夫が電話をかけてきました


夫「長男いるー?長男に頼まれていた家具が届いたからお店に取りに行ってきたー」


私「いるよ、届くの早かったね」


夫「これがさー、思ってたよりでかい」


私「大きいかもねー」


夫「・・・、あのさー」

夫「長男に運ぶの手伝ってって言うことなんだけど」

夫「そんなこともわからない?」



はい、全くわかりませんけど。

どこにその要素が?



いつも一言だけ言って、


こういう意味で言ったのにわからないの?


とキレる。




私は随分前から『察する』ことをやめました。

これは夫に対しても、我が子に対しても。

言われる前に先回りして行動したり、言葉を投げかけることを、意識してやめました。


きっかけはくだらないことで、


自分が歳を取るにつれ、会話の中で言葉が出てこないことが多くなったこと。



あの、あれあれ、そうそうあれだよ


あれでしょ?名前忘れちゃったけどわかるー



みたいなことが増えて、思い出さなくても会話は成り立ってゆくのだけど

それに甘えているとどんどん言葉が出てこなくなるのではと心配になって

思い出す努力をしたり、しっかり言葉にすることを自分の中で意識し始めました。


あれあれ会話はもれなく夫にも当てはまり


私はわざと、『あれ』は何なのかを言わせるように会話をするようにしました。



単語が出てこないことと、言わなくてもわかるよね、という会話は異なりますが

どちらもわからないふりして『察しません』。



子どもにもしてほしいことをはっきり言わせるように会話をするようにしています

言わない時は、スルーです。


お母さん、この問題わからないー


そうだね〜難しそうだね〜


お母さん、喉乾いたー


そうだね〜喉乾いたね〜




だからなんだ!と伝えることは大切です。


言葉にしないと伝わらないよ、と、空気の読めない母ちゃんしてます。




夫は私のことを、


「お母さんは昔は気の利く良い人だった」


と子どもに以前言いました。




が、今の私はそんな嫌味もスルーです。





わざとやってるんです。

察しないこと。

空気を読まないこと。





あれしたい、これがいい、嫌だ、やりたくない


はっきりと言えるようになってほしいから。



面倒くさがらずにしっかり相手に伝えることって大事だから。