アガリクスエンターテイメントの『ナイゲン』見終わりました。
この作品、2006年に初演。
そして、昨年再演されました。
この時、コメディユニット磯川家の斉藤コータさんと信原久美子さんが出演されてたので見に行きました。

この再演版が好評だったようで、今回の再々演となりました。
そして、今回もまた二人が出演するってので見に行く事にしました。

会場は前回と同じく、シアターミラクル。
ホテルを少し早めにチェックアウトして、ランチの場所を探しつつ、ブラブラしてました。

で、とある中華料理屋に入ったら、なかなか料理が出て来ない。
しかも、私より後から来た人の麺料理がどんどん先に来る。
調理する人が麺担当とそれ以外の二人がいるのかと思ったけど、どうも一人だけみたい。
だったら
、、、

20分近く待って、急いで食べてたら、受付開始時間どころか、開場時間にもギリギリ間に合うかどうか。
ホント、大急ぎでした。
とりあえず、開場時間には少し間に合わなかったものの、狙い通りの席はゲットできました。
客席が「コの字」型になってたので、コータさんと久美さんが一番よく見える席です。

で、席を確保して、トイレへ行くと、劇場管理人の池田さんとバッタリお会いして、ご挨拶を。
更には、客席にも顔馴染みな方が。
やっぱり、東京でも色々とお会いしますね(笑)

で、あらすじはこんな感じ。

かつては自主自律を旨とし生徒による自治を誇っていたが、今はそんな伝統も死に絶えたどこにでもある進学校、国府台高校。
ある夏の日、唯一残った伝統にして、やたら長いだけの文化祭の為の
会議“ナイゲン”は、惰性のままにその日程を終わろうとしていた。
しかし、終了間際に一つの報せが飛び込む。
「今年は、1クラスだけ、文化祭での発表が出来なくなります」
それを機に会議は性格を変え始める。
—————どこのクラスを落とすのか。
かくして、会議に不慣れな高校生達の泥試合がはじまった…!

って感じ。
ナイゲンは内容限定会議の略です。
会議が無事に終わろうとした時、議長が放送で呼び出しを受けます。
今年は1クラスだけ、エコに関する事をしなければならなくなりました。
それをしないと一般客を入場させないという脅しが。

そこで、まず、どこかがこれをやる前提で話を進めるか、これを拒否して、更に、一般客の入場も認めさせるように交渉するか、、、

そして、話は、どこがこ
のイベントを引き受けるか。
どこが現状の出し物に問題があるか。
足の引っ張り合いみたく、相手を蹴落とそうとします。
相手がピンチに陥ると、チャンスとばかりにこれに便乗します。
このやり取りがもう、可笑しくて。
ホント、メッチャ、笑っちゃいました。

特にコータさんがかなりのツボ。
最初は冗談混じりで、傍観者だったのが、ある秘密がバレて、一気にピンチに。
その、慌てっぷりや、それからの挽回のための必死さが、凄く、笑えました。

で、最後の最後、ようやく話がまとまりかけた時、それまで傍観者だった人が反対します。
このシーン、昨年見た時はこの心情がよく分かりませんでした。
何で、今になって、、、って感じでした。

でも、今日、見た時には、心情が分かりました。
何にこだわって
たのかも。
二回目で、より理解力が増したためなのか、演出が変わって、分かりやすくなったのか。

いずれにしても、凄く、面白い舞台でした。

終演後、コータさんや久美さんとお話を。
久美さんは今後の予定はないらしいけど、コータさんは次は東京ペンギンに出演。
残念ながら、見に行けないんですよねぇ。
ごめんなさい。

最後に、今回のキャストです。
役名は後で追記します。

淺越岳人
鹿島ゆきこ
塩原俊之
沈ゆうこ(以上アガリスクエンターテイメント)
榎並夕起
金原並央(害獣芝居)
甲田守
さいとう篤史
斉藤コータ(コメディユニット磯川家)
信原久美子(コメディユニット磯川家)
長谷川一樹(トリコロールケーキ)
細井寿代
矢吹ジャンプ(ファルスシアター)