
中庭のある家
中庭のある住宅に憧れのある方も
多いのではないでしょうか。
本日は3つあるそんな中庭の形を
ご紹介します。
ロの字型
中庭の周りを建物で囲んだタイプです。
住宅を上から見るとロの字にみえることからロの字型と呼びます。
中庭を全方向からしっかり囲むため、外部からの目線が気にならないプライベートな空間を作れます。
ただし、住宅を建てる敷地に余裕がなければ、
ロの字型の中庭を設けるのは困難です。
中庭が壁に囲まれるため、デザインによっては開放感がない印象になる可能性もあるので要注意。
また、雨水がたまるとカビやコケも生えやすいため、設計の段階から水はけについて工夫する必要があります。
コの字型
住宅を上から見てコの字型になるように設計し、
真ん中に庭を設けるタイプです。
中庭に対して3つの面に壁を設け、
ほどよく視線を遮ってくれます。
一部が外に面しているので、適度な開放感も確保できる点が魅力といえるですね。
また、建物と中庭の両方にしっかり光が入るため、明るい印象になります。
ただし、設計やデザインにもよるため、方角や建物の高さなどにも配慮する必要があるので注意が必要です。
ロの字型の中庭に比べると、
建築にかかるコストは低めです。
L字型
コーナーをL字型にし、2面の壁に隣接させ設けたタイプです。
庭を囲んでいる壁が少ないため、開放的な雰囲気になります。
建物の形状がそれほど特殊ではなく、他の中庭のタイプに比べて最も建物の間取りが自由になります。
ただし、中庭の様子が外部から見えやすく、周囲の視線が気になりやすいです。
中庭のデザインや配置の仕方によっては、一般的な庭とほとんど変わらない印象になる可能性も。



