性感染症は感染している人との性行為によってうつる接触感染の病気ですから、日常生活でうつるということはほとんどあり得ません。感染者と性行為をもち、うつった可能性があるときには検査を行い確かめておくべきです。出産を考えている女性は特に子供に感染させてしまう可能性があるので、早めに治しておくようにします。
感染は尿検査により調べることが多く、検査を受ける前日にはお酒を控えたほうが良いです。検査結果に影響が出る訳ではありませんが、検査にはある程度体の中に溜まっていた尿の方が病原体の確認がしやすくなるのですが、アルコールの利尿作用で頻繁に排尿していると病原体の数が減って確認しにくくなる場合があります。
性感染症が確認されて抗生物質を処方されたときにも、お酒を飲まないようにするべきです。薬とお酒で副作用が起きることはほぼないですが、アルコールが尿道のむくみを引き起こすため、血流が悪くなります。抗生物質の成分が尿道など炎症を起こしている部分に届きにくくなって、効き目が悪くなり菌を退治することができなくなってしまいます。
トリコモナスの治療に使われる内服薬は服用中にアルコールの分解を十分にできなくなる作用があるので、血液中に高い濃度で溜まったままとなり、体に残りやすいため頭痛や吐き気など二日酔いの症状が出やすく、長く続いてしまう可能性があります。抗生物質の服用を途中でやめてしまうと菌に耐性がついて効かなくなることが分かっているので、飲酒のために薬を飲まないようにすることは良くありません。治療が済むまでは我慢して、早く治すことを心がけるべきです。
いつまでも治さないでいるとパートナーに感染させてしまう可能性があり、性感染症の症状が口腔内に出ている人は子供に口移しでものを食べさせたり、スキンシップでキスをすることでうつしてしまう可能性もあります。