2018年01月09日(火)

社会の悪と善を知る

テーマ:犯罪

 今日は「本日のリア充」から。

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 【成人式】自らの手で祝おう 滋賀・東近江で20畳の大凧揚げ


(写真、産経新聞より。大凧を揚げる滋賀県東近江市の新成人たち=東近江市の市立聖徳中学校グラウンド)

「成人の日」の8日を前に7日、滋賀県内19市町のうち14市町で成人式など新成人を祝福する記念行事が行われた。各地で華やかな振り袖姿などの新成人たちが大人への門出を祝い、東近江市では新成人らがつくった大凧(おおたこ)が大空に舞った。
 東近江市では毎年、成人式を自らの手で祝おうと、新成人らが20畳(縦5・7メートル、横5・4メートル)の大凧をつくり、成人式後に揚げている。今年の大凧のテーマは干支(えと)の「戌」にちなんで「夢 わん(犬)さか」。犬とサッカーボールが描かれ、夢をたくさん持って、実現に向かって頑張ろう―との 思いが込められているという。
 同市聖徳町の市立聖徳中学校グラウンドに、振り袖姿やスーツ姿の新成人らが集合し、男性30人が大凧揚げに挑戦。晴天ながら風が弱く苦戦したが、大凧は約30メートル揚がり、大空を舞っていた。
 実行委員長を務めた大学2年の大西沢実さん(20)は「天候に恵まれ、空高く浮かんでよかった。それぞれの夢がかなうよう努力したい」と話し、見守った会社員の土井香織さん(20)は「かわいい凧で、一度きりのいい思い出になった」と笑顔を見せていた。
(後略)
 産経新聞 01月08日 10:24

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「荒れる成人式」という言葉がはやるようになって久しい。
 一昨日もわが県のつくば市であった「荒れ防止」のニュースを取り上げたが、一方でこんな「はつらつ」とした話も聞こえてくる。
 成人式が「久しぶりに同級生と会う」という側面を持つようになっている今、こういう形で再び「みんなで何かをする」というのは、いいことだ。

 できるならばこれを、小中学校時代の派閥の復活に場にしないようにしてほしい。「市全域から」ということで学校の垣根を壊してしまえるように、こういう行事は持っていかなければ。
 学校というものに守られている年代は、「同じ年代の、同じような学力の人間」が周りにいる(試験で選抜される高校以降は特に)ものだが、社会に出たら「年齢も様々。理解力も様々」な人と付き合っていくようにしなければならないのだから。


 さて、そんな成人式の日に、またとんでもない大人の話が舞い込んできた。

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 <成人の日>晴れ着届かず欠席も 横浜の業者に苦情相次ぐ


(写真、毎日新聞より。「はれのひ」とは別の業者に急きょ着付けしてもらうなどして記念撮影する新成人ら。姉の晴れ着を借りるほかなく、成人式に間に合わなかった大学生の女性(右端)は「どういう神経をしていたらできることなのか、悲しい」と憤った=横浜市で2018年1月8日、和田大典氏撮影)

 成人の日の8日、晴れ着の着付けやレンタルを行う「はれのひ」(横浜市)とレンタルや購入契約を結んだ新成人のもとに晴れ着が届かず、店とも連絡がつかなくなるトラブルが横浜市や東京都八王子市で起きた。成人式の出席を取りやめた新成人もおり、警察などには「着付け会場に行ったら誰もいない」「店と連絡がつかない」などの苦情が相次いだ。
 同社の横浜みなとみらい店(横浜市)には8日、多くの客が確認に訪れたが、入り口には警備員が立ち、「店舗事情により本日の営業を休業させていただいております」との張り紙が張られていた。管理会社によると、店は6日まで営業していたが、その後は連絡が取れないという。
 同社の着付け会場となった港北区の新横浜国際ホテルによると、約200人が同社で着付け予定だった。2日間で約100万円の会場使用料は未払いのままだという。

 この会場では他にも5社が着付けを行っており、ホテルは同業者に協力を打診。ほかの同業者からも支援の申し出があり、約100人の新成人が無事晴れ着姿になった。同市金沢区の新成人の女性(19)は「朝は振り袖もなくて、どうしようと思って怒りや不安でいっぱいだった。でも何とか間に合って安心した」とほほ笑んだ。
 横浜市は8日午前に事態を把握し、成人式の午前の部に出席できない新成人が午後の部に出られるよう異例の対応を取った。
 神奈川県警には7日から8日夕までに「業者と連絡がつかない」などの相談が20件超あった。警視庁八王子署によると、8日夕までに約100人から同様の相談が寄せられ、被害金額は1人数十万円に上るとみられるという。
 はれのひは取材に応じていない。ホームページ(HP)によると、同社は2008年、振り袖のレンタル・販売店などのコンサル業として創業。12年に初の直営店を開業した。横浜市の他、東京都八王子市、茨城県つくば市、福岡市に店舗がある。15年9月期の売上高は3億8000万円。HPは現在閲覧できなくなっている。【堀和彦、国本愛、近松仁太郎】
 毎日新聞 01月08日 20:47


