風の松原~明日を植えたひと~

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昨日、劇団熱血天使の『風の松原~明日を植えたひと~』を見てきました。


熱血天使を見るのも恒例なんだけど、今回は何と秋田公演です。
劇団員の山崎愛実さんが秋田県能代市出身。
って事で今回の能代での公演に繋がったようです。

本当は昨年に公演があると聞いてましたが、
一年越しの公演となりました。

私は日本全国で行った事がない県が残り5県となりましたが、
この秋田もその内の一つ。
なので、これに便乗しようとずっと狙ってました(笑)

公演自体は日曜のみ。
当初は金曜から乗り込んで月曜に帰ろうと思ってました。
自社勤務に戻って、有休も使い放題だと思ってたから。
が、客先勤務が延長になり、9月の勤務日数からすると、
1日しか休めなくなりました。
なので、金曜を止めることにしました。

飛行機を取り直したんだけど、飛行機の値段を考慮して、
昼過ぎの便に。
そうなると、色々と余裕がなくなり、
観光している余裕が無くなってしまいました。
残念。

会場は能代市文化会館中ホール。


宿泊していた秋田駅から能代市までバスが出てました。
なので、バス移動。

能代駅には開演の1時間前に着きました。
開演が12時半だったので、軽くご飯を食べたいなと思ってたものの、お店がない。
どうしようかと思ってたら、会場のすぐ近くに喫茶店が。
助かりました。
思わず瓶ビールを頼んでしまいました(笑)

で、能代市と言えば松原の松林。
砂防林なんだけど、最近、松くい虫の影響で中身が空洞化し、
松が次々と枯れてしまってるそうです。
松林が無くなってしまうと、江戸時代以前の砂が飛び交う土地に戻り、
50年後には町そのものが砂に埋まってしまうという試算もあるそうです。
大変ですよね。

そんなこともあって、能代市出身の山崎さんが、
能代市で公演を行うことを決めたそうです。

会場にはたくさんのお客さんが来られてました。
年齢層はかなり高めでした。
若い方をほとんど見ませんでした。
出来れば、若い方にも、、、いや、若い人にこそ見てもらいたかったなぁ。

開演前には山崎さんが登場し、秋田弁での前説がありました。
やっぱり、地元の言葉で話す山崎さん、イキイキしてるように見えました。

Webに出ていたあらすじはこんな感じ。

天保三年(1833)、能代は最大の危機に見舞われていた。
賀藤景林が主導していた植林事業が天保の大飢饉のため、
中断されてしまったのである。
このままでは、能代村が砂に埋もれてしまう。
途方に暮れる村人たちの前に現れたのは長尾を名乗る一人の男だった。
300年の時を越えて繰り広げられる、大自然と人間のスペクタクル。
21世紀の今日まで通じる能代の魂の物語。

で、今回のキャストです。

越前屋ハル:山崎愛実
越前屋太郎右衛門の妹。
未だに結婚できず、行き遅れている。

越前屋太郎右衛門:金澤洋之
初代の志を受け継いで松原の作業を進める、回船問屋の店主。

長尾祐達:越前屋由隆(もんもちプロジェクト)
ハルの前に現れた謎の男。
ひとり黙々と松を植え続けている。

めめ:菅沼萌恵
ハルの幼なじみ。
松原作業女性陣のリーダー。
旦那の忠之進と共に活動している。

いね:あやめ
ハルの幼なじみ。
子どもが6人いて、大家族を支える母。

ダンサー
五十嵐愛
森澤碧音

舞台は凄く面白いという表現が正しいのか分かりませんが、終始、見入ってしまいました。

普段の熱血天使の公演では、同じ志を持ち、同じ未来を見ている人たちがメインになる事が多いです。
が、今回は松を植える事に否定的なハルが主人公でした。
大飢饉でみんな生きる事が大変な時代。
なので、松を植えるお金があれば、生活費に回した方がいいという考え。

更には大飢饉であるがために、人が道をそれてしまう姿も演じられてました。
終演後にも伝えたんだけど、普段とはアプローチが違うなと感じました。

ハルは舞台の9割で否定的な考えを持ってました。
それが、考えが変わるようなシーンがあります。
このシーン、地元の方々はどんな思いで見られてたのかな。

いずれにしても、見応えのある舞台でした。






終演後は山崎さん、菅沼さんとお話を。
終演後にシンポジウム「風の松原の未来について」があったんだけど、あんまり時間も無かったので、参加せずに帰ってしまいました。
すみません。

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