気合い!! -9ページ目

晩秋

木々が次々に色づいて

そして冬がもうそこまで来てるのを告げるかのように

葉を落としていく

枝から落ちていく葉が

この季節の匂いを漂わせ

独特の音を奏で

確実に時が過ぎるのを感じさせる

毎年の同じ匂い

その中に感じる淋しさ

なぜ人は淋しさを感じるのか

そんな感傷的なことを考えたりして

晩秋の匂いが

ほんの少しだけ

僕の心をゆさぶる

大好きな君・1(part4)

おじゃまします~

とりあえずでかいピアノを置くとこを決める…

窓際…

いや~やっぱ一人暮らしの部屋にこのピアノはでかいな

「あ、なんか飲む?」

いやいやおかまいなく~

緊張で口がカラッカラだわ…

しばらくおしゃべりが続く

時計が一時を過ぎたとき、じゃあそろそろ帰るね〓

お邪魔しました~

「下まで送ってくよ~」

お?

そんなことまで…(泣)

駐車場についたころ

「スガちゃんちのカーテン見たかったな~」

遮光カーテンの話に食い付いてきた?

え~!!俺んちきたねーよ!!

とか言いつつ部屋掃除しといて良かったと心底思う…

じゃあ行く?

「やった~♪」

つーわけで俺んちに行くことになったわけで

まさかの展開

ヤバス

ま~俺んちきても普通に話しただけやったけどね

二時間くらい話したあと

「じゃあそろそろ帰るね」
車で送っていく

彼女の家に着く

はい、到着~

しばらく話してる

話がとりあえず一区切り

降りない



なぜだ…

「眠くなってきた~」

…ヤバイかわいい

つかなぜ車で話してんだ?

ま~この密室な空間

万歳

四時くらい

プリン食べたいという話しになり

買いにいく

おごる

また駐車場にもどってくる

話しが続く


そして、五時…

「あ、そろそろ帰らなきゃね…ありがとう 」

こちらこそ君との時間をありがとう

ま~心の声だよね


これが、初めて二人であった日の話し

大好きな君・1(part3)

いきなりのメール

僕は焦りと喜びでいっぱいになった

しかもちょうど君の話をしていたとこだったから

余計にね

メールの内容は

文化祭で発表があるからピアノを貸してってさ

お、俺のピアノ?

あ、なんだ…

そ~ゆうことね

ま~ちょっぴり残念だったけど

そんなことよりまた会えるっていううれしさがそれをうわまった

だって、あれきりでもう会えないって思ってたからさ…

うちには来ないと思うけど一応掃除しとこう

汚すぎ

で、夜

でかいピアノを一人でせっせと車に積み込む

いよいよ

彼女の家に向かうとき

ドキドキが絶頂を迎える

この緊張はなんだ…

あ~第一声はなんにしよ?

明るく行くか?

「おっす!」

いやいや渋めで行くか?

「やぁ!」



んなことを考えてるうちに到着!

家の前で待っててくれた!

やべー!!

やべーって!!!

かわゆす(;_;)

も~心臓バクバク!



車を降りて第一声



「おざーっす!」



なんだそれ…

おざーっす!って

しっかりしろよおれ…


そんな俺に

「おざーっす!ごめんね~ ありがとう♪」

笑顔が素敵


いやいやこちらこそ君に会えてうれしいよ…

これは僕の心の声

とりあえず、でかいピアノは絶対もてないから俺が部屋まで運ぶことに

エレベータの密室

俺、鼻息荒くないか?

つか、この格好でよかったかな?

つか鼻毛出てないか?

おぃおぃ

色々心配になってきた…

ヤバイ

軽くうつ…

それにしてもいい匂い

で、部屋に到着


うわぁ…

すげ~いい匂い…

そして女の子らしい部屋だな

全然違うわ…(前の彼女と)
って、そんな話はいいとして


ここから何かが始まった…