2017年09月13日(水)

話は相手に分かるようにしてやらないと

テーマ:国際関係

 今日は「本日の奇祭。世界編」から。

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 英国で伝統のソーセージ投げ競争、15世紀のバラ戦争に由来


(写真、ロイターより)

[ラムズボトム(英国) 11日 ロイター] - 英国北部のラムズボトムで10日、ブタの血を固めてつくるソーセージ「ブラックプディング」を、粉で作った「ヨークシャープディング」めがけて投げ、台座から落とす数を競う「世界ブラックプディング投げ選手権」が行われ、ウルバーハンプトンから出場したニック・ペンネルさん(45)が優勝した。
 このイベントは100年以上の伝統を持ち、由来は15世紀のバラ戦争に遡る。伝説では、弾薬が尽きたため兵士たちがブラックプディングとヨークシャープディングを投げ合って戦ったとされている。
 ペンネルさんは「優勝トロフィーを勝ち取った嬉しさを表す言葉もない」と喜びを語った。
 ロイター 9/12(火) 11:33

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「チーズ転がし選手権」とか「卵投げまつり」とか、3の倍数の月に馬鹿になる時々変な祭りを行うイギリスで、またこんな祭りが行われたという。

 う~ん。普通戦争中に弾薬が尽きたら石などを投げるんじゃないかと思うのだが……バラ戦争の頃ならば、「弾薬」のいるようなものよりも剣やメイス・ハンマーのよう物理的な近接武器が主力だろうし。逆に食料というのは、確保しておくべきものではなかったのかなぁ。

 まあそれでも、この祭りはその起源などが何となく理解もできよう、が、

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 鹿男たちが踊る! 毎年恒例の「角ダンス」 英国

【AFP=時事】英イングランド(England)中部の村アボッツブロムリー(Abbots Bromley)で11日、トナカイの角を着けた踊り手たちによるフォークダンス「アボッツブロムリー・ホーンダンス(Abbots Bromley Horn Dance)」が行われた。
 踊りの起源は中世にさかのぼり、毎年この時期に行われる。トナカイの枝角を着けた6人の「鹿男」と愚人、弓の射手などからなる踊り手が、アコーディオンとトライアングルの伴奏に合わせて踊りを披露する。【翻訳編集】 AFPBB News
 AFP=時事 9/12(火) 10:16

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 こっちの方は、まるで何がやりたくて始めたものなのかがわからない。
 鹿と弓手ならば狩猟関係での大猟祈願なのかなとも思うが、「愚人」が絡むのと鹿が躍るのは意味がわからない。
 日本の奇祭シリーズでも、日本人ならばなんとなく文化的な背景から「こんなことだろうな」と想像できるように、これはイギリス人ならば「ああ、あれだ」と思いつくものもあるのだろうか?

「その土地の文化」というのは、多様で、なかなか不思議なものがある。


 さて、というところで本題。

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 安保理、北朝鮮制裁決議を全会一致で採択 石油輸出に上限

【AFP=時事】(更新、写真追加)国連安全保障理事会(UN Security Council)は11日(日本時間12日)、6回目の核実験を強行した北朝鮮に対する新たな制裁決議を全会一致で採択した。北朝鮮製の繊維製品の輸出禁止や、北朝鮮への石油製品の輸出制限などが盛り込まれている。
 決議は米国が作成し、中国とロシアも支持した。米国は当初、北朝鮮に対する原油の全面禁輸や、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の在外資産凍結などを求めていたが、中国とロシアの支持を得るため譲歩した。
 新たな決議では、北朝鮮への天然ガス液の禁輸なども科したほか、原油については現状の供給レベルを上限とした。
 また各国に対し、北朝鮮労働者に新たな就労許可を与えることも禁止した。また北朝鮮労働者の既存の労働契約の終了日について各国に報告を求め、この就労制度を段階的に廃止させることも目指す。
 現在、国外で働く北朝鮮労働者は約9万3000人いるとされ、北朝鮮にとって核・ミサイル開発のための外貨収入源となっている。
 安保理は1か月前、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験を受けて、北朝鮮による石炭や鉛、海産物の輸出も禁じている。
 韓国政府は声明を出し、新たな決議は北朝鮮に「挑発行為を続けても外交的孤立を深め、経済的圧力を強めるだけだと重大な警告」をしたと歓迎。「北朝鮮は自国の安全と経済発展が保障されるには非核化するしかないと理解しなくてはならない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News
 AFP=時事 9/12(火) 7:25


