「差別へのすり替え」を許すな! | 偕楽園血圧日記
2018年10月15日(月)

「差別へのすり替え」を許すな!

テーマ:報道

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 サウジ批判のジャーナリスト、殺害か トルコで行方不明

 サウジアラビア政府を批判してきた同国の著名なジャーナリストが、トルコ・イスタンブールのサウジ総領事館に入った後に行方不明になり、ロイター通信は6日、ジャーナリストは館内で殺害されたとするトルコ当局の見方を報じた。両国の言い分は対立しており、中東の地域大国同士の外交問題に発展する可能性が ある。
 サウジ国籍のジャマル・カショギ氏は2日、結婚手続きのために総領事館に入った後、行方不明になっている。ロイター通信によると、トルコ当局はカショギ氏が殺され、遺体が総領事館の外に運び出されたとみている。当局者の一人は同通信に「殺害は前もって計画されたものだと考えている」と語ったという。
 AFP通信によると、2日には政府関係者を含む約15人のサウジ人がイスタンブールに到着。カショギ氏が総領事館にいる間に館内にいたという。トルコ当局は、この一団がカショギ氏を殺害したとの見方を強めているという。
 カショギ氏の行方をめぐっては、トルコ側が3日に「総領事館の中にいる」と主張したのに対し、サウジ側は「総領事館を出た後に行方不明になった」と反論していた。サウジのムハンマド皇太子はメディアの取材に、「トルコ政府が建物に入り、捜索することを受け入れる。何も隠すことはない」と述べていた。カショギ氏は米国を拠点にワシントン・ポスト紙などに寄稿し、ムハンマド皇太子が主導する改革などを批判してきた。(イスタンブール=其山史晃)
 朝日新聞デジタル 10/7(日) 9:26


 スマートウオッチで“殺害”音声録音か 政権批判のサウジ記者不明

 サウジアラビア人の記者が、トルコにあるサウジアラビア総領事館を訪れたあと、行方不明になった問題で、トルコメディアは、記者がつけていた腕時計型端末で、殺害されるまでの音声が録音されていたと報じた。
 殺害されたとの見方が出ている、ジャマル・カショギ記者について、トルコの大手紙・サバハは、記者が総領事館に入る際、腕につけていたアップル社の「アップルウオッチ」で、殺害までの音声が録音されていたと報じた。
 その音声データは、事前に記者が婚約者に預けていた自身のiPhoneや、ネット上のデータ保存サービスに送信されていたとしている。
 この問題について、アメリカのトランプ大統領はCBSテレビのインタビューで、殺害が事実であれば、「サウジアラビアに厳罰が下るだろう」と述べた。
 FNN PRIME 10月14日 12:07

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 なんだか恐ろしいことが起きている。

 私が小学生の頃は「穏健なスンニ派。過激なシーア派」という教わり方をしたものだが、今のアラブの様子を見ていると、教科書の「レッテル貼り」とはまったく正反対のイメージになる。
 もっとも、だからといって「過激なスンニ派。穏健なシーア派」というわけでもない。穏健なスンニ派もいれば過激派になっているシーア派もいるわけだから、ただ宗教というよりはこのあたり、政治的な辛みがあると「色が変わる」ということなのだろう。

 そういえばノーベル賞を受けた本庶教授が「教科書を疑え」といったからと「数学が嫌いだから文系」といっているような人間たちが鬼の首を取ったかのように勉強否定をして騒いでいるが、教授がいいたいことは「教科書を知った上でさらにその内容を深く追及せよ」ということだと思うな。「勉強なんていらない」というのではなく。


 ところで、この事件に関して、

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 <米大統領>失踪サウジ人の婚約者、ホワイトハウスに招待へ

【ワシントン会川晴之】トランプ米大統領は10日、2日にトルコのサウジアラビア領事館を訪問して以後、行方不明になっているサウジの反体制派ジャーナリストの婚約者をホワイトハウスに招く考えを表明した。トランプ氏は「非常に悲しく悪い状況だ。深刻な事態だ」と述べ、強い関心を持って事態の進展を見守っているとの考えを示した。
 またサンダース大統領報道官は、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とクシュナー大統領上級顧問がサウジのムハンマド皇太子と9日に電話協議したと発表した。さらにこれとは別にポンペオ国務長官もムハンマド氏と電話協議し、詳しい状況説明を求めた。
 行方不明になっているのは、米紙ワシントン・ポストなどに寄稿を続けるジャマル・カショギ氏(59)。トルコ人女性のジェンギズさんとの結婚に必要な書類を整えるため、2日にイスタンブールのサウジ領事館を訪ねて以後、消息が途絶えた。領事館前でカショギ氏を見送ったジェンギズさんはトルコ当局に通報、10日付のポスト紙に投稿し「婚約者失踪問題に光を当てて」とトランプ夫妻に支援を求めている。
(後略)
 毎日新聞 10/11(木) 10:39

