死んだはずだよおバプさん | 偕楽園血圧日記
2018年06月01日(金)

死んだはずだよおバプさん

テーマ:報道

 いい天気になったおかげで昨日よりは調子がいいが、まだ動いていると時々痛みが来るな。
 国会の方でまた騒いでいる者がいるようだが、とりあえず今日は昨日気になっていてかけなかった話を簡単に。

 一昨日の朝、ヤフージャパンのニュースページに、AFP=時事が、

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 反プーチン派ロシア人ジャーナリスト、ウクライナで撃たれ死亡


(写真、AFP=時事より。ウクライナ首都キエフで銃撃を受け死亡したアルカディ・バブチェンコ氏(2017年11月14日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News)

【AFP=時事】(写真追加)ウクライナの首都キエフで29日、ロシア人ジャーナリストが銃撃を受けて死亡した。ウクライナ警察が明らかにした。被害者は 反体制派メディアに寄稿し、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に対する痛烈批判を展開していた。
 亡くなったのはアルカディ・バブチェンコ(Arkadi Babchenko)氏(41)。警察がAFPに明かしたところによると、バブチェンコ氏は自宅アパートの建物内で銃撃されたという。
 警察報道官の話では、銃声を聞いた妻が血を流しているバブチェンコ氏を発見。病院へ救急搬送中に息を引き取ったという。
 同僚のジャーナリストの一人はフェイスブック(Facebook)に、「アルカディ・バブチェンコ氏は買い物を終えて帰宅した際、自宅建物内の階段で背後から3発の銃弾を受けて死亡した」と投稿。
 この同僚によると、バブチェンコ氏はウクライナ民放ATRで過去1年間、番組司会者を務めていたという。
 反プーチン派の同氏はロシア国内で脅迫を受け、まずチェコの首都プラハに転居。その後キエフに移住していた。【翻訳編集】 AFPBB News
 AFP=時事 5/30(水) 6:43

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 こんな記事を配信した。

 ロシア関係ではこのような事件が時々あるので、誰もが「またか!」と思ったのだろう。この記事にも「おそロシア」系のコメントが山ほどつけられたのだが、それら4時間後、

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 「殺された」ロシア人記者登場で騒然 ウクライナが偽装


(写真、朝日新聞デジタルより。ウクライナの首都キエフで殺害されたと報じられたロシア人ジャーナリストのアルカジー・バプチェンコ氏(中央)。30日、記者会見で元気な姿を見せた=ロイター)

 ウクライナ保安局(SBU)は30日、「ロシア治安機関による反体制派ロシア人記者に対する殺害計画」を暴くおとり捜査として、同記者の殺害を偽装し、殺害計画に関わった関係者を拘束したと発表した。
 SBUは前日29日夜、ウクライナの首都キエフでロシアのプーチン政権を批判し、ウクライナに移住したロシア人記者が、自宅近くで何者かによって射殺された、と発表。妻が血だらけの記者を発見するなど生々しい事件の様子が伝えられ、世界中で報道された。
 しかし、30日夕になってグリツァクSBU長官が、今度は殺されたはずの記者本人を伴って緊急記者会見を開催。あっけに取られる報道陣を前に「すべてはロシア治安機関の陰謀を暴くためだった」と語った。
 この記者は、戦場記者として、プーチン政権批判で知られるノーバヤ・ガゼータ紙などに記事を書いていたアルカジー・バプチェンコ氏(41)。記者は昨年2月、「自分や家族に対する度重なる脅迫」を理由にロシアから移住していた。
 グリツァク長官によると、SBUは「ロシア治安機関に3万ドル(326万円)で雇われた」ウクライナ人がバプチェンコ氏の殺害を計画するのを探知。実際に殺人事件を演出することでその関係者をあぶり出し、拘束したという。
 ロシアはバプチェンコ氏「殺害」が発表された時点からすでに「ロシアにぬれぎぬを着せようとしている」とウクライナ政府を批判。事件が偽装だった上に名指しで関与を指摘され、猛反発するのは必至だ。(モスクワ=喜田尚)
 朝日新聞デジタル 5/30(水) 10:53

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 朝日新聞がこんな記事を配信した。

 最終更新が5/31(木) 2:31となっているので、あとから何か足したり引いたりしたところもあるのかもしれないが、少なくとも30日の朝11時前にはパプチェンコ記者の殺害は「フェイク」だというニュースがあったわけだが、その後も、

「ウクライナでロシア人ジャーナリスト射殺、ロシア政府批判」(BBC 5/30(水) 13:50配信)
「<ウクライナ>プーチン政権批判の露記者殺害される」(毎日新聞 5/30(水) 17:29配信)
「プーチン政権批判のロシア人記者、ウクライナで撃たれ死亡」(CNN 5/30(水) 18:47配信)
「ロシアの反政権記者射殺される ウクライナで何者かに」(産経新聞 5/30(水) 21:31配信)


