来年は「嘘」を吹き払う年に! | 偕楽園血圧日記

来年は「嘘」を吹き払う年に!

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 日銀総裁人事「事前に相談してもらう」…前原氏

 民主党の前原誠司前国家戦略相は29日、読売テレビの番組で、来年4月に任期満了を迎える日本銀行の白川方明(まさあき)総裁の後任人事について、「事前に相談してもらうということだ。相談なく(国会に)出されても、ノーだったらノーという」と述べ、民主党と事前調整が必要との認識を示した。
 前原氏は民主党が復活させた「次の内閣」財務・金融担当を務めている。
 自公両党は参院で過半数に満たず、民主党などが協力しないと人事案は国会で同意されない。
 日銀総裁人事をめぐっては、福田政権当時の2008年、野党だった民主党が、相次いで政府の人事案を否決し、総裁が一時的に空席となる事態を招いた。
 読売新聞 12月29日(土)18時11分

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 選挙で惨敗してしばらく大人しくしているかと思ったら、さっそくこんなことを言い出したか、民主党議員は。
 それで、国会前に「密室」で事前相談されたら、その名前をマスコミに漏らして「『事前報道』されたものは認めん!」とごねるつもりなのかな?(苦笑)

 ところでこの御仁、

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 前原氏「2%本当にやるなら、いっぺん辞表を」

 民主党の前原誠司前国家戦略相「日本銀行は、物価上昇率をまず1%を目標にすると慎重な意見を言っていた。(日銀金融政策決定会合の)メンバーが代わっていないのに、安倍首相が言ったら2%(のインフレ目標)を検討するという。本当にやるなら、いっぺん皆さん、辞表を書かれた方がいい。今までの議論と全 く違う」(読売テレ>ビの番組で)
 読売新聞 12月30日(日)20時12分

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 自分たちがその政治能力の無さをごまかすために「日銀の独立性」という言葉を掲げていたことなど棚に上げて、「なんで安倍のいうことなら聞くんだ!」と逆切れしているが、この人物が同党の「次の内閣、財政・金融大臣」になっているようでは、民主党の出番は永遠にないな。
(この「党再生内閣」というふざけた名前のついたものでは、財政と金融が兼任になっていることについて、安倍内閣における麻生氏の兼務を批判していたマスメディアの意見を聞いてみたいね(笑))


 さて、今日は大晦日。上で挙げたような人間の属する政党を政権から追い出したということが今年の何よりのニュースだが、そういう流れがあるからということもあるのだろうか、

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 韓国が起源主張の剣道 全日本剣道連盟が日・英語で見解公表

 韓国がとかく世界中の様々なものを「○○の起源は韓国」と主張するトンデモぶりは、「味噌」や「ワサビ」など何でも韓国起源を主張していることからも分 かる。これは韓国語の「ウリ(我々)」をもじって“ウリジナル”活動と揶揄されているが、今度は「剣道」までも起源主張しているというから驚きだ。
これまではあえて反論しませんでしたが、近年になって『剣道の起源は日本ではなく韓国である』という記述がインターネット上などで目立つようになり、それに関する問い合わせも増えました。そこで、武士の生活の中から生まれた日本独特の文化である剣道について我々の見解や方針をまとめ、日本語と英語で公表 しました」
 こう語るのは、日本の剣道、居合道、杖道を統括する「全日本剣道連盟」の福本修二・専務理事だ。なぜ、剣道の韓国起源説が騒がれるようになったのか。福本氏が続ける。
「韓国にはコムドという剣道と似たスポーツが存在します。剣道具やルールなどで共通したところがあり、漢字も同じ『剣道』を当てるので混同されがちですが、日本の剣道とコムドはまったく別物です」
 韓国国内ではコムドの流派や団体が多数活動している。道具などに共通性が見られるのは剣道が日本統治時代に伝わり定着したからなのだが、これが彼の国で は「ウリジナルの証拠」になってしまう。最も有力なコムド団体である大韓剣道会は、ウェブサイト上で「剣道の宗主国(発祥の地)がどこかを語るのは難しく 敏感な事案だが、刀を使う文化はどの国にも存在し、特定国家の専有物だとは言えない」としている。
 しかし、その一方で「日本文化の多くは百済から伝わったもの」「現代剣道に関する限りは日本が体系化し競技化したことは認めなければならないが、日本を 凌駕する実力を備えることを目指すことで真の宗主国の地位を取り戻すことにつながる」と主張している。さすがにネットのトンデモ論よりはまともだが、国内 世論に配慮して控えめながらウリジナル説を擁護している。
 韓国の主張に対し、両者の違いについて武道論が専門の大保木輝雄・埼玉大学教授が指摘する。
「剣道で着用する袴は江戸時代にできたものですが、そこには侍の精神や文化が表われています。例えば、袴に腰板(腰に当てる山形の板)を付けるのは侍だけです。
 腰板で背筋を伸ばし、生命を賭して戦に臨む時のように、身体と精神の姿勢を整える。また、前面の計5本ある襞には『五倫五常』という儒教的道徳観も込め られています。剣道は侍の精神性を形にしたものです。しかし、韓国のコムドでは袴に腰板や襞を付けない独自のものを着用しています」
 また、「現在行なわれている剣道の起源は江戸期以降に求めるのが妥当」とするのは、同じく武道論が専門の長尾進・明治大学教授だ。
「1750年代に竹刀で思い切り打ち合う稽古方式が多くの流派で支持され、『撃剣』と呼ばれるようになった。侍が鍛錬に用いた剣術と、江戸時代中期に興隆した撃剣の2つが、現在の剣道の源流と考えられています」
※SAPIO2013年1月号
 NEWS ポストセブン 12月21日(金)16時6分

