維新革命なんだよな?(嘲笑) | 偕楽園血圧日記
2009年12月10日(木)

維新革命なんだよな?(嘲笑)

テーマ:政治

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 二階氏秘書を略式起訴 西松建設から違法献金900万円

 自民党の二階俊博前経済産業相が代表を務める「自民党和歌山県第3選挙区支部」が、準大手ゼネコン「西松建設」からの献金計900万円を個人献金と偽って政治資金収支報告書に記載したとして、東京地検特捜部は9日、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で、二階氏の長田武敏政策秘書を略式起訴した。東京簡裁は罰金100万円の略式命令を出した。民主党の小沢一郎幹事長の公設第1秘書を起訴した西松をめぐる違法献金事件の捜査は自民党側にも波及し、終結した。
 産経新聞 12月9日14時38分

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 産経新聞はいったい何を書いているのだ?
 他にも時事通信とか、昨日のNHKニュース7などでも「これで一連の捜査はひと段落」ということをいっていたが、西松建設からの違法献金事件では、他にも自民党側からは森元総理や尾身元財務大臣といったいわゆる重鎮が、民主党側では小者とはいえ今や政権与党の責任者として国会を仕切る山岡国対委員長の名が上がっているではないか。(さらにいうならば、地方自治体の首長も何人か献金対象になっていた)
 何より「秘書が罰金を払って終わり」というのでは、政治家自身の責任というものがうやむやのままごまかされてしまう。

 まさかマスメディアは、

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 <西松献金>小沢氏公設秘書 18日初公判決定

 西松建設の違法献金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載など)に問われた民主党の小沢一郎幹事長の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)の公判前整理手続きが9日、東京地裁(登石郁朗裁判長)であり、18日に初公判を開くことを正式に決めた。これを含め来年2月26日までに6回の公判期日を指定した。大久保被告側は公判で起訴内容を否認する方針。【安高晋】
 毎日新聞 12月10日0時16分

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 この公判のことを視野に入れて「ここで事を荒立てると……」と、まだ民主党、いや小沢擁護を図ろうとしているというわけではあるまい?

 野党時代に「秘書の責任は政治家の責任。不祥事があればお辞めになるべきだ」と言っていた人間が国政のトップに立った途端に「私は秘書が何をやっているかまったく知らなかった。迂闊でしたが、知らなかったことの責任はとれません」と態度を翻したからと、「権力の監視者」を自称するものまでが「うん、秘書が責任取ればそれでいいよね」などとやってはいけないだろうが!
(そして愕然とすることに、そういうマスコミの論調に単純に従って「うん、問題にしない」という有権者がこの国にはたくさんいるのだ(ため息))


 さて、今や普天間基地の移設問題でずいぶんと追い詰められながら、それでも相変わらずその場限りの言い逃れをする鳩山総理のおかげで日本の安全保障に直結する日米関係が崩壊の危機を迎えているわけだが、それについてはアメリカ側が動きを見せているのでニュースが揃うのを待つとして……日本人の経済生活に影響するであろう話。

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 雇用調整助成金、3000億円不足の見通し 10年度末

 国が企業に休業手当の一部を助成する雇用調整助成金の利用が急増しているため、財源となる積立金が、2010年度末に3千億円程度足りなくなる恐れがあることが4日、厚生労働省の試算で分かった。景気の低迷が長期化するなか、同省は今後も多くの利用があるとみて、失業給付向けの積立金からの借り入れで不足額を確保することを検討している。
 雇用調整助成金は、国が企業に従業員の休業手当や教育訓練中の賃金を助成し、解雇を食い止めるのが狙い。昨秋以降の雇用情勢の悪化で、要件の緩和や助成率の引き上げが繰り返された。大企業は最大で休業手当の4分の3、中小企業は9割が助成される。
 利用を申請して計画が受理されたのは、昨年10月には140事業所の3632人分だったのが、今年10月は8万4672事業所の197万2568人分に増えた。
 財源となる労働保険特別会計の雇用安定資金は、雇用保険料のうち企業の負担分でまかなわれている。利用の急増で、08年度末に1兆円余りあった残高は09年度末には3500億円に減る見通しだ。
 2010年度末の残高は、10月時点では1100億円になると試算していたが、新たな経済対策で12月から要件がさらに緩和されたことや、雇用情勢の厳しさが続いていることから、3千億円程度の不足が生じる見込みとなった。
 同省は不足分を一般会計から直接、穴埋めすることを検討したが、政府内の調整がつかなかった。このため、労使折半の雇用保険料と、国庫負担を財源とする失業等給付の積み立てから不足額を借り入れるよう検討している。失業手当の受給者も増えているが、残高は09年度末で4兆8千億円あり、一時的な借り入れであれば給付に影響がないと判断した。(林恒樹)
 asahi.com 2009年12月6日5時48分

