時代遅れの…… | 偕楽園血圧日記
2018年01月13日(土)

時代遅れの……

テーマ:報道

 関東ではいい天気が続いている(おかげで冷え込みも厳しい!)が、信越地方ではすごい雪が降っているという。

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 新潟市の中心部、8年ぶり「ドカ雪」 柏崎で除雪の男性死亡


(写真、産経新聞より。バスの停留所に列を作る利用客ら=12日、新潟市中央区のJR新潟駅(太田泰氏撮影))

 強い寒気の影響で11日から12日にかけて県内で雪が降り続き、新潟市中央区で80センチの積雪を同日午前9時に観測するなど各地で大雪となった。同区の積雪が80センチ以上となったのは平成22年以来、8年ぶり。柏崎市では12日、勤務先で除雪をしていた50代の男性が倒れ、心肺停止の状態で病院に搬送され、死亡が確認された。北陸道などの高速道で通行止めが相次いだほか、渋滞となる一般道も多く、バスが運休・遅延を余儀なくされるなど市民生活に大きな影響が出た。
 午後8時現在の積雪は、魚沼市168センチ▽津南町130センチ▽阿賀町127センチ▽十日町市106センチ▽湯沢町97センチ▽長岡市46センチ▽佐渡市20センチ-などと各地で平年>の2~10倍となった。
 糸魚川市能生では午後8時現在で24時間降雪量が全国で最も多い96センチを観測。11日午前7時に積雪が0センチだった新潟市中央区では、わずか1日で「ドカ雪」の天候に変わった。
 新潟地方気象台によると、風速が比較的弱かったことから新潟市の中心部が大雪に見舞われる結果につながったという。大杉健介主任予報官は「14日までは雪の降りやすい状況が続く」としており、雪崩などに注意を呼び掛けている。
(後略)
 産経新聞 1/12(金) 21:24

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「除雪で人が亡くなる」という、関東の平野部ではまるで聞かない話が出てくるのだから、その大変さもわかろうというものだが……。

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 信越線、大雪で一晩立ち往生…430人閉じこめ


(写真、読売新聞より。立ち往生した電車(12日午前8時12分、三条市の信越線東光寺―帯織間で)=沼田良宗氏撮影)

 上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、日本列島は12日も、北陸を中心に日本海側や山沿いで大雪となった。
 新潟県三条市のJR信越線東光寺―帯織(おびおり)駅間では11日夜、大雪の影響で上り普通電車(4両編成)が立ち往生し、車内にいた乗客約430人が 閉じこめられた。除雪車などが復旧にあたり、車両は約15時間後の12日午前10時25分頃に移動を開始したが、乗客5人が体調不良を訴え、男性1人が脱 水症状で病院に搬送された。
 JR東日本新潟支社によると、電車が動けなくなったのは同市の東光寺駅を出て約300メートルの地点で、線路に雪が積もったため走行中に停車。車内は帰宅途中の会社員や学生らで混雑していた。
(後略)
 読売新聞 1/12(金) 8:26

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 信越線で列車の立ち往生が起きたのだが、これでまた、「<信越線立ち往生>発車1分雪に阻まれ 過小評価、判断裏目」(毎日新聞 1/12(金) 21:13配信)という見出しで記事を書く新聞が出てくるのだから、どこまでぼけているのだろう。
 この新聞社は13年前に信越線で突風による脱線事故が起きた時にも「風の息吹を感じていれば大丈夫脱はずだ」のようなことを書いて批判されたが、そのころとまるで意識が変わっていない。

 テレビでも「さっさと降ろして駅に避難させるべきだった」と言った人間がいたと聞くが、水郡線のある土地の人間からすれば、「無人駅に400人も収容するキャパなどあるわけがない」ことぐらいはすぐにわかる。いったいなにピント外れなことを言っているのだろう。
 そもそもこの場所が、読売新聞が貼ってくれている電車の写真からはわからないが、大きく引いてみると、

