※参考までに前の記事の「気がする問題」、私の場合を書いておきます。」

 

 
 
 
 
 
参考でに私ステップあやは、摂食障害のあの頃、疲れたーと家族がいうだけで責められてる気がする、という自分の問題を解決していく際に、家族にどう自分の気持ちを伝えたか
 
 
ということを参考までにまとめてみます。
 
これが正解ってことじゃなくて、本当にみんな違っていいと思うから参考程度によんでね
 
 
昔は私も、ずっと、父がドアをバタンとしめるだけでも責められてる気がしていて、がたがた音立てて掃除してるの聞くだけでも責められている気がしていて、本当に「女の癖に恥ずかしくねえのか」と言うのも「こんな娘はダメなやつだ」と認められていない気がして、すごく怖かったのです。
 
 
 
 
結論からいうと私の場合は、
 
「責められている気がする」
「認められてない気がする」
という気持ち自体は、父に伝えませんでした。 
 
※正確にいうと、それを伝えると、相手も責められてる気持ちになる、私が心地よくなるためにお前がガマンしろと行動を制限されてる気になるのか、バトルになって余計に疲れることが多かったので、それを伝えるのはやめた。
 
 
その代わり、前のページでかいたように
「気がする問題を自分の課題」と整理してから、
以下の自分の気持ちをありのまま、伝えることはしてみた。
 
 
「私が自分でこうしてないとダメだと自分を責める思い込み(癖)があるみたい。」
(相手のせいじゃなくて、自分の事情でこうなってることを伝える)。
 
「あなたは全く責めてるわけじゃないってわかってるんだけど、自分を責める自分が出てきちゃってしんどくなることがある」
(あなたを責めているわけじゃなく、私が私の問題に私が悩んでいる事実を伝える)

「自分で自分の考え方変えたいと思うけど、まだうまくいかない」
(あなたがガマンして私が気に障ることを言わないよう変わるべきといってるわけじゃなく、私が私の課題として自分でできる努力をしていることは伝える。)
 
「お父さんはこういう時自分を責めて苦しくなったことある?」
(相手がこう感じる現象を、相手はどう捉えるのか、感じるのか、聞いてみる。参考になる部分があれば、取り入れる。)
 
 
 
・・・
 
って伝えることは、あったかな。
 
 
※「私の事情で、こういう風にあなたがすると責めてないとわかってるけど責められてる気がするから●●のようにしてくれると助かるかもしれないけど、こんなことお願いして大丈夫かな?」ってお願いするのもやってみてもいいことだと思うけど、何度かトライして、父はそういうのを受け入れられる人ではないと判明しました。
 
 
 
そういう風に私が私と向き合っている私の思いを知って、相手がどうするか、どうもしないのか(疲れたー!と言わないように気づかうのかそうでないのかは相手の課題なので、相手の判断にお任せします。
 
※そういう整理の仕方だと「この前ヤダっていったのになんで変わってくれないの!」というイライラが生まれなくてラクです。
 
 
 
また
 
相手はせめてないと分かってると言いながら
「本当は相手も自分の中の≫毒俺と同じように思ってるのではないか」
という疑念が自分の中にあるからモヤモヤする感情が生まれているのかな?
 
ということまで、自分の問題を整理できた場合は、
その疑問を確認するための声掛けを相手にしてみたことはある。
 
 
 
たとえば、相手がいつも通りバタンバタン音立てて掃除して疲れたーって言ったときに「私責められるのかも」って感じたままガマンするのではなくて
 
 
「お疲れ様ー!ここすごいキレイになったね」
「ここ掃除してくれたの、ありがとう!」
「凄いパワーだね、私もこの病気の治ったらこの疲れやすいの治るのかなあ」
※今は私病気じゃないけど私がまだ病気のころという意味ね
って「自分の気持ち」を伝えたみたり
 
「まだやるとこあるなら、何か手伝おうか?」
って、相手の気持ちを「聞いてみた。
 
 
そう声をかけてみると(父の場合は、短気だけど表裏はないので、私を責めてるなら責める言動をする、というのが観察してみてわかったことだったので)、怒ってる時は怒ってくるし、怒ってなければ怒ってないので、「本当は父も私の中の毒俺と同じように私を責めてるのではないか」と分からなくてモヤモヤする疑問については、真実を確かめられました。
 
だいたいの場合は、「父はやっぱりそんなこと思ってなかった(私を責めてるのは私だけ)」とわかることの方が多かったのです。
 
 
 
が、もちろんそうではないときもあって、「やっぱり責められてた💦」とわかることもありましたが、本当はどうか分からないからこそ「本当はどう思ってるんだろう」「もしかしたらこう思ってるのではないか」という自分の想像のストーリーを限りなく繰り広げていく苦しさはなくなり、目の前の現実についてどうするかを考えていけるので、エンドレスの気がする問題を解決に近づけてゆくことができます。
 
 
「そうだよお前が悪いんだ、手伝え!」
っていわれたら、
 
何をしてほしいのか聞いて手伝えることは手伝う。
 
でも自分に出来ないことはできないのだから仕方ががないなと諦めつけたりね。
 
 
 
