摂食障害が治ったのに心が辛い

摂食障害はかなり前に治ったのですが、生きていたくないという漠然とした気持ちは、今も変わっていません。

摂食障害がよくなると、そのような思いも徐々に薄れていく人が過半数だと感じていましたが、私と同じような人も多いのでしょうか？

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ステップあやです。

ペンネーム

アルジェさん

からのご質問です。

これについては最近は書いてなかった気がするのでいいタイミングでご質問くださりありがとうございます。

答えは、

うん。
食症状が先に止まるパターンもあるよ。

なぜかっていうの説明すると長くなってしまうのでできるだけ簡単にいうとこんなかんじ。

過食の症状ひとつとっても

●体の過食、
●心の過食
＊頭の過食＝食べ方、食べ物差別の反動も「頭」の過食も、大儀で心の過食と考えることもできます

にわけて考えてるんだけどどの種類をどれだけの配分で持っているかは、みんな違わけです。

ということは、

●「体の過食」が「主」だったひとは、単純にたべることを始めただけでも、数週間、数ヶ月、一年、一年半程度と期間はまちまちだけど、「食べはじめたら症状はなくなる」というケースになることも、ありますし、

●「頭の過食」が主だったひとは
（たべ方、食べ物差別のストレスが原因の過食）、
私のブログやほかの「食べてよい情報」をタイミングよく出会って、

「たべていーんだ」「食べ過ぎてもちゃんと体が自らバランスとってくれるんだ」って自分の食欲を信じられるようになることで止まるパターンのひとも、いる

。。。というわけなんですね。

「生きづらさ」つまり
ストレスを感じやすい心の状態が

もうこれ以上、頑張れないように
うつ症状としてあらわれるひともいれば

＊やる気が出ないのも、倦怠感も、様々な体調不良もうつの症状ですが、そういう症状でも出してわざわざ頑張れなくする必要があるということ

その心の苦しさから一瞬でもラクになるために拒食や過食の症状が現われる人、とき、もあるのです。

「痩せなきゃダメ、ヤセれば一瞬でもラクになれる」

「過食してる時は忘れられる」

などの摂食障害の症状は
苦しい考え方、捉え方でいる心の状態から少しでもラクになろうとして現われる症状、なわけですから。

なかには、

食やダイエットと関係なく、ほかのモノ、人、行為に依存という形に表れるとき　ひともいますし

＞○○依存とコミュニケーションの話

病気にもならず、

ただただ生き辛いと感じながら生きているひと

もいるけど、これもまた、自分にも他人にも病気でもないのに甘えではないかと理解されない苦しさがあります。

このように根っこの心の苦しさの
「出方」は違っても、

ソレがあることは一緒。

だったらソレをラクにしてこうよ、
っていうのが私の考え方です。

つまり

「病名」

「障害名」

をみるのではなくて

自分がいまどんな心の苦しさを抱えているのか

どんな心の癖でストレスを感じやすくなっているのか。

そこにまず、きづいて、ラクになる考え方を取り入れていく。

＊↑これをするのは本人なので
私が治すのでもなければ
医者やカウンセラーが治すのではなく周りのヒトにできるのは、気付きのお手伝いです。

それによって
先に食症状が止まるひともあれば
先に心の症状がラクになるひともある。

うん、いろんなパターンがあって
ぜんぜんおかしくないと思うよ。

このあたりをかいている
過去の記事を紹介したいのですが
私もどの記事にかいたか覚えてないので自分でグーグルで　調べてみました

(^-^)/

ステップあや　症状が先　

をキーワードで検索かけてみたら
これがでてきた↓

＞過食が止まったら「辛い」です

↑

の中に載せているリンク先も良かったら、読んでみてね。

（＊大抵のリンクは、同じウインドウで開くので、読み終わったらブラウザの「戻る」でもとの記事にどります）

今は電子書籍（PCや携帯で読めます）のみだけど、

新装版　ステップあやの食べて痩せた！　最後のダイエット

に載せたやつだと、このあたりの記事も、症状が先に治ったヒトです。

⇩⇩

＞悲しみも憎しみも受け入れる

実はこの前紹介したこの記事の
あと三年生きてみる　の中でも少し触れています。

以下引用

⇩

このブログも出来てもう6年目になるので色々な段階の人がいます
（＊注：　今は7年目）

治りたいとまだ思えない人

治したいだけじゃなくて、治そう、と思えた人

症状も生き辛い心も治った人（←こういう人はもう時々しかこのブログ覗かなくなることが多いね）

摂食障害やその他依存の症状は治っても、生き辛い心はまだまだな段階のひと

症状はまだ出るけど、ラクに生きられるようになった人

そして、今日のAさんのように、

楽になった、治ったと思っていたけど「回復の波」とは思えない波に飲まれて絶望しかみえなくなった人