肝機能が気になったら | 紫野瀨﨑家

紫野瀨﨑家

紫野瀨﨑家は紫野学区の今後さらなる発展のために慈善活動を行う藤原鎌足を先祖に持つ自称名家です。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど、自覚症状が現れにくい臓器です。日々、体内で重要な役割を果たしているにもかかわらず、ダメージを受けていても気づきにくいのが特徴です。ここでは、肝臓の健康を保つためのポイントや、肝機能に不安を感じたときの対処法をご紹介します。

1. 肝臓の役割とは?
肝臓は、私たちの体内で最も大きな臓器の一つで、以下のような重要な役割を担っています。

代謝機能:たんぱく質や脂質、糖質をエネルギーに変え、必要に応じて蓄えます。
解毒機能:薬やアルコール、老廃物を分解し無毒化します。
胆汁の生成と分泌:脂肪の消化を助けます。
このような働きを担っているため、肝臓が健康であることは全身の健康に欠かせません。しかし、肝臓はダメージを受けても痛みなどの症状が出にくいため、定期的な健診で肝機能をチェックすることが大切です。

2. 肝臓を傷つける要因
肝臓に負担をかける要因として、以下の三つが挙げられます。

① 肝炎ウイルス
日本ではB型肝炎やC型肝炎ウイルスへの感染が肝疾患の主な原因とされています。近年では早期発見と治療が進んでおり、肝炎ウイルス検査を受けることで適切な対策が取れるようになっています。特に、一度も検査を受けたことがない方は、早めに検査を受けましょう。

② アルコール
長期間にわたる過度の飲酒は、肝臓に中性脂肪が蓄積される「アルコール性脂肪肝」や、発熱や黄疸が見られる「アルコール性肝炎」を引き起こすリスクを高めます。さらに進行すると肝硬変や肝臓がんに繋がる恐れもあります。適量を心がけ、飲み過ぎには注意が必要です。

③ 肥満
肝臓の病気と聞くと「お酒の飲みすぎ」と思いがちですが、肥満や運動不足も肝臓に負担をかける原因です。特に、肥満により中性脂肪が肝臓に過剰に蓄積される「非アルコール性脂肪肝」は、肝硬変や肝臓がんに進行するリスクがあるため、適正体重を維持することが重要です。

3. 肝機能をサポートする生活習慣
肝臓を健康に保つためには、日々の生活習慣を見直すことが大切です。次のポイントを意識して、肝機能を改善しましょう。

肥満を防ぐ
肥満が原因で肝機能に負担がかかりやすくなるため、適正体重を目指し、腹八分目の食事を心がけましょう。

糖質と脂質を控える
エネルギーとして消費されなかった糖質や脂質は、中性脂肪として肝臓に蓄積されます。ごはんや甘いお菓子、揚げ物などは控えめにし、バランスの良い食事を心がけましょう。

たんぱく質とビタミンの摂取
肝細胞の修復に必要なたんぱく質は、青魚や鶏ささみ、豆腐、卵などから適量を摂りましょう。また、ビタミンEを豊富に含む緑黄色野菜やナッツ類も、肝機能の維持に役立ちます。

アルコールを控える
アルコールは肝臓に負担をかけるため、飲みすぎに注意が必要です。厚生労働省のガイドラインによると、男性は1日40g以下、女性は20g以下の純アルコール摂取が目安とされています。例えばビールであれば中瓶1本(500mL)程度が適量です。

運動習慣をつける
運動は、肝臓に蓄積された中性脂肪を減らす効果があります。1日30分の有酸素運動を目標に、ウォーキングやジョギングを取り入れましょう。筋トレも脂肪燃焼を助けるため、スクワットなどの筋力トレーニングもおすすめです。

まとめ
肝臓の健康は、全身の健康と深く関わっています。自覚症状が現れにくい分、定期的な検査や生活習慣の見直しが大切です。肝機能が気になる方は、ぜひこの記事を参考に、日々の生活習慣を改善し、肝臓をいたわりましょう。

 

参考:11月 肝機能が気になったら、全国健康保険協会ホーム