マスメディアが「デマ」の発生元になっていないか? | 偕楽園血圧日記
2018年07月11日(水)

マスメディアが「デマ」の発生元になっていないか?

テーマ:報道

 水戸は今日もとんでもない蒸し暑さが続いている。
 中国地方ではまた雨が降り出しているようだが……。

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 「窃盗グループが被災地に」デマ情報急速に拡散

 西日本の豪雨で、ツイッターでは「レスキュー隊のような服を着た窃盗グループが被災地に入っている」などの情報が急速に拡散している。しかし、警察は「そのような事実は把握していない」としており、不確かな情報に惑わされないよう注意を呼びかけている。
 ツイートは複数の人物が聞いたうわさが元になっているとみられ、被害の大きかった広島、岡山、愛媛の各県の地名を挙げ、「自衛隊を名乗っている」「消防団の服装をしている」などという内容もある。
「窃盗犯は大阪ナンバーの車を使用」「崩れた家に入って窃盗している。たぶん中国人」などという記載もあり、投稿を見た多数の人にリツイート(転載)されている情報もある。避難所などでも話が広がり、広島県呉市もホームページで「窃盗団に注意して」などと掲載した。
 東日本大震災の際は、住人が避難中に空き巣被害が起きたが、広島県警は、ツイッターで多数の情報が流れていることについて「発信元を確認し、不確定な情報を拡散させないで」と呼びかけ、岡山、愛媛両県警も被災者らに冷静な行動を求めている。
 読売新聞 7/9(月) 18:39

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 今回の西日本豪雨でも、またツイッターなどデマを流している人間がいるという。
 読売新聞では「泥棒が暗躍」という話を取り上げていて、うん、私のタイムラインでもその「デマ」にどんどん尾ひれがついていく流れを指摘していた人も、確かにいた。

 が、

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 被災閉店のコンビニで窃盗未遂 容疑で岡山・高梁署が男3人逮捕

 西日本豪雨による被害で閉店していたコンビニのATM(現金自動預払機)から現金を盗もうとしたとして、岡山県警高梁署は10日、窃盗未遂などの疑いで、倉敷市の自称建設業の男(22)と、同市の無職と自称建設作業員の少年2人=いずれも19歳=を逮捕した。
 3人の逮捕容疑は9日午前11時半ごろから10日午前4時ごろの間、浸水被害で閉店し無人となっていた高梁市のコンビニに侵入し、ATMを工具のような物でこじ開けて現金を盗もうとした疑い。
 県警によると、男は「事実とは違います」と容疑を否認し、少年2人は認めている。被災地に行けば金目のものがあると考え犯行に及んだとみて調べている。
 巡回中の警備員がATMが壊された形跡に気付き、警備会社を通じて110番した。
 山陽新聞デジタル 7/11(水) 1:44

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 実際にこういう事例もあるのだし、「窃盗」自体はデマではない。問題なのはそれを「歪曲」し、デマに仕立て上げる行為である。

 そして、そういう行為で今のところ一番目に付くのは、

 


 や、

 


 が指摘されているような「アベガー政府がー」というものである。

 昨日も書いたように、「まだ大きな災害が起きていない5日の時点」の会合の写真をもって「安倍たたき」をしている者など山ほどいるし、その中には昨日引用した蓮舫議員のような公職者まで含まれている。(追記、この「安倍が来るからクーラー付けた」とツイートして世耕大臣から「デマを言わないでください」とたしなめられている紫野明日香という人は、赤旗に登場しているような人だという)

 いや、ツイッターだけではなく、

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 広域被害、政府を翻弄=初動遅れ、挽回に懸命―西日本豪雨

 西日本豪雨の被害は広範囲に及び、危機管理に強いとされる安倍政権を翻弄(ほんろう)した。
 災害には「先手先手」の対応を掲げる安倍晋三首相だが、平成に入って最悪の水害に発展するとは当初予想しなかったとみられ、野党は初動の遅れを批判する。被害の全容が把握できていない中、矢継ぎ早に対策を打ち出し、挽回に懸命だ。
 首相は10日の非常災害対策本部で安否不明者の捜索に全力を挙げるよう指示し、「被災地のニーズを迅速にきめ細かく把握し、対応に万全を期してほしい」と求めた。9日は省庁横断の支援チーム結成を指示。10日には2018年度予算の予備費を拠出する方針を示した。
 政府関係者は「安倍内閣の危機対応は過去のどの政権もかなわない」と強調する。ただ、河川の氾濫や土砂崩れは各地で同時に多発。道路の寸断などで救助隊の移動や物資輸送も難航し、被害状況の確認にも手間取った印象は否めない。
 気象庁が大雨警戒を呼び掛けたのは5日。首相官邸が連絡室を設置したのは6日、関係閣僚会議開催は7日で、災害対策基本法に基づく対策本部設置はその後の8日だった。10日の参院内閣委員会で立憲民主党の杉尾秀哉氏は「本当に先手先手だったのか。後手後手ではないか」と指摘した。
 5日夜に首相や閣僚、自民党幹部らが「赤坂自民亭」と称した飲み会に出席したことにも批判が出ている。西村康稔官房副長官は会合で首相らが談笑する写真をツイッターに投稿。立憲の蓮舫参院幹事長は「責任感があまりにも欠如している」と非難した。
 赤坂自民亭に出席した閣僚からは10日、釈明が相次いだ。上川陽子法相は「大変な災害になっていることに思いを寄せることができなかった」と述べ、吉野正芳復興相は「いろいろな批判は受け入れていきたい」と語った。
 政府は今回の豪雨災害を受け、被災自治体の対応が適切だったか検証する考えだが、政府自体も問われそうだ。 
 時事通信 7/11(水) 7:16