 北朝鮮、後戻りできない点越えていない=ヘイリー米国連大使

[国連 11日 ロイター] - ヘイリー米国連大使は11日、北朝鮮は「後戻りできない点をまだ越えていない」との認識を示し、米国は北朝鮮との戦争を望んでいないと言明した。
 国連安全保障理事会が北朝鮮に対する追加制裁決議案を全会一致で採択した後、大使は理事会に対し「北朝鮮は核開発の停止に同意すれば未来を取り戻すことができる。平和に暮らすことができると証明すれば、世界は北朝鮮とともに平和に暮らす」と述べた。
 また「きょう採択した決議は、トランプ大統領と中国の習近平国家主席の間に生まれた力強い関係がなければ実現しなかった」と述べた。
 ロイター 9/12(火) 8:33

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 核実験を行った北朝鮮への対応を検討していた国連安全保障理事会が、当初いわれていたものからかなり後退した制裁を決議した。
 やれやれである。
 細かく見ていくと、「公海上での無条件臨検」など効果的なものも入っているのだが、原油の取り扱いで後退を見せてしまったのは、明らかな失敗。北朝鮮にすれば、これは「アメリカに一矢報いた」と受け止めるものにしかならない。

 まったく。日本のマスコミでもやたらと「話し合い」「話し合い」という人間が出てくるが、なにを言っているのだろう。朝鮮半島の社会文化において、「話し合いましょう」といってくる相手は「自分の力を認めてすり寄ってきたものだ」と認識されるというのに。
 今、北に向かって「話し合いましょう」というのは、彼らの力を認めたと認識され、ますます増長させることになるだけ。それでいったいこの話をどう解決させようというのか。
 朝鮮人相手に話をしたければ、相手が折れて「話し合いましょう」といってくるように仕向けなければならないのだ。
 しかもそうやって約束させた後でも、「慰安婦合意」のように「約束を守らない」ということまで見ていかなくてはならない。
 初めに世界各地の「社会文化の違い」のことを書いたが、どうも今の国際外交の場を見ていると、「大国」意識を持った国が自分たちの価値観をぶつけ合っているだけで、「相手が持っている文化の中でこれをどう折り合いつけさせるか」という視点が欠けているように見えてならない


 北朝鮮は、

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 北「核実験は自衛」…ピョンヤン駐在の友好国大使に

【ソウル=宮崎健雄】北朝鮮国営の朝鮮中央通信によると、北朝鮮の崔希鉄(チェヒチョル)外務次官が8日、平壌(ピョンヤン)に駐在するアジア諸国の大使を集めて、3日に実施した核実験の説明会を開いた。
 モンゴル、ベトナム、ラオス、カンボジア、インドネシア、イラン、インド、パキスタンなど北朝鮮の友好国の大使や代理大使が出席した。
 米国が追加制裁決議案の採択を目指す国連安全保障理事会の理事国は含まれていないとみられるが、米国が各国に北朝鮮との関係断絶を求める中、孤立を回避する狙いとみられる。
 崔次官は、核実験は「米国の核戦争の威嚇から我々の政権と人民を守るため」と強調。「朝鮮半島情勢が制御不能に陥っている」のは「米国のせいだ」と批判した。
 読売新聞 9/9(土) 14:07

