今年はマスコミが自滅した年だったな | 偕楽園血圧日記
2017年12月31日(日)

今年はマスコミが自滅した年だったな

テーマ:報道

 今日は「本日の年越し」から。

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 「クマの行進」で新年迎える、ルーマニアの祭り


(写真、AFP=時事より。ルーマニア・バトラドルネイで、クマの衣装を着て新年を祝う祭りに参加する人々(2017年12月29日撮影))

【AFP=時事】ルーマニア・バトラドルネイ(Vatra Dornei)で29日、悪霊を追い払って新年を祝う祭りが行われ、クマの毛皮でできた衣装やヤギや子馬に模した衣装に身を包んだ人々が街を練り歩き、歌やダンスを披露した。【翻訳編集】 AFPBB News
 AFP=時事 12/30(土) 15:22

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 これは、つまるところ我が国の「なまはげ」のようなものかな?
 だが、悪霊払いで熊というのはその力強さからわかるが、ヤギや仔馬というのはどこから出てきたのだろう? ヤギなんかどちらかといえばサバト関係で使われるようなものだと思うが……(汗)。


 毎日新聞が、

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 <文科省>「加計学園」審査、詳細見えず 議事要旨を初公開

◇実質的な審査担った専門委員会の議事は公開されず
 文部科学省は27日、学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)が運営する岡山理科大の獣医学部新設を認める答申をした大学設置・学校法人審議会(設置審)の議事要旨をホームページで公開した。議事要旨の公開は初めて。しかし、実質的な審査を担った専門委員会の議事は公開されず、内容も専門委の原案を上部組織が補足、了承したとの簡易な記述にとどまった。
 設置審は専門委、審査会、分科会の3段階で審査し、詳細な検討は専門家が委員を務める専門委が担う。
 公開されたのは審査会と分科会の議事要旨でA4判55ページ。このうち加計学園獣医学部についての記述は3ページに17行あるだけ。5月17日の審査会では「教員組織などの審査意見の原案に対して、文言の補足、修正を行った」などとしている。審査会は8月9日、11月6日にも開かれたが、加計学園についてはいずれも専門委の原案通りに審査意見や留意事項を了承したとの記述で、委員の発言や具体的な議論の内容は記されていない。
 認可答申の3日前の11月7日に開かれた分科会の議事要旨には大学名もなく、原案通り了承したことのみが記述されている。
 文科省大学設置室によると、分科会は加計学園の問題が取りざたされる前の4月、プロセスの透明性を高めるために議事要旨の公開を決定した。しかし、専門委は「自由闊達(かったつ)に意見交換する」との理由で外された。設置審の会合は全て非公開で、専門委の委員の名前は答申まで明かされなかった。大学設置室は「専門委の判断は審査意見として公表しており、透明性は確保されている」としている。
 NPO法人・情報公開クリアリングハウスの三木由希子理事長は「専門委の議事内容が非公開だと、なぜ認可の答申となったのかという最も重要なプロセスの検証が妨げられる。政府としても認可の妥当性を証明するのに公開は不可欠だ」と指摘している。【伊澤拓也】
 毎日新聞 12/27(水) 23:40

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 こんな記事を書いていた。

 いやはや、彼らの書いた筋書きでは、文科省は官邸の圧力によって「行政がゆがめられた」被害者という設定になっていたのではなかったのだろうか?
 ところが今度は「隠蔽の首謀者」であるかのように書く。
 こんなことをやっているから、新聞の見出し斜め読みをしているような人たちは「なにがなんだかわからない」ことになり、「説明が足りない80%」という数字が出ることになる。

 それを狙ってやっているならば、もはやそこに「報道」はない。

 まあ、毎日新聞は「安倍叩き」が目的になってしまったおかげで、

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 <大学設置審>「加計、新設条件満たさず」 複数委員が認識

 加計(かけ)学園の獣医学部新設計画について、文部科学省の大学設置・学校法人審議会(設置審)の専門委員会で審査に携わった複数の委員が毎日新聞の取材に応じ、「獣医学部新設の前提となる4条件を満たしていない」との認識を示した。設置審の答申を受け、文科相は11月に認可したが、1人は「本来なら来年度も再度審査すべきだった。時間切れになった」と語り、来春開学の日程が優先されたことを示唆した。
 文科省は27日、今年度の設置審の議事要旨を公開した。加計学園に関する記述は17行しかない上、獣医学の専門家が実質的な審査をした専門委員会(14人)の議事要旨は「自由闊達(かったつ)な意見交換を妨げる」などを理由に非公開とされた。
 政府は2015年、特区制度での獣医学部新設について「獣医師が新たに対応すべき具体的な需要がある」「既存の大学・学部では対応が困難」など4条件がそろった場合に検討すると閣議決定。今年1月に加計学園が事業者に選ばれ、計画が4条件を満たしているのを前提に設置審で審査された。
 
