昨日、リアルエンターテイメント赤い猫の『黒女~KUROME~』を見てきました。



この赤い猫はネコ脱出主宰の高倉良文さんのプロデュースユニット。
実際にあった事件をモチーフにした作品を上演してます。

この公演の事を知ったのは、昨年末の本公演時。
予定自体は空いてたんだけど、3月は全体的に遠征がちょっと多いなって思ってました。
当初は泊まりで行って、2回、見ようと思ってましたが、
やっぱり遠征過多だったので、日帰り遠征する事にしました。
ホテル代と飲み代が浮きますからね。

ただ、新型コロナウィルスの影響で公演が中止になったりで、
結局、今月の遠征がこの1回だけになっちゃいました。
なので、予定を色々と変更して、泊まりで見に行く事にしました。

最近、本当に公演中止が多いです。
今回は上演されますが、来月のネコ脱出の若手公演は中止が決定しました。
今回と同じ会場だけに上演されると思ってたんですけどねぇ。
まぁ、結局は稽古場が確保出来なくて、
新人公演という性質上、稽古不足では上演できないために、
公演中止となったそうですが、、、

今回の会場はステージカフェ下北沢亭です。
この公演ではお馴染みの会場ですね。

やっぱり、新型コロナウィルスが心配って事で、
色々と対処をしているようです。
客席とステージの間隔を広げたり、
客席の間隔も広げたり、空気清浄機やら色々と用意されてました。
小劇場でもし感染なんて事が起こってしまったら、
本当に全国にそれが広まっちゃいますからね。
今はそれくらい、公演を行うのに気を使うようです。
どこも大変ですね。

それでも、マスク姿のおじさんが二人で前説を。


更には一人が抜けると急遽、おじいさんと孫の前説になりました(笑)


Webに出ていたあらすじはこんな感じ。

あるスーパーマーケットで誤認逮捕死亡事件が起きた。
ATMである女に「泥棒!」と叫ばれた老人は取り押さえられた時の激しいストレスにより死亡した。
後に冤罪と判明したが、「泥棒」と叫んだ女の姿は消えてしまっていた。
「乳児のような物を抱いた女」の防犯カメラ映像が週刊誌に載ったが、
その姿はまるで...!?

そして、今回のキャストです。

鈴木初音:高橋芙琴
初音の兄:水野淳之
初音の婚約者:川瀬誠
拝み屋:朴贊革
拝み屋の相棒:高倉良文
堂林結(盗撮犯):知江崎ハルカ

この赤い猫シリーズでは毎回、台本はそんなに無いそうです。
それを役者さんの間だったり、表情だったり、
静の芝居でじっくり見せます。

さらには、人間の闇だったり、本当の怖さもあって、
毎回、見ててゾクゾクしてしまいます。
そして、今回はこれに加えて、人智を超えた怖さも出てきたので、
こんな季節にホラーを見てるかのような感覚でした。



これ、、、ネタバレになっちゃいますが、、、



初音は若くして両親を亡くしてしまいます。
そして、兄と二人で暮らしてたんだけど、やがて、兄から暴行を受けるようになってしまいます。

そして、初音は結婚が決まります。
初音は兄を避けていましたが、
婚約者は初音の兄を見つけて、連絡するように言います。

実は婚約者は元々、オウムの信者で、あの事件以降も宗教活動をしていたのでした。
そして、初音に解脱するように洗脳します。

この事がきっかけになり、初音の心が壊れます。
自分も気付かない内に別の人格、、、と言うか、劇中でも出てきましたが、悪魔が出てきます。

初音の様子がおかしい事に気付いた兄はかつての暴力団の組長から聞いた拝み屋に初音の治療を依頼します。
いつもなら、適当に病名を言って、MDAを渡して終わってる所だが、
拝み屋は初音の尋常じゃない状態を見抜き、逃げ出します。

そして、初音の中の何かは兄や婚約者を殺してしまいます。
特に兄を殺すシーンでは、実際に触れる事無く、心臓を掴むようにします。
これが、完全に人智を超えた力でした。
その様子を捉えた盗撮の映像を警察に提供したのが、堂林です。

元々、堂林はあの事件の時にあの電車に乗っていて、両親を亡くしました。
が、初音の婚約者が今も普通に暮らしながら、布教活動をしてる事を知り、
男のストーカーになり、男が働くお店に嫌がらせをして、
止めざるをえない状況を作り出しました。
そして、ずっと部屋を盗撮していたのでした。

この事件で初音は姿を消してしまいます。
そして、このあらすじにあるシーンが。
襲われた老人というのが、拝み屋です。

いやぁ、今回もゾクゾクしてしまいました。
役者さん達が凄いです。
久し振りの観劇、堪能できました。

終演後はグッズ販売が。
何故か出演してない若手のチェキも売ってました(笑)
で、やっぱり、散財してしまいました。