続・「痩せた体で好きな人に会うことだけを目標に生きてました」

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＞その1の続きです

こんばんは、
だいぶ時間たっちゃったけど、コチラの続き、みんな覚えてる？

＞痩せた体で好きな人に会うことだけを目標に生きてました。

これね、わかるの、本当によく分かるの。

なぜって、私もそうだったから。

二キロ三キロ太ったら、彼氏になんて会えません。
顔見せることすら怖いのにセックスなんてもってのほか。
こんなぷよぷよの体見せるなんて、ありえない。

･･･・・・。

そんな感じだったもん。

頭では、分かるようになってきてもね
ダメなときってダメなの。

男の人は女の人のぷにっとしたのが好きな人多いとか
コンプレックスを恥ずかしそうにしてるのがかわいくて、
その姿がみたくて、

「太ったねｗｗ」っていう

爆弾みたいな言葉を言う人もいる。。とか。

相手がそう思っていって

くれていたとしても、私が嫌。

私自身が
太る＝ダメなこと＝醜いこと
って、思い込み（心のフィルター）持ってるから
過剰に反応して、過剰に傷つく、

それをね、

理屈で分かってもダメなときってだめだった。

痩せてるときに
「やっぱり努力だよなあ」って褒められたら
もう太った自分は絶対に見せられない、

そうなってしまう時期が、あったの。

私も、そういう時期あったから

「今の自分の状態に合わせて、
　必要であれば相手と距離を置く」

っていうことも書いたの。

それでね、この前のブログにｐｉｃｋｕｐさせていただいたゆんさんも、
そう考えることで

なんだかもう疲れました。
今までは好きな人に会うために

一ヶ月感覚で予定を立てていました。

この日までに○○kgになって、
連絡して、
美容室いって…って。

っていう状態から

今日も過食してしまいましたが、

好きな人(好きだった人)のことを
私の未来から一度外してみたら、

焦らなくていいや、
後日調整すればいいや、なんて思えてきました。

って、気持ちに余裕が出てきたのなら、
今のゆんさんにとっては、
離れるのが最善の時期なのかもしれないと、思います。

ただね、今思えば
あの時、ああしてみてもよかったかな、って思うことはあってね。

それは何かというと、

ありのままの自分を見せてみる、
それで相手が自分を選ぶかどうか相手に任せてみる

ということ・・・。

絶対恐ろしくてできない、と言われてしまいそうだけど

私、ダイエット依存症でね、
摂食障害かしらないけどそれっぽくてね、

痩せてないと
きれいでいないと
あなたに会えない、愛してもらえないって思ってしまってね

本当はダイエットがとても下手で
痩せなきゃって思うほど、過食もしてしまいます

普通に食べるということができません
普通に生きるということも、わかりません

体型については本当に些細な言葉でも傷つきやすくて
太ちゃった★って笑えないんだよ

凄くすごくメンドクサイ女です。

って、別に全部いわなくてもいいんだけど

「かっこわるい」
「受け入れられるはずがない」
と思ってる自分を見せて、
相手にどうするか選んでもらってもよかったなって。

っていうと、恐ろしいと思うでしょう？

当時も私もふくめてこの病気の人は、
「選ばれる」ために必死にがんばって来た人が多いからね。

その代わり、
自分が「選ぶ」ことが苦手だったり、そういう概念がない人もおおいのだとおもいます。

でもね、自分に必要な人は自分が選んでいいんだよ。

ありのままの自分を見せてみて、
治す過程の自分でも
一緒にいてくれるってわかればそれで
その人を自分が選ぶということだけど

好きな人がそういう器を持った人かどうかは
今の自分を受け入れてくれる人かどうかは
絶対ダメ、隠さなきゃっって思う悪い自分を見せてみないと
目の前にそういうひとがいても、わからないのです。