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 政府が企業に「金を上げるから従業員の解雇はちょっと待ってくれ」とする「雇用調整助成金」の財源が枯渇しかけているという。
 ところが、昨日取り上げた政府の二次補正予算案には、この「雇用調整助成金」の適用条件を緩和してさらに拠出をしやすくしようというものが含まれているのだ。
 なるほど、今は緊急事態だから「とにかく雇用を守ろう」というのは分かる。が、同時に企業が人を雇おうとする意欲を持つ仕組みを作らなければ、これはただ持ち出しになるばかり。将来のつけになる。

 では民主党政権はこの「雇用マインド」を高めるために何をするつもりかというと、

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 <長妻厚労相>製造業派遣を原則禁止へ 通常国会に改正案

 長妻昭厚生労働相は6日、NHKの番組で、製造業を巡る派遣労働を原則禁止する労働者派遣法改正案を来年の次期通常国会に提出する方針を明らかにした。
 長妻氏は番組で、非正規雇用の労働者と正社員との格差問題に関連して、「登録型や製造業の派遣をなくし、正規雇用への転換を促進するため、来年の通常国会に向け準備している」と述べ、次期通常国会での改正案成立に意欲を示した。
 また、長妻氏は介護分野の労働力不足解消のため、今月中旬にも全国のハローワークで、介護分野への就職希望者向けに就職説明会を開催する方針も表明した。【塙和也】
 毎日新聞 12月6日20時19分

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 まるきり反対の「企業に採用の尻込みをさせる」形を作ることばかり。
「正社員正社員」といっている限り雇用の流動化は起こらず、それは雇用を減らすことにしかならないということにも彼らはいつ気がつくのだろう?
 まあ、連合を支持母体に持ち、その力に支配されている今の与党は、「労働の自由化こそ健全な資本主義社会を生む」という考えには目も向けようとはしないのと思うが、「分捕り分配と地位保全」に頭を捉われた労働組合の考え方では、決して雇用促進などできるはずがないのだ。


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 「非正社員法は違憲」 憲法判断申し立て

 非正社員の保護を目的として2007年7月に改正された非正規職法(非正社員法)をめぐり、企業の非正社員らが8日、憲法訴願(違憲立法審査)を申し立てた。
 ソウルの流通業者で8年間にわたり事務職として勤務し、今年10月に解雇された原告(31)ら二人は、「非正社員を2年以上雇用できないと定めた法律は、非正社員でも引き続き勤務したい勤労者の幸福追求権、勤労権、職業選択の自由を侵害している」とし、憲法裁に憲法訴願請求書を提出した。
 原告が憲法判断を求めたのは、「期間制および短時間勤労者保護などに関する法律」(通称・非正規職法)4条で、雇用主に非正社員を2年以上雇用することを認めず、正社員への転換を勧告する内容となっている。しかし、立法趣旨とは異なり、法改正から2年後の今年7月に大量解雇を招いた。
 原告らは「多くの非正社員はすぐに正社員になれなくても、さらに良い条件の職場が見つかるまで現在の職を維持したいと望んでおり、それは幸福追求に不可欠の要素だ」とし、非正規職法が幸福追求権を侵害していると主張した。また、雇用主は勤務成績の良好な非正社員を継続して雇用したくても、法律のせいでやむを得ず契約更新を拒否しており、勤労者が自分の希望する職業に従事する権利が侵されていると指摘した。
 原告らはまた、「非正規職法は勤労者が自身の勤労に関し、政府の干渉を受けずに決定する自由、つまり勤労権も侵害している」と訴えた。
 憲法訴願を代行したチャ・ギファン弁護士は「問題の条文は世界的にも例をみないほど硬直した規制で、立法趣旨とは異なり、非正社員を失業に追い込んでいる。同法を引き続き施行すれば、非正社員は2年ごとに失業と求職を繰り返さなければならない」と指摘した。
 柳井(リュ・ジョン)記者
 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2009/12/09 11:05:22

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 お隣の国では「何でもかんでも正社員にしなければならないという法律が自分たちから仕事を奪った」という訴訟が起こされているが、韓国大好きな民主党政権は、この訴訟に刮目すべきだ。

 日本にも、いろいろな事情で自ら派遣の業態を選んで働いている人もいる。
 そして派遣業務というのは、何か日本ではマスコミが民主・社民・共産にすがりつく人たちの声ばかりを取り上げるおかげで「派遣はかわいそう」「搾取されて使い捨てされる」「企業は冷たい」という空気が作られているが、パート・アルバイトなどでの直接雇用よりは条件がいい場合が多い(何しろ企業は「人手が足りない」から派遣社員を雇っているのだ)。
 ならば政府が行うことは「派遣の禁止」ではなく、「派遣だろうとパートだろうと正社員だろうと、働いている間の待遇に差をつけない」という雇用形態の形成だろう。