設置審は教育課程や設備が大学設置基準に適合しているかを判断し、4条件は審査の対象外だが、委員の一人は「最初から4条件を満たしていないと思った。『他大学にできないことをする』というが、このカリキュラムでできるのかとの疑問があった。募集する学生数(140人)も多い」と話した。
 設置審は翌年春の開学に間に合うための通常の認可期限となる8月末、加計学園の計画について判断を保留し、修正を求めた。この委員は、修正後の計画も「熟度が高くなかった」とし、「時間切れで認可になってしまった。本来なら来春に再度、審査すべきだと思った」と話した。
 別の委員は加計学園の計画について「(学部が新設される四国での)需要をきちんと説明していない。これまで50年以上も認めていなかった新設を認めるのだから、公明正大にやるべきだ」と指摘。認可答申の結論については「審査意見に対して学園側が計画を修正した以上、認めざるを得なかった」と語った。他のある委員は「修正した計画を学園が履行できるのか、最後まで確証がなかった」と振り返った。【水戸健一、伊澤拓也】
 毎日新聞 12/29(金) 7:00

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 こんな頓珍漢なことを書くぐらいだから、そもそも「今治の特区で何を騒いでいるのか」すらわからなくなっているのかもしれないが。

 文科省の大学設置審議議会というのは、申請されたものについて「校舎の用意があるか。教授陣はきちんとしているか。学生の募集計画はどうか。財政的にある程度の恒久性があるか」などを審査して、それを満たしているならば「開学を許可しよう」とするためのものである。
 加計学園が認可前に校舎を作っていたことで「出来レースだ!」と騒いでいたようなものもいるが、認可を得るためにはそういうものを用意しなければならないわけで、そのために文科省とはいろいろ話をし、あらかじめ必要なものを聞いたりもする。だから審査にかかる時は基本的に「用意は整っている」ことになり、初めの記事にあるように「特に瑕疵なし」で特別な意見などなく認可がされるのが普通となる。
 記事にある「政府は2015年、特区制度での獣医学部新設について『獣医師が新たに対応すべき具体的な需要がある』『既存の大学・学部では対応が困難』など4条件がそろった場合に検討すると閣議決定」というのはいわゆる「石破四条件」といわれるもので、「認可申請をするためにクリアせよと定義づけたもの」で、大学設置審の仕事にかかわるものではない。
 そして、毎日新聞は記事の中でそれを知っていることを自白しているのだ。
 設置審は法律にある開学条件に沿って申請された内容を審査するのが仕事で、申請前のハードルは、ここにはまるで関係ない。本当にこの記事にあるようにことを言っている委員がいるのならば、それは自分の仕事を理解していない馬鹿者だから、早々に交代させた方がいいだろう。そんな人間を「自分のストーリーに都合がよい」からと持ち上げるのは、彼らのいう「権力の監視」とやらの放棄である。

 本当に。この今治の特区の話では、新聞・テレビがこのような「法的手続きとは離れたところ」でガチャガチャといちゃもん付けをし、適当なことを言う人間を出してきて「ミスリード」を図った。
 これに象徴されるように、今年はマスコミの劣化が明瞭になった年であってた。

 そのとどめともいえる、

 


 こんな話が年末のこの時期になって出てきたのは、必然なのだろう。

 そしてさっそく朝日の記者が、

 

 

 

「エモーションだけ」でツイートをして指摘され、謝罪するということをやってくれている。


 ツィッターを例にすると、ある日には学生時代に読んでいた漫画家と言葉を交わすこともあるし、投稿通知には日本国総理大臣とアメリカ大統領と普通の市井の人と那珂湊海浜鉄道の名が並ぶことがある。
 今はもうそんな時代なのだ。
 そのことが理解できず、いまだに「情報は俺たちがコントロールするのだ」と自惚れに浸り、昔ながらの「角度をつける」やり方で人々がついてくると思っているのならば、そして来年もそんなことを続けるようならば、マスコミに対する人々の不振はさらに増し、離れていくだけだ。


 と、いうことでマスコミの反省を促しながら。それでは皆さんよいお年を!



 

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