体はおなか一杯なのに
空腹を感じる理由その3
3.栄養不足の反動
この前にの記事と正反対の理由であれ?っと思う方もいるだろうけど、思い出してください。
”体は常に、不足でも過剰でもない、真ん中を求めてる”って書いたよね。
拒食的ダイエットの後に訪れる過食も
過食のあと絶食や低カロ食品にしたり
嘔吐や下剤で帳消しにしようとしたり
過剰な運動で栄養状態を上回るエネルギーを
消費し続ける人の過食も
あなたの脳が、必死で不足に抵抗してる
・・・ってことなの。
食べ物をください、栄養をくださいって。
ジャンクも食べちゃダメ、じゃないよ。
低カロ食品もだめじゃない。
だけど
人間の体に必要な
基本的な三大栄養素、
炭水化物や脂質、たんぱく質、
無理にカットしたり、抜いたりしてない?
難しいのは
無理に減らして”不足”に傾いた体は
きちんと食べはじめると、
またいつ飢餓がやってくるかわからないから
出来るだけ多く入れておこうと
脳が食べろ~の指令をだすので
ダイエットのあとは過食がとまらなくなることが多いってこと。
でも、それっておかしいわけじゃなくて
それが、正しい体の声なんですよ。
そこでビビッて
絶食とか低カロ食、
さらなる過剰運動、嘔吐、下剤などで
帳消しにしてると
また飢餓だ、もっと多く食べさせなきゃって脳が判断して過食は止まりません。
長い栄養不足状態《飢餓状態》の後に訪れる過食期は生理学的に当然の現象なのです。
カラダが満たされ、
もう飢餓はやってこないと脳が学び、
過食すれば不快な状態になるんだって
体と脳が学ぶころに
”体の食欲”は落ち着いてくるよ。
浄化行為をしないでいいように
過食を先にやめよう!
って頑張ってる方が多いんだけど、それ逆なの。
過食してしまった時に
浄化行為をしないのが先なのです。
ただ食に対する思考の偏りがあるうちは帳消し行為をやめるのが難しいので体の話についてもしっかり理解してみてくださいね。
吐けば痩せる、
何時間も運動してカロリーの帳尻を合わせればヤセる
という思考があるならそれは間違いです。
後で書くけど、ジリジリ太るようになっちゃったひとが沢山いるよ。
なので、
過食は受け入れてあげることが第一歩なのですが
体が満たされるには栄養が必要なので
お菓子ばかり、
野菜ばかりの食べ方でなく、
カロリーUPは怖いかもしれないけど
炭水化物も脂質もたんぱく質も差別せずに
きちんととりいれながらバランスよく過食しましょう!
一旦、食欲が正常になってしまえば、欲しくなるものが自然と体が喜ぶものになってきます。
もちろん欲しくなるのが健康的なものだけ、なんてことではないけれど、健康なものを体が選べるようになれば、時々お菓子や脂っこいものが欲しくなったって、怖くなくなります。
食べたいときに食べた位で太らなくなりますし、過食しなくても満足できる食欲が手に入るのです。
ただ、体を満たしても収まる過食欲のほかに、思考や心(食に対する偏見や 生き辛さというストレスを 感じやすい心の癖)から起こる過食もあわせて持っている方も多いのも事実。
(私もこのパターンでした)
でもね、不足からくる、うわ~っていう一心不乱の猛~烈な食欲が落ち着けば、そちらの問題にも取り組みやすくなってきます。
(逆に心の食欲が落ち着くことで食べる事を受け入れられる人もいるのでどちらも大切です)
今日も読んでくれてありがとう
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