着いてみると、来ている医師はほとんどいません。そのうちに医局の先生でやってるLINEのグループで、「電車が動かないので遅れる」などの投稿が次々と入りました。情報共有の意味もあり、医局のホワイトボードに遅れる先生の名前を書いておいて、僕は外来に行きました。
外来で看護師に遅れる先生の名前を連絡し、その先生の患者さんの代わりの診察と同時に、自分の患者さんの診察を行いました。
お昼抜きで診察し続けて、終わったのが3時ころ。その後病棟に行って用事をすませ、研究室の自分の机に戻ると、何とも言えない疲れとだるさを感じました。
そのころには、遅れてきた先生も出勤してたのですが、「お疲れ様」とか「ありがとう」とか労いの言葉は全くなかったです。
別に誰かに褒められたくて仕事しているわけではないけど、ちょっとくらいはねぇ…。まあ、組織の中で一匹狼的な人に対する扱いなんて、こんなものなのですかね。