これが「低次元のポピュリズム」の好例だ | 偕楽園血圧日記
2017年01月16日(月)

これが「低次元のポピュリズム」の好例だ

テーマ:政治

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 小池都知事「別人格とはいえ…」良純起用に不快感

 東京都の小池百合子知事は16日、自身のツイッターで築地市場の豊洲移転をめぐる内容に触れた際、石原慎太郎元都知事の次男、石原良純を起用した民放テレビ局の情報番組のテレビ写真とともに、「別人格とはいえコメンテーター選びにこそ違和感あり」とつづった。
 良純は、地下に盛り土がなかったことに端を発した今回の豊洲市場問題で、当時の都知事だった慎太郎氏の次男。
 小池氏は、豊洲問題で慎太郎氏にヒアリングに応じるよう求めているが、慎太郎氏は応じる姿勢を見せていない。慎太郎氏の姿勢に、小池氏は激怒しており、その慎太郎氏の息子が豊洲問題など都政に関してコメントすることが、がまんならないようだ。
 小池氏は12日のツイッターでも、「別人格とはいえ、コメンテーターらしき人に、親の負の遺産を無視して都政を語らせるのはどうかと思う」と、強い不快感を示していた。
(後略)
 日刊スポーツ 1/16(月) 14:32

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 なんだか小さな人だなぁ。

 知事は、


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 進退伺で小池百合子都知事「自民の対応、組織としてどうか」 党費も「払う理由ない」

 東京都の小池百合子知事は13日の会見で、都知事選出馬の際に自民党に提出した進退伺に対し都連の下村博文会長が「(進退伺の)引き継ぎもなく対処もしない」として>対応を先送りしていることについて、「組織政党としてどうかなと思う。意思表明はすでにしている」と批判した。
 さらに現在、自民党に党費を払っていないことを認めた上で「払う理由があまりない。知事選で推薦もせずあれだけ罵倒されたので、また支払うのもどうかと思う」と不信感をあらわにした。
(後略)
 産経新聞 1/13(金) 22:59

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 こんなことも言っているが、罵倒されてどうのというならば進退伺などという嫌がらせなどせずバチっと離党届を出せばいいのに。
 それをすると「自民党と対立して当たり前の存在」になって民進党などと一緒に埋もれてしまうからこんなことをして「悪辣な自民と戦う」演出をしているのだろうけど、都知事の仕事は政治闘争ではないぞ。



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 豊洲移転に黄信号=「桁違い」検出に衝撃―小池氏は疑義、業者憤慨

 東京都の豊洲市場(江東区)の地下水調査で、環境基準を大幅に超える有害物質が検出され、関係者に衝撃が走った。
 報告を受けた専門家会議のメンバーは、想定外の事態に「なぜ」と驚きの声を漏らした。小池百合子知事は「数値はかなり疑義がある」と指摘し、市場業者も「都は信頼できない」と憤慨。総額6000億円のビッグプロジェクトの道筋に黄色信号がともった。
 築地市場(中央区)の講堂で開かれた14日の専門家会議。傍聴していた業者らに調査結果の報告書が配布されると、これまでとは桁違いの数値に会場はどよめきに包まれた。
 都の担当者は、激変したデータが「暫定値」であることを強調。平田健正座長は「どう評価していいのか、戸惑ってしまう」。
 会議のメンバーによると、考えられる可能性は大きく分けて二つあるという。一つは、9回目の採水が行われる直前に稼働した地下水排水システムの影響だ。稼働に伴い地下水が移動し、数値が上昇したという見立てだが、平田座長は「それならば、排水の数値も高いはずだ」と話す。
 もう一つは、採水方法のミスといった人為的な要因だ。今回は、1~8回目とは別の民間機関が担当。このため調査手法などを確認するとともに、今後は都環境科学研究所と民間機関2社で実施することにした。
 傍聴していた築地市場協会の伊藤裕康会長は「大変驚き、がっかりした」と動揺を隠せず、「早く実態をつかみ、包み隠さずにしてほしい」と要請。仲卸の男性は「(過去のデータに)改ざんがあったと疑われても、しょうがない」といぶかった。
「都議会がこれまでどういう審議をしてきたのかも問われる」。小池氏は移転を推進してきた最大会派の自民党に矛先を向け、今夏の都議選での争点化は「避けられないのではないか」との見方を示した。
 時事通信 1/14(土) 21:26

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 その「都知事の仕事」の一つであると築地の移転問題で、また豊洲がどうのとごたごたがクローズアップされ出した。


 スポーツ紙の中には、


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 「進むも地獄、退くも地獄」小池都知事、豊洲市場どうする?