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 剣道連盟がようやくこういう見解を発表してくれた。

 ネットをやっている人ならばご存じだろうが、この「剣道韓国起源説」は数年前に「サムライは韓国起源」と同時期に出てきたもので、記事は少しぼかしているが、韓国のコムド協会が「剣術の起源は韓国にあって、日本の剣道はそれをスポーツ化したもの」と、室町期からの日本の剣術発展の歴史を無視して、ただ「起源に近い方が偉い」といういつもの上下意識からそれに便乗したもの。ところが、彼らがいう「朝鮮半島の剣術の歴史」というものがまったく影も形もないのだから、いつものこととはいえ、まったくお粗末極まりないものである。
 日本では塚原朴伝の鹿島神道流や上泉伊勢守の新陰流の元になったところから剣術論を話すことができるが、韓国にはそういうものはない。戦国時代を経験せず、近代まで律令制度の中にあった国である上、「体を動かすのは下賤の仕事」という文化があったおかげで、武術というものが発展しなかったのだ。
 さらに、朝鮮半島の剣は中国風の直刀が近代まで伝わっており、抜刀を起点とするような激剣が生まれることもなかった。
 それはそういう歴史なのだからしょうがない。ただそれだけのことである。

 だが、「日本の侍や剣道が世界で人気」となると、彼らはそれが面白くない。
 それでいつもの「起源説」である。
 彼らはそれをアメリカなどで吹聴し、「コムド」の普及に努め出した。
 日本剣道連盟はこの動きに対して「あまりに下らなく、もののふが相手にすることですらない」という態度をとってきたが、本来武士というのは何より名を重んじるもので、こういうくだらない相手に「おまえは俺を模倣しただけで俺の方が偉い」という態度を取られることを許さないものである。
 遅まきとはいえ、ようやく彼らの「嘘」を潰そうと動き出したのは、歓迎されるべきことだ。


 剣道連盟だけではなく、

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 「新羅の礼法」などと韓国主張の茶道 横やりだと茶道家反論

「1000年前の新羅の礼法がそのまま取り入れられた」「高麗の茶道が深くかかわったもの」――日本の「茶道」についてそう主張する記事が韓国系メディアに掲載されている。しかし、そうした主張はいわば「横やり」だという。遠州流茶道を研究する安藤宗良氏が語る。
「茶道で用いる抹茶は禅宗とともに中国から伝わったものです。臨済宗を日本に伝えた栄西が13世紀前半に著わした『喫茶養生記』にはその苦みが心臓を強くし、茶を飲んで養生することが肝要であると書かれている。また、茶葉を粉状にしてすべて喫する抹茶には、『もったいない』という慎ましやかな禅宗の教えが生きています」
 それは、茶道を大成した室町時代中期の茶人・村田珠光が始めた「茶室」の中にも見ることができる。
「例えば床の間は、禅僧であった珠光が墨跡(高僧の筆跡、掛け軸の一種)をかけるために座を一段高くしたものです。墨跡は高僧自身と同じように敬われることから、掛け軸の表装は高僧に着ていただく着物であり、御袈裟を表わしている。およそ四畳半という空間は、禅寺の住職の住まいを意味する『方丈』(一丈四方の居室)に由来しています」(安藤氏)
 茶室の設えは、日本家屋の特徴として現代に受け継がれている。家族が集って食事や団欒する部屋を指す「茶の間」という言葉も、茶道に起源を見ることができる。
 当初、禅宗の影響が色濃かった茶道は、やがて日本文化として花開く。それは、床の間の掛け軸に初めて「和歌」を用いた武野紹鴎をもって嚆矢とする。
「歌を詠ずる時の心構えである創意工夫や温故知新は、禅の精神に通じます。紹鴎が墨跡に替えて用いた和歌は、湿気のある日本の気候風土に根付いた日本人の心です。禅宗を精神的な裏付けにしながら、大陸の乾燥した風土にはない情緒が合わさって茶道は『日本化』したと言えます」(安藤氏)
※SAPIO2013年1月号
 NEWS ポストセブン 12月28日(金)7時6分