 晴れ着ない新成人へ、早朝から善意の輪「幸せと思えた」

 東京都八王子市では、振り袖の販売やレンタルを手がける業者「はれのひ」の八王子店が店を閉ざし、受け付け開始の早朝4時から店員は現れなかった。
 着付けの予約をしていた大学生の女性(20)は急きょ、他の着付け店でレンタル用の晴れ着を着付けしてもらった。ただ午前10時から店と同じビルのホールであった成人式には間に合わなかった。「2年前から予約し、着物代やヘアメイク代など60万円を店に支払った。せっかく買ってくれた母親に申し訳ない」と涙を流した。

 市は早朝から、職員らが人づてに着付けやヘアメイクのボランティアを探し回った。成人式会場の別室で、元着付け講師の女性ら8人が対応した。
 着付けを教えていたという市内の高橋加代さん(66)は知人からの電話で事態を知り、自宅から娘らの晴れ着やバッグ、草履などを持って会場に駆けつけた。被害に遭った女性6人を相次いで着付け、成人式には全員が何とか間に合ったという。「みんな泣いていた。でも、最後は晴れやかな顔で送り出せてよかった。晴れの日に傷つけた業者の対応は、あまりにひどい」
 専門学校生の女性(19)は、2年前に自ら選んで買ってもらったピンクの花柄の振り袖を着られず、高橋さんが用意した晴れ着で成人式に参加できた。「出られなかったらどうしようという不安の中、これだけ助けて下さる方々がいて、幸せだなと思えた。業者への怒りはあるが、みなさんには感謝し尽くせない」と 話した。(金山隆之介)
 朝日新聞デジタル 1/8(月) 19:38

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 このニュースを聞いた時初めに頭に浮かんだのは「計画倒産?」という言葉であったが、

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 福岡「はれのひ」きょうは営業 着物「返す必要ない」

 福岡市中央区にある「はれのひ福岡天神店」では、成人式の着付けが行われた。大きな混乱はなかったが、トラブルを報道で知った客が相次いで店舗を訪れていた。関係者によると、9日以降も営業するかは不明という。
 福岡市西区の男性(45)はこの日、娘が成人式の着付けをした。ただ、来年の短大の卒業式でも着付けをしてもらえるよう支払った追加料金がどうなるかわからない。「担当者は現時点で何も言えないということだったが、きちんと説明してほしい」。担当者は給料も支払われていない状態だとも話したという。
(中略)
 同店でこの日、着付けをして成人式に出た福岡市の女性(20)は、レンタルした着物を返しに来た。だが、担当者からは「着物は返す必要はなく、そのまま帰っていい」と言われた。「あげると言われても、複雑な気持ち」と話す。
 朝日新聞デジタル 1/8(月) 19:46

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 こういう話もあるとなると、連絡の取れない雲隠れしている社長による横領と背任事件というべきか。
 新成人たちは早々に大人の社会には詐欺を働く者がいると勉強したことになる。同時に「社会には損得抜きで人のために動いてくれる人がいる」ということも。(ついでに書けば、便乗して「もう晴れ着やめろ」といっているような馬鹿なテレビ屋もいるようで。こういうのを、満ち足りた自分を守りながら他人に清貧を押し付ける「精神的貧乏」という)

 が、だからといって泣き寝入りすることはない。犯罪には相応の罰があり、またそれが放置されることはないということをまた彼らは知り、実践していくのだ。
 この店舗が全国展開されていることから捜査主体は本社が登録されている都府県か、あるいは社長の住区の県警になるかと思われるが、警察には「大人の矜持」をしっかり見せて、この案件を解決するよう望みたい。


 それにしても、この事件を報じるニュースを聞いて驚くのは、「着物と着付け」にかかるお金の多さである。
 うちの娘は晴れ着を着たいといわなかったといわなかったし、親戚に着付けのできる人間もいるのでこういうところを利用する機会はなかったのだが、いやはや、「2年前から予約し、着物代やヘアメイク代など60万円を店に支払った」とは。
 この金額の内訳がどれほどのものなのかはわからないが、「着物価格の高騰」については、もう十年以上前から問題視されているところでもある。
 それを生む要因になっているのが、「何月から何月はこういう着物を着なければならない」「正絹のもの以外着物と認めない」というような「着物ポリス」の存在。
 少し前にツイッターで、観光に来た外人がポリ製の浴衣を着て喜んでいる姿を貶す京都のタクシードライバーのことが書かれていたが、そういうことをやっているおかげで着物がますます敬遠されているのだから、なんとも馬鹿らしい。
 江戸時代以前も「新品の着物」は高いもので、庶民は武士や豪農、豪商などが打った古着を主体に着ていた。
 だが今は、あの時代には金持ちしか食べられなかったような「ごちそう」でも庶民が食べられるようになっているのである。着物だけがあの時代のような「庶民に手の出ない高価なもの」というのはなんともおかしい。

 水戸市内のスーパーに店舗を構えている呉服屋では、「初心者の方へ」ということで数千円の着物セットを用意してくれている。
 もちろん正絹の紬というようなものではないが、汚すこともある普段着ならば、「初心者」ではなくともそんな着物で充分。そういうものをちょこちょこ着ていれば、着付けにいちいち人の手を借りたりすることも必要なくなるだろうし、立ち居振る舞いも身につくようになる。(今の家の作りだと、袂がドアノブに引っかかったりしてなかなか面倒なのだ)

 さらに言えば、それでもやはり女性の着物姿というのはなんとも動きにくいので、ここは率先して男性が、着物を着るようにしてみるべきだろう。
 なんといっても日本人は、着物を着ると男前が二割はアップするのだし(笑)。


 

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