 東京・築地市場の移転先となる豊洲市場の第9回地下水モニタリング調査の最終結果が14日、発表され、検出されないことが環境基準の猛毒の有害物質「シアン」が初めて検出された。環境基準の79倍のベンゼン、同3・8倍のヒ素も検出され、豊洲移転は、危機的状況に陥った。土壌汚染対策を検討する「専門家会議」は今回の数値を暫定扱いとし、3月までに再調査すると明言したが、次回も同様の結果が出た場合、豊洲移転は白紙となる可能性もある。
(後略)
(都政取材班)
 スポーツ報知 1/15(日) 6:10

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 こんな見出し記事を書いているところもあるが、「進むも地獄、退くも地獄」状態を作っているのは、当のスポーツ紙などが、


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 猛毒シアン出た!豊洲市場白紙も…小池都知事「驚いている」

(前略)
 検査は、市場の敷地内201か所で地下水1リットルあたりの濃度を観測。この日発表された数値では、前回までの計8回で一度も検出されなかったシアンが、39か所で最大1・2ミリグラムが検出された。ベンゼンは基準値以上を35か所で、ヒ素は20か所で検出された。
「シアン」は、今回の場合は「全てのシアン化合物」のことを指す。特に有害性の強い物質とされ、青酸カリとして知られるシアン化カリウムなども含まれる。今回の調査の基準値は、ベンゼン、ヒ素、鉛は0・01ミリグラム、水銀が0・0005ミリグラムなのに対し、シアンは検出されるだけで即アウト。それだけ、出てはいけない代物だった。
(後略)
 スポーツ報知 1/15(日) 5:03

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 こんなセンセーショナルに煽っているおかげなのだ鼻じらむ。


 今回の話では、科学をかじったものならばだれでも思うが、委専門家会議の座長がいうように、「突然測定値が上がったのが不思議で、原因が分からない」。

仲卸の男性は「(過去のデータに)改ざんがあったと疑われても、しょうがない」といぶかった。」という人もいるが、こんなことをいうならば、「なんとしてでも移転を阻止したい築地利権派が採取井戸の周りにベンゼンを撒いた」という陰謀論も考えられてしまうので、くだらないことはいわない方がいいだろう。
 その上でまず指摘しておかなくてはならないのだが、この「水」というのは(2016/09/17の記事、危惧した通りに「煽り」が始まった(ため息))などで騒いでいた建物地下のたまり水のことではないということ。ヤフージャパンにコメントをつけている人間の中にはそれを混同している人が結構いるようなので、これは盛り土問題とはまったく別の話だということは、しっかり認識しておこう。


 さて、NHKニュースでも「環境基準の何倍も!」と連呼していたが、そもそも「シアンは検出されるだけで即アウト」なのはそれが飲み水や生活水と使われる場合の基準であり、(2016/09/21の記事、昔から流言飛語するデマ屋は罰を受ける対象)で書いたように、排水基準では「シアン化合物は1mg CN/L」という基準になる。これでも今回の算定地は0.2mg越えているが、この排水基準は「検出されるだけで即アウト」というものではなく、「超えたならば越えないようにして排水しなさい」というものなのだから、大騒ぎするようなことではない。(スポーツ報知は(2016/09/17の記事、危惧した通りに「煽り」が始まった(ため息))では「環境基準の四倍のシアン!」と書いているのだが、「検出されるだけで即アウト」ならばゼロが基準というわけで、ゼロの四倍ってどういうことだろうね?)
 そして、以前にも書いたように豊洲は完全な人工島で上下水道が完備されているのだから、この「調査水」が人々の生活にかかわるものではないし、ましてや市場の中でそれを使って何かをするものでもない。これを調査したところでどれほどの意味があるというのだろう。ただ新聞が騒ぐネタの提供という以外に。
 馬鹿馬鹿しい。この水を問題にするならば、もっと普通に人々が「飛沫を被る」可能性のある周囲の海の含有物質調査をしたらどうだろうか? その方がよほど有益だろう。
 もちろん、そこから「環境基準を越える物質」がでたら、豊洲に人は住んではいけないということになる。(地方の人派勘違いしているかもしれないが、豊洲は市場の建物があるだけではなく、マンションなども林立する一大ベッドタウンである)
 ここで「環境基準」を持ち出して大騒ぎするのは、そういうレベルの話なのだ。