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 同じく「茶伝来の歴史」「朝鮮半島では茶の栽培は『日本統治下』になるまで根付かなかった(それはただ緯度の違いによる気候の問題でしかないのだが、韓国人はそんなことでも「負けた」と劣等感を爆発させ、嘘をつくことでそれをひっくり返そうとするのだ)」という事実を無視して起源を主張されている茶道の方でも、「おまえら嘘をつくな!」という動きが出ている。
 こういう「韓国起源説」という嘘を打ち倒す動きが彼らに「盗まれようとしている」ものすべてで起これば、それはやがて大きなうねりとなって「慰安婦の嘘」を吹き飛ばす風にもなるだろう。
 来年はそういう年になってほしいものだ。


 その際何よりも邪魔になるのが、教育テレビで「日本は朝鮮半島から文化を授けられた」という韓国人のファンタジー(彼らの頭には「遣隋使」「遣唐使」という単語はないらしい)を流している公共放送だというのが、日本の何よりの問題点なのだが。


 本日の進化。

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 京都府のキャラ「まゆまろ」異例の改造か ゆるキャラグランプリを受けて

偕楽園血圧日記-まゆまろ
(写真、産経新聞より。京都府のゆるキャラ「まゆまろ」)

「ゆるキャラグランプリ2012」で、京都府の公式キャラ「まゆまろ」が865体中82位に終わったことを受け“改造案”が浮上している。隣県の「ひこにゃん」や「せんとくん」などの人気キャラにライバル心を燃やすが、胴回り約350センチの巨体には「ダイエットが必要」との声も。
 まゆまろは、昨年秋に京都市などで行われた「国民文化祭」のイメージキャラクターとして、平成21年10月、公募で誕生した。府から「広報監」という役職を与えられ、府の公式キャラクターとなった。
 高級織物の西陣織を羽織り、つぶらな瞳が特徴の癒し系。一部に熱烈なファンがいるという。
 だが、背丈約170センチ、胴回り約350センチと大きめの体形が玉にキズ。知事応接室に入れず、山田啓二知事から「ぶたまん」とからかわれたり、愛(あい)嬌(きょう)を振りまくと幼児が泣き出すことも。山田知事は「グランプリで50位以下なら改造」と言い渡していた。
「人気のゆるキャラが駆けつけるとそれだけでイベントが盛り上がる」と府の担当者。大学構内や大型交差点で辻立ちをするなど、グランプリでの上位を目指し、まゆまろもどぶ板戦術を展開した。しかし、結果は府内では1位を確保したものの、全国では82位に終わった。
 グランプリの結果を受けて山田知事は記者会見で、「結果について目くじらを立てるつもりはないが、大きすぎて動けない。ダイエットを考えるしかない」と言及。
 担当者は、サイズを小さくしたり、握手しやすいように指を作ったり、ほっぺたに赤い丸を入れるなどの案を練っているが、改造にも費用がかかるだけに、「実現するかどうかは分からない」としている。(栗井裕美子)
 産経新聞 12月27日(木)21時4分

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 前にも、「ぬっぺぼうのようで、どちらかというとキモキャラ」と評した「まよまろ」
(2012/10/25の記事、「まともに扱うと増長する相手には……」 参照)。御当地の人も気にしているようだが……あれがダイエットしたら逆に気持ち悪さが増すと思うぞ。

 まゆまろの問題は、私がはじめ眉毛だと思っていた「目」の位置にあるのではないか?