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 トランプ米大統領が、サウジ記者の婚約者をホワイトハウスに招くと表明している。

 アメリカメディアが喧伝し、日本のマスコミが追従しているように、「本当にトランプ氏がムスリムに対する偏見を持った差別主義者」であったならば、こんなことをするだろうか。
 もちろん政治的な思惑もあるだろうが、アメリカとサウジアラビアの関係を考えると、これは「対立」をことさら強調するところではない。ならば、「本当に差別主義者」ならばこんな訴えなど無視するところではないのか。
 そう考えれば。メディアや「反トランプ」が大声で繰り返している「トランプは差別主義者」という言葉が、実際にはただの「案山子」でしかないことが見えてくるだろう。


 このトランプ大統領を「差別主義者」と叩く人間たちが、しばらく前に「親と離された移民の子が」キャンペーンをやったことがある。

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 父母を呼んで泣く声、不法移民の子らの収容施設で録音か 米

(CNN) トランプ米政権の方針により、メキシコ国境から不法入国を試みた大人が全員訴追され、親子が引き離されている問題で、国境沿いの施設に収容された子どもたちの声を録音したというテープが公開されて波紋を呼んでいる。
 テープは非営利の米調査報道機関、プロパブリカが18日に公開した。匿名の人物が先週、米税関・国境警備局(CBP)の収容施設内で録音して人権派弁護士に渡し、この弁護士がプロパブリカに提供したという。ただしCNNは現時点で、テープの出典や内容を独自に確認できていない。
 テープ冒頭では子どもがスペイン語で「お父さんが呼び止められたらいやだな」「送り帰されたらいやだな」とささやいている。
 複数の子どもたちが泣きじゃくり、「パパ」「ママ」と叫ぶ声が聞こえる。大人がその声を「指揮者のいないオーケストラ」にたとえている。「泣くな」とさとす男性の声も入っていた。
(後略)
 CNN.co.jp 6/19(火) 11:55

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 こういう記事が書かれ、「檻の前で泣く子供」の画像がテレビで流され、アメリカ世論は一斉に「トランプは悪!」で沸騰し、

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 トランプ米大統領、不法移民家族の再会を指示 移民関連法案の否決など混乱続く

【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は21日、ホワイトハウスの閣議で厚生、国土安全保障、司法各省の長官に対し、「不法移民家族を一緒にいられ るようにし、すでに引き離された場合には再会できるよう協力して取り組むように」と指示した。トランプ氏は20日の大統領令で家族を引き離す政策を転換したが、どのように再会させるかなどの課題が残り、混乱が生じている。
(後略)
 産経新聞 6/22(金) 11:06

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 トランプ氏もこういうことをいう羽目になったのだが……その「泣きじゃくる子供」の画像は、

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 【検証】米親子分断、「泣きじゃくる女児」と「おりで泣く子ども」 写真の真実は

【AFP=時事】米国が不法入国者を厳格に取り締まる「ゼロ・トレランス(不寛容)」政策を導入して以来2300人余りの子どもたちが親から引き離され、ソーシャルメディアには関連した画像や動画が数多く出回っている。ただ、広く拡散され、ドナルド・トランプ米政権の移民政策への反対世論が国際的に 沸騰するきっかけになった2枚の写真は、メキシコ国境で不法入国者の親子が引き離されている事態と直接関係がない場面を撮影したもので、誤解を招きかねなかったことが、AFPの事実確認で明らかになった。

