ドラッカー入門―万人のための帝王学を求めて/上田 惇生

¥1,680
Amazon.co.jp

社会人になって2年。
今更ながらドラッカー入門。
以前読んだプロフェッショナルの条件にインスパイアされたので
ドラッカーを読んでみたいと思っていたものの、なかなか手が出ず。
そんな時に手っ取り早くドラッカーさんの主張を読める本として
この本を知った。

まず、マネジメントの目的が人の幸せだったなんて知らなかった。
そのために組織をどうやって運営しましょうか、というのが起源なのだそうで。

個人としてどうすべきか、ということについて。

知識は専門化するほど単独では役立たなくなる。
他の知識と連携してはじめて役に立つ。
現在、マネジメントというと
高度に専門的な知識を他との恊働によって有効なものとするための方法を指す。
このマネジメントの知識が、今後、特に必要とされる。
そういったことをふまえ、今後の教養とは
①読み書き
②コンピュータ
③外国語
④マネジメントの知識
⑤自らの専門領域についての高度な知識
⑥その他の専門領域の意義についての理解
⑦セルフマネジメントの能力(タイムマネジメント、プレゼン能力、コミュニケーション能力)
であるといえる。

この本はあくまで主張をまとめた本なので裏付ける理屈の詳細については
それぞれの本を読むしかない。
それにしても説得力があるし、わかりやすくまとめられている。
生き方を考えるためにも、ドラッカーさんの著作は早めに一通り読みたい。