 全国の温泉のいくつかを調べたら、


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 温泉の硫化水素、33カ所で基準超え 環境省が全国調査

 環境省が温泉の硫化水素ガスの測定を自治体に求めた初の全国調査で、5道県市の33浴槽で国の基準値を超える濃度が報告されたことがわかった。同省は安全対策のあり方が不十分だったとして基準の見直しを進めており、測定方法などを示した新たな指針を定める方向で検討している。
 同省は「通常の入浴方法なら、健康被害が出るレベルとは考えていない」としており、個別の施設名や数値は明らかにしていない。安全対策を指導するよう自治体に要請し、濃度が下がらない場合は浴槽の使用停止を求める方針だ。
(後略)
 朝日新聞デジタル 1/16(月) 14:03

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 危険物質の硫化水素がこんな値で出たというニュースがあった。
 これでも「通常の入浴方法なら、健康被害が出るレベルとは考えていない」というわけで、実際に「一年365日24時間そこにいる」ような状況で何十年もいればあるいはという話なのだろう。


 福島の事故の時に枝野官房長官(当時)が口にした「ただちに影響はない」の言葉尻を捕まえて「じゃあいつ影響するんだ」とはしゃいでいた馬鹿と同レベルのことがまた豊洲でやられている。
 これは新聞がトランプ氏を非難している「大衆を煽って政治に利用するやり方」そのものではないか!
 小池都知事はその「ポピュリズムの罠」にはまってしまっているわけで。そのおかげで(2016/12/04の記事、理科の勉強は大切だ)で書いたように本来いらなかった都税が使われることになってしまっている。
 全国の有権者は東京が騒いでいるのを冷静な目で見て、教訓にするべきだな。



 本日の声。


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 <秋田美人ポスター>口の形を読み取って…クイズで宿泊券


(写真、毎日新聞より。秋田コンベンション協会が作製した観光ポスター=同協会提供)

 秋田観光コンベンション協会(秋田市)は、ほほ笑みかける6人の「秋田美人」の口の形を読み取り、どんなメッセージを発しているかを当てるクイズ形式の観光ポスターを作製した。秋田市内の飲食店や首都圏のJR主要駅に掲示されており、正解者には抽選で市内ホテルの宿泊券や県特産品が当たる。
 市のイメージアップのため、協会が「出題編」として1950枚作製した。市在住の10~20代女性6人に登場してもらい、千秋公園やポートタワーセリオンなど6カ所で撮影した。
 ポスター作製は6回目。過去の正解には、「あきたであおう」(2014年)「あいらぶあきた」(15年)などがあった。
 解答の受け付けは、同協会の特設サイトから。締め切りは2月28日。正解は3月にこのサイトで発表する。発表後は、正答が入った新たなポスターも各所に掲示する予定。問い合わせは同協会(電話018・824・1211)。【松本紫帆】
 毎日新聞 1/14(土) 18:22

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「あいああうえ」? いや、最後は「い」か。「あいああうい」。

  う~ん。秋田だけではなく、東北地方の言葉は、たとえ口の形からなんという音を出しているかは分かっても、それを並べた単語の意味が分からない場合があるからなぁ(笑)。
「10~20代」の人ならばならば大丈夫かもしれないけど。



 

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