 2枚の写真のうちの一つ、中米ホンジュラスから入国したジャネラ・バレラちゃんが慰めようもないほど泣きじゃくっている写真は親子分断の象徴として世界的に認識された。写真はピュリツァ―賞受賞歴のあるゲッティイメージズのカメラマン、ジョン・ムーア氏が6月12日に米テキサス州マッカレンで撮影したもので、移民支援に当たっている同州の非政府組織「RAICES」が1800万ドル(約20億円)を上回る募金を集めるのに一役買うことになった。
 米誌タイムは当初ジャネラちゃんが母親から引き離されたと伝えるとともに、泣いているジャネラちゃんとトランプ米大統領の画像を表紙に使用し、トランプ氏がジャネラちゃんを上から見下ろしているような形に配して「米国にようこそ」というキャプションを付けた。
 しかしタイム誌は、「女児は米国境警備隊に引き離されて泣いているのではなかった。母親は女児と再会し、2人は一緒に(施設に)収容された」と訂正する事態に追い込まれた。ホンジュラスの移民保護当局者はAFPに対し、ジャネラちゃんが母親から引き離されていないことを確認した。ジャネラちゃんの父親デニス・バレラ氏も米紙ワシントン・ポストに対して、ジャネラちゃんと母親サンドラ・サンチェスさんが同じマッカレンの移民センターに収容されていると語り、 親子の分断はなかったと明言した。
 表紙は誤解を招くと米ホワイトハウスなどから批判を浴びたことを受け、タイム誌は編集上の判断は誤りではなかったと主張した。
 エドワード・フェルゼンタール編集長は米メディアに向けて、「6月12日に撮影された2歳のホンジュラス人女児の写真は、移民問題をめぐる米国内の論議で最も目立ったシンボルになるべくしてなっている」と述べ、「今週撤回されるまで(トランプ)政権の政策によって不法移民は刑事責任を問われて子どもと親が引き離される事態が発生した。当誌の表紙と記事は、このつながりを捉えている」と強調した。

■「おりで泣く子ども」 は抗議行動の一幕
 ソーシャルメディアで拡散したもう一枚の写真は、おりのように見える設備の中で子どもが泣いている写真で、米国内に設けられた子どもの収容施設で撮影されたとしてツイッターで多くの人に共有された。しかし実際には、テキサス州の支援団体「ブラウン・ベレー・デ・セマナウァック」が米移民政策への抗議活動を行った際、子どもの収容を模して撮影したもので、同団体がフェイスブックに設けているページに6月11日に掲載されていた。
 こうした事実 確認を踏まえると拡散した2枚の写真は、かなりの政治的意図をもって撮影された状況の前後関係から切り離して使用されたものであって、親と引き離されたり米国とメキシコの国境に設けられた施設に収容されたりしている不法移民の子どもたちが置かれている実際の状況を示しているものだとみなすことはできない。 【翻訳編集】AFPBB News
 AFPBB News 06月24日 17:02

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 一つは流れの一部を切り取ったもの、もう一つは「完全なフェイク」であることが暴露されたのだ。
 この「親子引きはがし」ではそれをネタに多額の寄付金を集めた者もいたようで、いったい本当に「差別を利用」しているのは誰だろう。
「当然の演出だ」と開き直っている「ジャーナリズム」はいったい何様のつもりだろう。

 そもそもトランプ大統領は初めから「不法移民」に対して「国外退去」という厳しい姿勢を示しているというのに、「普通の移民」が追い出されるかのような「フェイク」を流したのは、誰であっただろうか。

 そして、この「フェイク」勢力と同じようなことをしている者が、我が国にもいる。

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 フジ「タイキョの瞬間!」に批判 「外国人差別を助長」

 フジテレビ系で6日夜に放送された「タイキョの瞬間!密着24時」に、反発の声が上がっている。外国人問題に取り組む弁護士らが「人種や国籍等を理由とする差別、偏見を助長しかねない」とする意見書をフジに送ったほか、ネット上でも番組の姿勢を問題視する声が出ている。
 タイキョの瞬間!は、午後7~9時放送の単発番組で、副題は「出て行ってもらいます!」。ナレーションによると「法を無視するやつらを追跡する緊迫のリアルドキュメント」で、テーマは強制退去。不法占拠や家賃滞納の現場を紹介する中で、外国人の不法就労なども取り上げた。
 技能実習生として来日した後に逃亡したベトナム人女性が、不法就労をしたとして東京入国管理局に摘発される様子のほか、同局の収容施設を「約90通りの料理を用意できる」「刑務所とは異なり、食事と夜間以外は自由に行動できる」などと紹介する場面などを放送した。「取材協力 東京入国管理局」と明示され、東京入管のツイッターも放送前に「ぜひご覧下さい!」と番組をPRしていた。
 弁護士の有志25人は9日、フジに送った意見書で、技能実習制度の問題点や、収容施設の医療体制の不十分さ、自殺者が出ていることに番組が一切触れなかったことなどを指摘。「外国人の人権への配慮が明らかに欠如する一方、入管に批判なく追従し、主張を代弁しただけの、公平性を著しく欠いた番組」だと批判した。ネットでも「入管のプロパガンダ番組だ」などの声が上がっている。
 フジテレビ企業広報室は取材に対し9日、「この番組では、さまざまな退去の瞬間にスポットを当て、その様子を放送いたしました。東京入国管理局が、不法滞在・不法就労の外国人を摘発するシーンもございましたが、取材に基づいた事実を放送しており、決して外国人を差別する意図はございません。番組に対して、いただいたご意見は真摯(しんし)に受け止め、今後の番組制作に生かして参りたいと考えています」と答えた。
 朝日新聞デジタル 10/9(火) 21:30

