ日記 海も行くよ編

その61 プリウス

プリウスが嫌いです。

と、いうと語弊があるので、正確に書きます。

プリウスの技術はスゴい!
そういった車が地球上でこれから必要なことも分かります。

買った人も批判はしません。

でも、あれは車じゃあありません。
移動家電です。

エンジン始動はボタンのみ。
オートマのレバーはジョイスティックみたい。

おまけにデザインは美しくない…

車って、保有することによる喜びがあるのはず。

プリウスも買うと嬉しいよ。

そういうことを言う人がいます。

否定しません。

でも、その喜びは液晶テレビを買った時と一緒。

20年保有し続けていることは出来ない。

だって、ちょっとバージョンが変わるだけで、前のモデルの魅力が無くなるから…

喜びがスペックだけにしかつながらない。

直しながら維持して、エンジンかけるたびに喜び、そして心配する。

そんな機械との対話は継続しない。
それがプリウスの難点だと思います。

希少金属を大量に使って作った車を20年保有し続けられない。

それはエコですか?

大量消費の大罪を正当化するための商品では?

ただし、車という商品カテゴリーをこんなにした功績という意味では、プリウスは歴史に残る商品だと思います。