 と、「記者が殺された」ニュースの配信は続き、そのたびにまた「おそロシア」式のコメントが付けられるということが繰り返されていた。

 これらの新聞社は結局、

「ロシアの『射殺』された記者、実は生きていた ウクライナ当局が暗殺阻止の『特殊作戦』と発表」(産経新聞 5/31(木) 0:47配信)
「『殺害』されたロシア人記者は生きていた 「暗殺阻止のため」おとり捜査」(BBC News 5/31(木) 9:46配信)
「<ウクライナ>露記者殺害、一転生存 報道への暴力多発反映」(毎日新聞 5/31(木) 22:03配信)


 半日以上遅れて「記者が生きていた」記事を書くことになり、日本の「フェイクニュースの総本山」である朝日新聞によってその記事を「フェイク」にされてしまったのだからなんともはやであるが、振り返ってみると、「すでにそういう記事が出ていた後に配信された記事」を―それを否定する記事が同じサイトにあるというのに―信じて「おそロシア」と書いてしまう人が多くいるというところに、情報伝達の危うさというものが表れている。

 なるほど、同じサイトとはいえ11時前の記事とその2時間以上後の記事では「別のページ」になってしまうこともあるだろう。どこかのリンクから直接その記事に飛んできた人もいるだろう。その結果、「既にそれが否定されるニュースがある」ことに気が付かないことのなるのかもしれない。まさか「朝日だからどうせ」とばかりにわざと読み飛ばすということをする人が多いというわけでもないだろうが……。
 ネットのポータルサイトのおかげでせっかく新聞記事の読み比べができる時代になっているのに、それが上手くいかされないというのならば、まったく残念なことである。


 ウクライナといえば、クリミア半島をロシアが占領した際、日本の新聞はみな一方的に加担し、ロシア叩きに精を上げた。ドイツなどは特に「クルスクの恨みはらさで」といわんばかりの勢いでウクライナに介入していたのだが、メディアはそのドイツが指示する側の勢力こそが「正義」だと持ち上げ、ロシア系住民の抵抗は「ロシアがそそのかしている悪い行動」だとレッテル貼りをした。

 が、こういう「汚い」ことも平気でやるのが世界のデフォルト。「一時的なニュースですべてを判断しない」ということを、今回の事件は教えてくれた。

 それにしても、このパプチェンコ氏、こんなことをやってしまってはもうこれから先何を書こうともその記事には中立性の担保がされなくなるとわかっているのだろうか?
 命は助かったかもしれないが、「ジャーナリスト」としてはもはや死んだも同然。これからは「西側」のプロパガンダ要因として生きていくしかない。
 彼の「死」をフェイスブックで伝えたという同僚も、「自分は知らなかった。騙された」と早目に言っておかないと、彼と同じ道をたどることになるから気を付けた方がいい。


 本日の着物ポリス。

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 「西郷どん」似?着流し姿で勤務、話題の市職員 鹿児島県いちき串木野市


(写真、西日本新聞より。「鹿児島県内で一番西郷どんに似ている」と自負する竹原勇輝さん=鹿児島県いちき串木野市)

 鹿児島県いちき串木野市で、明治維新の立役者、西郷隆盛のそっくりさんが活躍している。同市の観光案内所に勤務する竹原勇輝さん(38)。NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」ブームもあって、知名度は今や全国区だ。追い風に乗り、今夏にはそっくりさんの県内ナンバーワンを決めるコンテストも自ら企画。トップを勝ち取って名実ともに「薩摩の顔」を目指す。
 竹原さんは同市出身。身長183センチ、体重130キロで、身長180センチ、体重110キロ程度だったとされる西郷どんとほぼ同じ体形。太い眉や大きな目、短髪などの風貌もそっくりで高校時代から周囲に「似ている」と言われていたという。
 大学卒業後、山口市の映像製作会社に勤務したが29歳の時、Uターン。実家の自転車販売店を手伝いながら市民でつくる「くしきの盛り上げ隊」の隊長に就任、まちづくりに取り組んできた。昨夏、市の観光物産センターに誘われ、案内所で働くようになった。
(中略)
 竹原さんが描く西郷どん像は「困った人がいたら助けずにいられず、器の大きい人」。その西郷どんがあらためて注目される今年、各地で観光やまちづくりに生かす動きが活発化している。竹原さんは「こんなチャンスはない。連携して盛り上げ、活気のある鹿児島にしたい」と意気込む。
=2018/05/31付 西日本新聞夕刊=
 西日本新聞 6/1(金) 11:27

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「西郷どん」はいいのだが、その服装は「着流し」ではなくただの「浴衣」じゃないのか?

 着流しというのは着物を着るときに袴をつけない着こなしのことで、着物自体は普通に襦袢と長着を着込むもの。特に「外出時は袴着着用」がマナーであった武士階級にとっては、「ちょっとした冒険」的なところもあったのだろう。
 一方、浴衣というのは本来は「下着」扱いなので、これだけ着て外に出るというのは冒険どころか「恥ずかしい」とされた。
 現代では祭りなどでの着用などでそういう意識は薄れてしまっているとはいえ、用語はきちんと使おうよ、西日本新聞さん。




 

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