こんばんは、ステップあやですニコニコ
 
 
 
 
前述の食欲のリハビリ期は、何を取り入れるのか。
 
具体的な食事内容の指針はこのページではなくあとから書きます。
 
今日はリハビリ期に”食べるもの”のイメージを纏めます。
 
 
 
 
普段私こう書いてると思います。
 
 
 
”体が喜ぶ食べものを含めた色いろな食べものを食べる
 
 
て。
 
 
簡単そうですが、ここ割と誤解されやすいところなのでちょっと復習。
 
 
 
まずリハビリ期の目的は、いろんな食べ物の味と咀嚼と食後の感覚を体に体験させて、脳が”味覚ー栄養ー食欲”の関連づけを学ばせてあげる時期だということを理解しておいてください。
 


体が喜ぶものも体験してなくて知らなかったら、脳は欲しくても求められない(あれが食べたいと食欲出せない)のは当たり前。
 
 
これはわかりやすいよね。
 
でもこれは逆もあるの。
 
今はソレいらない!!っていう拒否バージョンの食欲も、食べたことなくて”知らない食べもの”については出せないんだ。
 
 
 
胃腸の調子悪いとき、生野菜はいらない、温野菜がいいなあとか、野菜全般いらないとか食欲になったりするのも、食べて不快感感じた体験もあるからだし。
 
 
おにぎりのおやつは重くて少ししか食べたくない!かわりに飲み物でカロリー入れたいーってなるときもあるけど、それもタイミング悪くごはんたべて嫌な感じ、飲み物でカロリー補給できて体が楽な感じ、両方を体験して知ってるから出せるわけだし。
 
 
 
疲れたら→甘いもの、だけではなく酸っぱいものでも疲労快復するので、その時の状態に応じてどちらかほしくなることがあるけど、それも、両方体験したことなければ、体は知ってる方しか求められない。
 
 
 
だから、とりあえず”色々な食べ物”を取り入れていこう
 
 
と、書いてる。
 
 
 
色んなもの食べてると、体が勝手に、その時の自分の体調と必要に応じて、こういうもの食べたい/食べたくない、って、自分仕様の食欲を出してくれるようになって、太りにくくなるから。


*科学的理由にどうしてそうなるのかの理由を知りたい人は、著書【最後のダイエット】では1~2章(←本の半分を占める)で、栄養・脳・ホルモン⇔ 心と体(代謝と食欲)の仕組みを前から順番に読んでみてください。
 
 
 
でもそれってつまり、
 
不健康そう、太りそうと思ってるものも、取り入れていく
 
 
っていうことでもあるんだよね。
 
 
 
私自身、今でこそ、美女フードと思ってるけど、お米もお蕎麦もナッツも天然の油(脂)も、米とか脂ののった魚も肉も天然の油も卵でもバナナも、和定食だって、”不健康”で”太りそう”で”ごく少量以上は食べるべきでないもの”と思っていたものだったよ。
 
 
治りかけは、”オルトレキシア”にもなったけど、一見ただの健康オタクに見えてかなりの”禁止食品”がありました。
 

*オルトレキシアって、拒食体型になるほど痩せるわけではなく一般的に健康的なカロリー及び栄養バランスの食事は食べることができてるけれど、自分自身が”不健康”とし信じるものは一切食べられない”という形態の摂食障害です。(体は元気に見えるけど社会からの孤立、日常生活のストレスが増えウツにもなりやすい)
 
 

そこからの回復も、”太りそう、不健康そう”と”思いこんで”るものと仲直りしてひとつひとつ取り入れていくことは、やったよ。


何が不健康だと思ってるのかは人によるけど、
 
米、麺類、
その他糖質多い食べ物全般
GIが高い食べ物全般
糖質の多い野菜
牛乳、乳製品
小麦粉製品
脂、油
添加物が少しでも入ってるもの

などが恐怖、嫌悪、差別の対象だったりする人が多いかな。
 
 
私自身はもそういうのに加えて、”食べる順番”・”食べる時間”なども嫌悪、差別の対象だったので、そういう食のルールとも、ひとつひとつ”仲直り”していくことが必要でした。
 
体の声を聞きとる体の能力を磨くために。
 
 
怖いけれども”仲直り”していくから、体の食欲頭の食欲も正常になっていゆくのです。
 
*体、頭の食欲については参照:>過食の3つの種類

 

 
▽”食べても大丈夫”の増やし方
(仲直りの仕方)
 
 
でも、この食べ物は怖ろしい太る怖い不健康になる、体に入れるべきでないという強迫的な”考え”【思いこみ】しか持たないまま、ただただ食えばいいっていってるのでもないよ。
 
 
じゃあどうするかって、
 
絶対食べちゃダメな理由として自分が信じる情報に対し、そんなことないよ”~だから食べても大丈夫なんだよ”という角度からの情報でバランスとりながら、”許可食=安心食”を広げていくイメージ。
 
 
 
具体的には、
 
 
体にいいからこの食べものじゃなきゃダメ、こっちを選ぶべき【○】って摂食脳が脅してくる食べものや食べ方に関しては、「いや、それってこんなデメリットもあるから、その食べ物じゃなくていいんだよ」って、自分で声をかけられるように。
 
 
逆に、それは体に悪いから、太るから、絶対食べちゃダメ【×】って摂食脳が脅してくることに関しては、「いやいや、そんなダメなことばっかりじゃなくてこんないいこともあるから、これ食べていいんだよ」って【○】の情報でバランスとってあげる。


あくまでもイメージですがそんな感じ。
 
 
 
そうい風に、自分の中の摂食脳の言いなりじゃなく声かけできるくらいの”大丈夫”を増やすんです。
 
 
それでも、頭でわかっていてても怖いんだけど、だべても大丈夫な理由全く知らなくて、食べると恐ろしい理由しかしらなかったら、、、そりゃ怖ろしい”だけ”になるの当然だから。
 
 
 
大丈夫な理由知ってたって怖いけど、怖いからこそ”大丈夫”の杖は人より多めに必要で
 
普通に食べられる人からしたら、理屈なんてどうでもいいから食べたきゃたべりゃいーじゃん、って思うんだろうけど、食べていい理由がないと食べられない人、、私もそのタイプだったけどいると思うので。
 
 
もちろん、そんなことしなくても、よくわからないけどアヤさんも回復したみんなも、食べる=いいことっていってるし、大丈夫なんだ!と思えて仲直りできる人もいて、そういう人はそれでOKです。
 
 
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