 
私は整理整頓が苦手で、どうしてもできないこともあるのですが
 
「女のくせにだらしねえ、恥ずかしくないのか」などと言われたら

そう思われないようにしなきゃ、、、じゃなくて
(そう思ったってできないものは出来ない)
そう思われることを受け入れて、
 
「そうー。私ダメなんだよね」 と認めて
「お父さんいつもいつもありがとう✨」
 
と伝えてみたら、ダメだこりゃと言って爆笑されて終わったこともありましたw
 
 
あれ? 出来ないダメなやつと思われたらどうしようって思ってたけど、別にできない私でもダメじゃなかったんだなって。
 
 
 
手伝えることを手伝っても、やったことは当たり前で、いちいちすべて自分の思い通りじゃないとこ見つけてと文句しか言わない、、ってされるとあれは腹立つんですが「私がやっても手間増やすみたいだからやんないよ」っていって怒らせておくこともあえてやった。
 
人の機嫌を私がとろうとしない
自分のご機嫌とりをする
っていうことの練習です。
 
 
放っておけば私が「いい子」やらなくても、相手の機嫌て勝手に戻るんだな、って当たり前のことにも気づきました。
 
 
 
 
そして、その時の父の発言や行動ひとつでこの人は私を責めてるとか受け入れてないとか判断せずに(人って、誰しも、その時の考えを言うのであってその後の変化までは本人も予想してないので言いません、その行動や発言の前後の様子も観察する。
 
 
別に、その時そのことについて怒る、認められない=存在否定、ではなくて、「怒られながらも、ダメだなと思われながらも、認められてるし愛されてる」という事実もあるんだと気づいたときは、
 
もしや私もそうなんじゃないか?と証拠集め(前の記事参照)をしながら、半年一年と父の言動を観察していたら、そういう現実もみえてきました。
 
 
そして、
 
父は、どんな親の元で育ち
父は、どういう体験をしてきたのか、
相手の話を聞くこともした。
 
※↑相手の話をきくのは相手のためにじゃなくて、私が私の課題に取り組むために、相手の話をきいたの。
 
 
これは意外に凄く良かったと思ってる。
 
親も自分と同じで、子供時代がちゃんとあって、親がいて、そこで育んだ考え方や感じ方がある人間なんだという当たり前のことがわかると、自分の感じ方がかわってくることが多いというか。
 
 
まったく父がいってることに共感できなくても、
 
この人はこういう環境で育ってこういう体験して、
こういう感じ方をしてきたのなら
まあこの人、こう考えるだろうなあ
 
(別に私が駄目なわけじゃないんだ)
 
、、というのが腑に落ちて、私の中で私を責める〉毒俺の声がなくなってきた。
 
 
 

ということで「責められてる気がしていた」のは、伝える必要がなくなりました。
 
 
でもこれは、私の場合だし、相手が父の場合ね。
 
 
 
相手が 父じゃなくて旦那だったら
 
「自分の捉え方と向き合って変えていきたいのだけど、今は勝手に心が寂しい怖いと感じてしまう」
「どうしたらいいかわからないんだ」
 
と、そのままの気持ちを伝えたかもしれません。
 
 
実際、義理の母と同居始めたときは、旦那が姑さん(だんなの母)を、しょっちゅうがみがみ怒鳴るのを見てるのが責められてる気がして嫌だった時は(お姑さんは気にしてないけど私がモヤモヤするので)、旦那に気持ちを伝えたこともあった。
 
義理のお母さんは「男のがみがみは気にならないわー☺」っていってて困ってないので、、明らかに私だけの問題です。
 
 
私は何でこう感じるのかなと向き合ってみたら
 
「小さいころから、父が母を怒鳴ってケンカしていて母が泣いて、怯えて過ごしてきた記憶が無意識のうちに蘇るのだと思う。 少し何か言うとガキh黙ってろ!!って色んなものが飛んでて怖かったんだ。だからあなたがお母さんを怒鳴ってるの見るの辛い」
 
って伝えた。
話してるうちに泣いてたから、かなりガマンしてたんだと思う。
 
でも旦那、そこまでは、
ふーんそうなんだ、って聞いてくれたけど、
 
私、
 
「そんなに怒鳴る必要ないことで怒鳴るのやめてほしい」
「どうでもいいことでイラっとして相手を思い通り動かそうと怒鳴らないで、その場を離れる、っていう方法も学んでほしい」
 
って、私の気持ち伝えるだけじゃなくて、旦那の行動をまで私がああるべきこうすべきでないと決めるような発言をしちゃったときは、かちんと北のか彼、怒っていましたww
 
 
私も言い方悪かったなと後から思ったけど、その時はその言い方しか思いつかったから。
 
 
けど、そんな喧嘩になったけどいったことはよかったです。
 
誰も完璧じゃないからね。
 
 
その時は彼も怒ったけど、あとから「どうでもいいことでがみがみ言うのは確かに疲れるし、「イラっとしたらその場を離れる」こともしてみようかな?って思ったのか、
 
「怒鳴る代わりにその場から離れてみたら、、これすげーラクだねー✨」
 
っていっていましたw
 
彼も完璧じゃないので、10回に一回はそうれでも、あとの9回はいつも通りがみがみいっててあまり変わってませんが、それを伝えたところから、私の思いも少しは汲んでくれて彼も変われない部分があるのは当たり前だし、まああいいか。と、私自身が思えるようになりました。
 
 
 
 
あくまでも上記は「責められてる気がする問題」について
 
私はこうした、
 
という一つの例にすぎませんが、皆さんが自分の捉え方と向き合いながら、人の力を借りるコミュニケーションをするさいの、参考にして頂ければ幸いです。
 
 
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