 民主党は「時代が変わった」とか「維新だ」とかいっているのだから、いっそのこと税制を大幅に改正して、サラリーマンを全員「個人事業主」として扱うようにしてしまったらどうだろうか?
 そうすれば「社畜」と呼ばれるような従属意識に凝り固まった人間の目を覚まさせることにもなるだろうし、企業の方も手間がかかる年金・税務作業などを個人に押し付けて身軽になることができる。解雇要件の緩和ほどではないが、雇用の流動化を生む力にはなるだろう。
 日本人の大半が「会社に雇われるよう」になったのは明治維新からしても「つい最近」なのだから、覆そうと思えばできなくはないだろう(源泉徴収制度だってできたのは太平洋戦争の直前である)。
 不思議なことに鳩山内閣の支持率の下がり方は非常に小さいようだが(冷笑)、どの道不況の時には何をやっても政府の支持率は下がるのである。混乱を生みそうな大胆な改革をやるにはいいチャンスではないか?


 おまけ。

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 日本のたばこ税、先進国の平均=価格はG7中最低-WHO報告

【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)は9日、たばこによる健康被害を防止する各国の取り組みなどを分析した報告書を公表した。それによると、 2008年時点でたばこ1箱当たりの販売価格に占める税金の割合は、日本の場合63%で、先進国全体の平均と同じだった。1箱当たりの販売価格(米ドル換算)は、日本は3.31ドルで、先進7カ国(G7)で最も低かった。
 報告書によると、08年時点で税金の割合が75%を超えたのは、欧州諸国を中心に21カ国。G7諸国では、英国とフランスが共に80%と高水準だったが、米国は37%にとどまり、先進国平均を大幅に下回った。
 価格が最も高かったのはアイルランドの11.27ドルで、日本の約3.4倍。G7諸国では、英国の7.64ドルが最も高く、フランス(7.38ドル)、米国(4.58ドル)などだった。
  時事通信 12月9日18時16分

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 税金のレベルは平均的で価格が安いということは、日本の煙草農家はずいぶん安く煙草葉を買い叩かれているということか?
 民主党政権は「健康のため」という理屈をつけて煙草税を上げることをいっているが、煙草価格を高くして喫煙本数を減らすのが目的だというのならば、JTが全量買い上げている今の煙草買い取り制度で農家側の立場を強めるように図って、原価の方を上げてやったらどうだろうか? 増収目的でこれをいいだしているのではないのならば、それでもいいはずだろう?(冷笑)


 本日の祈祷。

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 <おみかん焼き>無病息災願う伝統行事

偕楽園血圧日記-焼きミカン
(写真、毎日新聞より。竹に刺したミカンを焼く園児ら=東かがわ市松原の白鳥神社で)

 香川県東かがわ市松原の白鳥神社で8日、師走恒例の「おみかん焼き」があり、訪れた人たちはミカンを刺した竹を火にかざして無病息災を願った。
 猪熊兼年宮司によると、江戸後期に始まった正月を迎える伝統行事。古くなったお札や神棚を燃やした火で焼いたミカンを食べると、健康に過ごせると伝えられている。
 近くの主婦、川田英子さん(51)は「年末が来たという感じがする。家族と食べます」と話していた。【三上健太郎】
 毎日新聞 12月10日10時17分

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 焼いたミカンというのは甘みが凝縮するんだよなぁ。

 江戸時代にはじまったというこの行事、当時は加持祈祷というよりは「甘いものを食べて皆で楽しむ」という側面が強かったのではないだろうか。
 思い起こせば、ほんの3、40年前はよほどの金持ち以外「特別な日」でなければ食べられない贅沢品だったケーキ。それが今でこそ普通に「食べたくなったら買ってくる」。
 この「時代の変化」「日本の地位の変化」を知らず、

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 菅副総理が著書出版へ 鳩山内閣で初、存在感アピール

 菅直人副総理・国家戦略担当相の新著「大臣 増補版」が18日、岩波新書から発売される。鳩山内閣の閣僚による出版は初めてで、厚相時代に薬害エイズ問題に取り組んだ経験を書いた11年前の旧著「大臣」に約70ページを加筆。愛読する司馬遼太郎氏の著作を挙げ、「無血の平成維新で、もう一度“坂の上の雲”を追い求める活気あふれた日本」の再現に意欲を示している
 出版は菅氏が入閣後、「(政権交代の)スタートにあたって原点を再確認」するために岩波書店側に打診した。民主党結成から13年で実現した政権交代への思いや、「国家戦略局」構想のための英国視察報告などを盛り込んだ。「存在感が薄い」と揶揄(やゆ)される菅氏だが、新著でその評判をはね返せるか-。
 産経新聞 12月9日17時59分

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 いまだに「坂の上の雲を追い求め」などといっている人間が「国家戦略」を考えるというのでは適切な方策など出てくるはずもない。
 日本はもう坂の上の雲に乗ったのだから、これからはどうすればその坂道を再び下らないようにするか、雲に乗り続けるにはどうすればいいかを考えなくてはならないのだぞ。



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