 


 こんなところだということなのだから、夜中になればあたりは真っ暗。しかも大雪が積もっているところに人を歩かせることがどれほど無謀なことなのか。

 この「まや(^ー^)ノ」さんのツイートにみるように、今はそういうことがすぐにわかる時代になっている。なのに新聞やテレビは、十三年前の「俺たちが見せたものしか多くの人は知らない」という意識からまるで進歩せず、頓珍漢な「印象報道」を続けているのだから救われない。
 年長者の中にはまだ「新聞とNHKのいうことは正しい」と思い込んでいる人間が一定数いて、そういう人間は昔からの習慣でこれらのメディアに「金を落としてくれる」からそちらを向くことをやっているのかもしれないが、それでは将来はまるで約束されない。


 この件では、朝日新聞も、

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 「なんとか、しのいだ」信越線の乗客、JRへの怒りも

 猛烈な雪が降り続く中、約430人の乗客が列車内で一夜を明かした。JR信越線が大雪で立ち往生したトラブル。4両編成のため座席が足りず、多くの乗客が立って運転再開を待った。乗客や家族からはJRに対する怒りも聞かれた。
(中略)
 車内では復旧の見通しが全く知らされず、乗客は不安な時間を過ごした。会社員の宮島唯さん(21)は「情報がなく、JRの人は除雪中としか言ってくれなかった。みんなスマホでニュースを見ていた」。携帯電話の電池が切れ、家族と連絡が取れなくなってしまう人も続出した。
 現場に近い帯織駅には、迎えの家族らが集まり、12日午前4時半ごろには車が31台止まっていた。
 午後7時半から中学1年の娘を待っていた大塚尚子さん(44)は「JRから情報が何もなくて、どうしたらいいのか全く分からない。その場で降ろすとか、除雪の応援をもっと早く呼ぶとか、最善の策があったのではないか」。
 朝日新聞デジタル 1/12(金) 11:54

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 テンプレートのような「怒り煽り」の記事を書いている、一方で、いつもの朝日新聞の側面援護のような記事ばかり書いているおかげで「KuzzFeed」ともいわれるBuzzFeed Japanが珍しく、

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 大雪で立ち往生したJR。なぜ乗客を降ろすことができなかったのか?

 1月11日から12日にかけ、新潟県三条市で、JR信越線の普通電車が積雪の影響で動けなくなったトラブル。半日以上にわたって取り残された乗客もいた。現場は最寄り駅から300~400mのところだ。なぜ、15時間も乗客を降ろすことができなかったのだろうか。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

 JR東日本新潟支社によると、電車が雪を抱えて止まってしまったのは1月11日午後7時前だ。当初は430人が乗っていた。
 同社広報担当者は、BuzzFeed Newsの取材に経緯をこう説明する。
「安全のことを第一に考えました。車両は、駅と駅の間の線路に留まっています。周りは田園地帯であり、側溝などもあって、通常の状態でも線路の上を歩くのは危険な場所となっています」
「この日は、さらに降雪があり、足元がどのような状況になっているかわからない。400人以上の人を誘導する方が危険だという判断をしました」
 そもそも電車から降りること自体が危険だ、との判断が真っ先にされたという。
 危険な道を数百メートル誘導したとしても、その先にある最寄りの東光寺駅は無人駅。一方で、車内は暖房も効いており、トイレも付いていた。