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 こんなことをやりながら、

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 「全世界を転覆できる雷」 北朝鮮、観光客に核開発宣伝

 北朝鮮が3日に行った6回目の核実験以降、北東部の羅先(ラソン)経済特区を訪れる中国人観光客に対して、核開発の宣伝を強化していることがわかった。北朝鮮への制裁を強める中国側に核開発の必要性をアピールする狙いがあるとみられる。
 中国吉林省の旅行業関係者によると、羅先では核実験後、観光バスが通る道路沿いに、「全世界を転覆できるほどの大きな核の雷だ。私たちを止められる者はこの世にはいない」というスローガンが掲げられた。
 ホテルでも核実験の宣伝映像を放映。ある観光地では労働者や学生、軍人らの代表とされる人々が100人ほど集まって核実験の成功を祝っていたが、次の場所でも同じ人々が先回りして祝っていたという。
 北朝鮮国営旅行社のガイドも観光地の紹介より核兵器の誇示に多くの時間を費やした。ガイドは「国際的な制裁でわが国を締め上げるつもりだが、絶対に核を放棄しない。わが国が核大国だと国際的にも認めなくてはいけない」「トランプ米大統領はもう張り子の虎で、怖くない」などと拳を振り上げて語ったという。
 朝日新聞デジタル 9/9(土) 19:44

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 こういうことがいえる「面の皮」を持っている。それがどういう背景で出てくるのかを見て対応していかなければ、解決策など出てくることもない。

 そういう線でいえば、さすがというべきか、中国は、

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 北朝鮮籍の顧客に「預金全額引き出しを」 中国の4大銀

 中国の国有大手銀行4行が北朝鮮国籍の顧客に預金をすべて引き出すよう求めていることがわかった。北朝鮮の核・ミサイル開発資金の遮断を狙った米国の金融制裁に、事実上、同調する動きとみられる。中国経済への影響の大きい大手銀が米国の制裁を受けるのを避ける思惑もありそうだ。
 中国、中国工商、中国建設、中国農業の「4大銀行」の複数の支店への取材を総合すると、6月から8月にかけ中国金融監督当局から指示が伝えられた。北朝鮮が7月に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したり、今月、6回目の核実験に踏み切ったりする前に当局の方針が固まっていた可能性が高い。
 対応にずれはあるが、多くの支店は8月末までに残高をすべて引き出すように求めており、現在は口座を解約する場合に限り引き出せる。新規預金や振り込みも停止した。ただ、口座凍結には至っておらず、国籍を確認しなくてよいATMを使えば、今でも引き出せるという支店もある。
 朝日新聞デジタル 9/12(火) 23:04

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 こんなことをやっているが、この「俺たちの慈悲でお前たちは動けているのだぞ」といわんばかりの「北朝鮮人の監視強化」は、精神的にも北の体制にはダメージになることだろう。

 だから我が国も、今回の制裁決議を「よかった」として一区切りつけるのではなく、(2017/09/01の記事、本性をよく見よう(後編))で書いたように朝鮮総連への締め付け強化を行うべきだ。
「差別」「差別」と騒ぐ日本人も出てくるだろうが、そういう人間は総連の仲間として同じように扱ってあげよう。
 彼らもその方がうれしいことだろう。


 おまけ。

 北朝鮮で、

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 核実験に関わると「突然死ぬ」 北朝鮮でうわさ広まる

 北朝鮮の市民の間で、3日の核実験の影響を心配する流言飛語が広がっていると、北朝鮮関係筋が明らかにした。実験作業に加わったり、近くに住んでいたりすると、核実験の影響で死亡するという内容。同筋は「政府が核実験についてきちんと説明しないからだ」と語った。
 市民の間では3日以降、「核実験にかかわると(原因不明の奇病の)鬼神病(クィシンビョン)になる」「突然死ぬこともある」などのうわさが、市場で働く人々の口伝えなどで広がっている。根拠のない話だが、関心を集めているという。同筋は「3日の実験で大きな地震が起きて人々が動揺したことも影響したようだ」と話した。
(中略)
 北朝鮮は吉州郡を通る鉄道の駅での外国人の降車を禁じるなど、厳重な機密体制を敷いている。一方で市民には放射能が人体に与える影響などをきちんと説明していないという。核実験の準備に携わった要員にも死者が出ているという未確認の情報もある。(ソウル=牧野愛博)
 朝日新聞デジタル 9/10(日) 11:37

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 こんな噂が流れているという。

 私はこの噂の出所にアメリカがいるのではないかと思っているが、こういう工作は結構ボディーブローのように効くのではないだろうか。
 大学進学率の高い我が国でも、福島第一原子力発電所の事故の後には「ピカがうつる」といって騒いだ人間が多くいたのだから。



 

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