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 こういう見出しで書かれている記事もまた「デマ」の一つになっているのだから、悪質さでは、読売新聞が書いているような事例よりもこれらの方がひどい。

 時事通信は「気象庁が大雨警戒を呼び掛けたのは5日。首相官邸が連絡室を設置したのは6日、関係閣僚会議開催は7日で、災害対策基本法に基づく対策本部設置はその後の8日だった。10日の参院内閣委員会で立憲民主党の杉尾秀哉氏は『本当に先手先手だったのか。後手後手ではないか』と指摘した」と書くが、被害が出ているという話があるから「情報連絡室」を設置して情報を集約する、「被害が大きいという情報が入ってくるようになったから「対策本部」を作る。当たり前ではないか。被災対応の主体は自治体であり、「河川の氾濫や土砂崩れは各地で同時に多発。道路の寸断などで救助隊の移動や物資輸送も難航し、被害状況の確認」をする第一人者は、各自治体なのだから。
「反安倍」に取りつかれた人間は時系列にそって物事を理解する能力を失うようで。だからいまだに「モリカケ」で騒いでいるのだが、この杉尾「松本サリンで被害者を犯人扱いした」議員もまたその一人。彼はただいちゃもんをつけているだけなので、取り上げるだけの価値もない。
 なにが「後手後手」だろうか。被害も出ていない時点で政府が動くことなどできるというのか。そういうことをすればそれこそ彼らは「横暴だ! 独裁だ!」と騒ぐのではないのか?

 昨日も書いたように、こういう「災害と被災者を政府叩きの道具にする」奴らが、その汚らしい拳を振り上げている。そのことこそ「デマ野郎!」として叩いていかなくてはならないことだ。


 ところで、こういう流れとは違うところでは、また、



 こんなトンデモデマを垂れ流している人間も出ていて、これはまた別のところで怒りが収まらない。本人が「ぶっ叩かれる覚悟」というのだから、遠慮なくぶっ叩きたいところだ。

 もうずっと書いていることだが、福島の事故で汚染された食品が東日本で流通しているという事実はない。
 今でも時々「基準値の何倍ものなんたらが!」というニュースが出てくることでこういう人間は騒ぐのだろうが、そういうニュースが出るということは、きちんと検査がされているという証でもある。
 このツイートを擁護し、「叩いている人間」を馬鹿呼ばわりしているものの中には「セシウムしか測っていない。他の放射性なんたらが~」と書いているものもあったが、核反応で出てくる核種の割合というのは、物理的にわかっている。その中で数も多く測りやすいセシウムを見ておけば、その他の核種の存在もわかるのだ。だからわざわざその他の核種まで話はしない、それだけのことである。別に「隠蔽」しているわけではない。

 件のツイートではいまだに「天然と人口の放射能は違う」的な話やら「急性と慢性被曝(低線量)がどうの」という話をしているので、この人物は福島の事故後大量に発生した「高校の物理などまるきり忘れているが突然核物理学者よりも放射能に詳しくなった『真実の告発者』」だと思い込んでいる人間なのだろう。「低線量」という言葉の意味が分かっていないまま、あの頃木下黄太・上杉隆・岩上安美氏らが流した「嘘」を繰り返しているだけだし。
 こういう輩は、福島の事故後にメディアが垂れ流した「放射能デマ」が産んでいるのだから、「注意せよ」という以前に彼らの業界から襟を正してもらわなくては。

 ちなみに、「襟を正す」とは「襟を立てる」ことではないぞ。


 本日の全部入り。

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 <茨城の会社>「炒飯入り納豆大餃子」発売


(写真、毎日新聞より。新商品の「炒飯入り納豆大餃子」を手にPRをする丸真食品の三次美知子社長(左)と満天家の籏野政典社長=茨城県常陸大宮市で、吉田卓矢氏撮影)

 納豆の日の7月10日、茨城名産の納豆と、同じ北関東の宇都宮名産のギョーザが合体した冷凍食品「炒飯(チャーハン)入り納豆大餃子(ギョーザ)」(1080円)を茨城県常陸大宮市の「丸真食品」が発売した。
 今年2月、宇都宮市のラーメン店「満天家」の提案で開発を開始。互いの味の個性がぶつかり合い、ギョーザの皮を包むのを邪魔する納豆の糸にも苦しんだ。
 試行錯誤の結果、具に和風だしを加えたチャーハンにすることで両者のうまみが調和し、商品化に成功した。懸案の納豆の糸も抑えられたが、担当者は「おいしさは後を引きます」。【吉田卓矢>】
 毎日新聞 7/10(火) 18:40

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 ええと、これは「納豆チャーハンを具にした餃子」だということ?
 記事の書き方ではそんな感じだが、商品名からでは「納豆餃子にチャーハンが入っている」ようにも読める。この二つは微妙に違うよなぁ。前者ではチャーハンがメインなので具の主体は米になるし、後者では納豆が主役になる。

 納豆を餃子の皮で包んで揚げたものは水戸でも食べたりするが、ご飯を餃子の皮で包んだものというのは……また中国人に「主食を主食で包むなんておかしい!」といわれそうだ(苦笑)。


 

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