 大雪でバスやタクシーも手配できず
 また、並行してバスやタクシーの手配も実施していたが、積雪の状況がそれを阻んだ。
「合わせて代替輸送も検討しました。仮にバスやタクシーが手配できれば、足場を踏み固め少しずつ誘導するという方法もあり得たかもしれません」
「しかし、通常例のない雪の降り方だったため、周辺の一般道も大渋滞するなど混乱していました。各社とも手配ができる状況ではありませんでした」
(中略)
 電車は10時半前に復旧
 運行停止が数時間にわたる恐れもあったため、食料などの手配も同時に検討。安全を確保して、2度に渡って運搬・配布した。
・午前2時40分:飲料水
・午前5時前:カロリーメイトや乾パンなどの非常食
 12日午前9時までに、230名が電車から降りた。そのほとんどは、家族や知人などが現場近くの道路まで迎えにきたケースだ。申し出があった場合、社員がその都度誘導しながら案内をしたという。
 車内が混み合っていたこともあり、立ちっぱなしの人もいた。男性1人、女性4人の計5人の具合が悪くなったため、救急車の手配をしたという。
 除雪車での作業のほか、現場ではJR東日本やグループ会社の社員たちによる人力での除雪が進み、電車が止まって15時間以上が経過した12日午前10時26分ごろ、運転が再開したという。
 広報担当者は「大勢の方にご迷惑をお掛けしてしまったことをお詫び申し上げます」としたうえで、再発防止策を検討する意向を示した。
「新潟は雪国であり、体制は整えてきたつもりでした。しかし、今回は特別な大雪ということもあり、このようなことが起きてしまった。原因を精査し、きちんと対応できるよう検討して参りたい」
 BuzzFeed Japan 1/12(金) 11:30

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 と、非常に冷静に、現場がどれほど最善の手を求め、それを尽くしていたかのレポートしてくれている。

 何かあった時に、不満を訴えて声荒く駅員に詰め寄る人間がいれば、それはとても刺激的で「イエロージャーナリズム」にとって絵になるものだろう。だが、それはただ解決にあたっている者たちのリソースを消耗させ、事態を悪化させる方向にしか働かない。よくアメリカ映画にある、必死になっている主人公の足を引っ張る「ムカつくやつ」というやつだ。

 うがった見方をすると、これは「誰かを悪として攻撃することで自分の勢力を拡大させよう」とする共産主義革命思考に通じるのかもしれない。それもまた……。
 

 本日の瞬き。

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 暗がりで映える新ファッションに? 光るつけまつげ開発


(写真、朝日新聞デジタルより。無線で電気を受け、緑色に発光するつけまつげ=11日午後3時42分、京都市左京区、佐藤慈子氏撮影)

 電池が不要な「光るつけまつげ」を、立命館大と資生堂が共同で開発した。京都市内で11日、報道陣に公開した。離れた場所からマイクロ波を使って送電する「無線給電」という技術を利用しているのが特徴。将来は、身につけることで体温や心拍などを記録し続けることができる軽量型のウェアラブル端末などにも応用したいという。
 道関(どうせき)隆国(たかくに)・立命館大教授(電子工学)らの研究チームは、LEDやアンテナなどを備えた小型受電装置(長さ3・5センチ)を作製し、市販のつけまつげの上に取り付けた。この日の公開実験では、離れた送電装置から出たマイクロ波を受けて、マネキンのまつげが緑色に輝いた。
 マイクロ波の強さは国の指針で定められた値を下回っており、人体への悪影響はないという。
 資生堂の担当者は「コンサート会場やダンスパーティー、花火大会など、暗がりで映える新たなファッションとして需要があるのでは」と話す。
 送電できる距離は今のところ1・5メートルが限界だが、今後さらに距離が伸びるよう改良する方針。実際に人に着けてもらう実証試験も進めたいという。(西川迅)
 朝日新聞デジタル 1/11(木) 19:32

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 いや、確かに「マイクロ波の強さは国の指針で定められた値を下回っており、人体への悪影響はない」のだろうけど、目の前でこんな光がパカパカしたら、それは目に悪いだろう?
 いくらLEDが出す光には指向性があるとはいえ、ある程度周りに広がるのは防げないのだし。
 懐中電灯を眉間にくっつけて秒速でパカパカしてみたらいい。持病がなくとも気分が悪くなること請け合いだから。


 

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