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「不法滞在」の外国人の退去のことをテレビで流すと「外国人差別につながる」というものがいるのだ。

 いったいなにを言っているのだろう。普通の人は「不法滞在」の外国人への退去処分を見て、普通に滞在している「外国人」への差別意識を募らせたりはしない。特にそういうことをしている人間が集中している国があるのならばともかく。

 何年か前には、「カルデロン一家」を使った「子供と親を引きはがす非常な日本」キャンペーンがやられたし、

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 「3人で暮らしたいだけ…」家族裂く外国人収容 不法滞在者、人手不足支えた側面も

 長崎県の大村入国管理センターに収容された外国人から、特命取材班に大量の手紙が届いた。長期収容が家族分断などの人権侵害を招いていると訴える。不法滞在など日本のルールを守れなかった彼らは自業自得という見方もできるが、法を犯しながら人手不足の産業を支えてきたという側面もある。政府は来春、単純労働分野を事実上、外国人に解禁する方針だが、こうした現状は変わるのか。
 届いたレターパックには手紙に加え、家族の写真が多く入っていた。「家族に会いたい」などとつづられ、妻や子どもの写真が何枚も添えられている。彼らの調べでは、大村入管にいる外国人約100人のうち44人に日本で生活する家族がいるという。
(以下「お涙ちょうだい」部分、略)
 西日本新聞 9/19(水) 10:0

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 今でもそういう「かわいそうな人」を持ち出して「滞在認めろキャンペーン」をやっている新聞社がある。

「テロリスト擁護」の時にも書いたが、いったい我が国のメディアの倫理観というのはどうなっているのだろうか? 遵法意識というものは、彼らの中では「同情心」より下に位置されているのだろうか。
 西日本新聞の記事の中には「子供のおむつを替えるほどの子煩悩でなんたら」ということが書かれているが、それが法律を破っていい免罪符になどならない。
 フジテレビの番組を責めている朝日の記事では外国人実習生制度の不備が書かれていて、それについては拙ブログでも以前書いたこともあるように問題ではあるが、だからといって不法滞在をしていいということにはならない。

 法案としてきちんと固まったら取り上げようと思っているのだが、安倍政権が外国人の移住を緩和しようとしているが、こういう勢力をなんとかしてから議論をしていかなければ、およそまともなシステムなどできたものではない。
「差別」にすり替えて法律をすり抜けようとするものなど、見見逃してはならないのだ。


 本日の餌食。

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 「ピラニア担当飼育員を探しています」水槽には骸骨が…


(写真、朝日新聞デジタルより。ピラニアに囲まれた骸骨=2018年10月11日午後2時55分、青森市の浅虫水族館、板倉大地氏撮影)

 ピラニアがうようよ泳ぐ水槽にヒトの骸骨と、「ピラニア担当飼育員を探しています」の掲示が――。青森市の浅虫水族館がハロウィーン用に展示した遊び心のある水槽が、来館者を楽しませている。31日まで。
 ピラニア担当の三浦弘毅さん(27)によると、毎年ハロウィーンに合わせていくつかの水槽を飾っており、今年は飼育員がピラニアに食べられてしまった設定の水槽を目玉にした。通販で骸骨の人形を約1万円で買い、400匹ほどのピラニアが泳ぐ水槽に設置。掲示には「あぁ、彼は最近恋人ができたと言っていたのに…」と添えた。
 しかし、「ピラニアは実は臆病でめったに人を襲わない」と三浦さん。骸骨を設置した後も、しばらくは怖がって近づかなかったという。平川市から来た加藤和磨ちゃん(5)はピラニアを見て「かわいいな」と笑顔だった。(板倉大地)
 朝日新聞デジタル 10/13(土) 13:54

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 ふっふっふ。嫌いじゃないな、こういう遊び心。

 ただ、中には「子供が怖がってなんたら―」といちゃもんクレームをつけてくる人間がいるかもしれないので、気を付けてね(笑)。



 

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