残念ながら「選ばれない」こともあるかもしれない。

だけど、その場合だって
いまの自分が本当に必要な人を見極めて
「取捨選択」する過程として必要なんだ。

だって、何も見せずに、知らずに、
無理に無理を重ねて
うわべだけ取り繕って

必死にきれいな自分だけ
健康な自分だけしか見せないで
自分じゃない自分をつくって、演じて
なんとかつきあっていたとして

ありのままの自分見せたら
離れていってしまう人もいるかもしれないけど

そうだとしたら、なおさら

苦しい努力してないと受け入れてくれない人のために
上辺の付き合いしかできない相手のために
心身ぼろぼろになって頑張り続ける価値があるの？

ってことなんだ。

なーんて、書いたけど、

何をどうやっても、

そんなことはあの人に言いたくない、
こんな私はあの人には見せられない、

っていうのもわかるから、今すぐとはいわないよ。

私もどうしても、どうしてもいえなかった人、いるもの。

摂食障害ということも
太ったらもう会えないっていうこともいったけど

ただ、さらっといっただけで
かっこ悪い（と私が思ってる）体も心も
本当には見せられなかった。

もちろん、治すために協力してほしいことも
いえるはずなかった。

そして、勝手に
さようなら・・・とはなれたのでした

「痩せたとか太ったとか、
　そんなことで嫌いになるとか、
　そういうことじゃないんだよ」

っていってもらっても、
悪いけど、嘘に聞こえていました。

私が、私には価値がない、
太ったら醜いだけ、って思っていたから
人も、そう思うにきまってる！ってしか、思えなかったのかもしれません。

今は「太ったって気にしないよ！」っていっても
本当に太ったら離れていくでしょ？
本当にこんなじめじめした情けない私をみせたら
メンドクサイって離れていくんでしょう？

としか思えななかった。
今思えば全部、私自身が私を
そう思っていた、。、ってことなんだと思うけど。

あとから分かることというのは
あとからだから、分かること、であって

「そのときの」私にとっては、

「この人といると、痩せなきゃダメ」
「この人といる限り摂食障害から抜け出せない」
という心の状態だったのだから、
そのときの私にとっては
その人と離れることが最善の方法だったのだとは、思います。

で、今年、もう十何年ぶりに
その人に会う機会があったけど
また同じことを、いってましたよ。

「痩せたとか太ったとか、
　そんなことで変わるような気持ちじゃなかったんだよ」

それと、

「その程度の男（器のない男）と
　思われていたのだから、結構傷ついていたよ」

というふうにもいってたよ。

↑これは、自分が傷つけられることばかりに意識いってると気づきにくいけど、自分自身も傷つけていることに気づくことは、大切な見方だと思います。

傷ついてたのは自分だけじゃなくて
私も傷つけていたんだとおもったら

あの時、ちゃんと話せばよかったのかな、
と一瞬思ったりはしたけど

それでもね

いま、痩せたい病が治ったいまのわたしでも
旦那さんや友達には
何でも話して平気な私でも

「その人には」
絶対無理、
かっこ悪いとこ見せられない、見せたくない

って気持ちがむくむくわいてきたの

だから、やっぱり

つまり私には、その人じゃなかった。
相手にとっても、私じゃなかった。

ということなのかもしれません。

私がそんなだったおかげで
今はその人も幸せな家庭を築いているし

いまの旦那さんには
自分のかっこ悪いところ、
この人には見せてみよう
それで去っていくならそれも受け入れよう
って思えるときがきたので、結果的にはよかったんだと思うけどね。

旦那にみせらてたのは
もう、過食のこととか、吐いてることとか
下剤や運動、拒食や過食のために
いろんな嘘つきながら
相手に合わせてつきあうのに

疲れていたから
というのも正直あります。

自分からまた去ろうか。。と思ったときに
どうせ終わるんだったら
全部みせてみて
相手が去るかどうかは相手に決めてもらったらいいかな

って思えたのかもしれない。

もう、コンプレックスなくして好きになってもらうんじゃなくて
コンプレックスごと抱きしめてくれる人と出会いたい、
そのためには、選ばれない覚悟も必要だよね

って自然におもえたんだ。

でも、
このひと・・・っていう相手や
タイミングってあるんだと思う。

そんなわけなので

「今は無理」
「こんな体、こんな心、見せられない」
って思う気持ちも否定はしない、というか、できません。

それで前にすすめるなら、そうしてほしい。

そんなときは

距離を置くことが
少なくとも「今の」自分にとっては
唯一のラクに生きる手段であり、
病気を治すための過程（プロセス）って考えてもいいと思う。

だけど、今日書いた

ダメ、受け入れられないって思う体も、心も、
私はこういうひとです見せてみること

相手に選ばせることも本物を「選ぶ」手段

ということも、頭の片隅にいれておいてほしいなっておもいます。

そしたら、あなたはあなたのタイミングで
勇気出してみようかな？って思える「そのとき」がきたら、
頭の片隅から今日の話し、取り出してみて
やってみる勇気につなげてみてくれたらいいなあって思ってかきました。

よかったら、昔懐かしいこの記事ももう一度どうぞ。

＞「選ばれる人」より「選ぶ人」になれ！