2017年09月04日(月)

あなたは、わかってるかな?

テーマ:教育

 今日はちょっと具合がよくないので、ニュースを見ていて気になったことを一つだけ簡単に。

 産経新聞が、
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 正答率13%…あなたはわかりますか? 全国学力テストで苦戦した問題


(写真、産経新聞より。全国学力テスト)

 全国の小6と中3計約203万人が参加した今年4月実施の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果が8月下旬に公表されたが、対象となった国語と算数・数学では知識を問う「A問題」に比べ、知識の活用力を問う「B問題」への苦手意識が改めて浮き彫りになった。算数・数学の平均正答率は5割以下と低く、小6算数Bでは13%台という“難解”な問題も。B問題は全国学力テストが始まった当初から課題が指摘されており、授業の改善が求められている。

■記述式で苦戦
 平成29年度の全国学力テストの結果によると、平均正答率は小6国語Aが74・9%でB問題は57・6%。小6算数Aは78・8%で算数Bは46・2%。中3では国語Aが77・8%、B問題は72・7%。数学Aは65・2%でB問題は48・7%だった。
 A問題とB問題の正答率の開きが大きいのは算数・数学で、特に小6の算数Aと同Bの開きは32・6ポイントと各科目の中で最大だ。中学より小学校の方が知識の活用力に課題があることがうかがえる。
 小6算数Bで児童たちが最も苦戦したのが記述式だ。とりわけ日常生活の事象の数学的な解釈と判断の根拠を説明させる問題は正答率が伸び悩んだ。
 月の見かけの直径が最小と最大で14%の差があることを題材に、月を硬貨に置き換え、「最少の満月の直径」を1円玉(直径20ミリ)の直径としたとき、「最大の満月の直径」は100円玉(同22・6ミリ)と500円玉(同26・5ミリ)のどちらの直径に近いかを説明させたが、正答率は13・5%。正答は100円玉。
 理由例はこうだ。「最大の満月の直径は20×1・14=22・8ミリです。100円玉の直径との差は22・8-22・6=0・2で、0・2ミリです。500円玉の直径との差は26・5-22・8=3・7で、3・7ミリです。100円玉の直径との差のほうが小さいので、100円玉のほうが近いです」
 こうした説明を書けないケースが多く、身近な物に置き換えて割合を考えることに苦手意識がうかがえる。
 昨年も小6算数Bでは、記述式問題でつまずく児童が目立ち、二等辺三角形と正三角形の関係について説明させる問題の正答率はわずか7・0%だった。
(後略)
 産経新聞 9/4(月) 9:30

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 先日結果が発表された学力テストのことで、こんな記事を書いていた。

 この「文章題が苦手」というのは近年言われ始めたことではなくもう何十年も前から問題視されていることなので、いったい本当に解消していこうという気が教育現場にあるのかとも思ってしまうのだが……記事で上げている問題は、比較を使うことでうまく「マイナスの数字」の概念に触れず内容に作っていて工夫がみられていいものになっている。

 小学校のレベルではまだ段階を踏んで「ルール」を覚えさせている段階なので、問題を作るのはなかなか難しいのだ。


(2012/01/13の記事、♪もう~終わりだね 君が小さく見える)で「8×5で飴の数を求める問題」にいちゃもんをつけて教師を叩いている人間たちの「頭の悪さ」を指摘したように、そういうことがわからず、「交換法則がどうの」と次の段階の話を持ち出して教師を見下そうとする人間が定期的に現れる。
「式の立て方」と「計算の手順」の違いがわからずにごちゃごちゃいう、数学の基礎ができていないこういう大人の存在は、教育の邪魔にしかならない。
 子供の「応用問題が苦手」を指摘するならばその前に、まずはこういう大人を何とかしなくては。せっかく正しい指導をしても、横から「いや計算がどうの」と茶々を入れられていては教えられるものも教えられない。

 そして、文章を式に落とし込む時には、数学的視点以上に文章読解力が重要になるのは言うまでもない。
 文章題などの応用問題の正解率を上げたいのならば、「英語だ!」「プログラムだ!」とやる前に、国語をしっかりとやることが必要なのだ


 ところで、この産経の記事に「子どもに戻ってくるのが遅くて役に立たないテスト。」というコメントをつけている人もいるが、全国学力テストは文字通り全国の子供の習熟度を学校単位で測るもので、個人の成績を測るものではない。だから「学校ごとの差がわかってしまう」と教師が反対しているのだ。
 それがわからない大人というのもまた、困ったものだ。


 本日の一本橋。

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 「高所恐怖症の人は来ないで」スイスに世界最長のつり橋


(写真、BUSINESS INSIDER JAPANより。スイスのチャールズ・クーネンつり橋。)

 世界最大の長さを誇るスイスのチャールズ・クーネン(Charles Kuonen)つり橋が7月に完成した。
 全長1621フィート(約494メートル)のチャールズ・クーネンは、アルプスの最も深い谷にかかっている。

 7月29日、正式開業した橋を見てみよう。
 スイスアルプスに位置するチャールズ・クーネンつり橋は、グレッヘン( Grachen)とツェルマット(Zermatt)という2つの町を結ぶ。
 金属の橋はスイス最深の谷をまたぎ、地上275フィート(約83メートル)の高さに架かっている。デッキの幅はわずか63センチメートルしかない。
 同橋はオイローパベーク(Europaweg)と呼ばれるハイキングコースにもつながるが、2010年の岩石なだれによってコースはふさがれてしまった。
 崩れた岩石は、なだれ発生2カ月前にオープンしたばかりの820フィート(約250メートル)の橋をも破壊した。チャールズ・クーネン吊橋はその代わりとも言える。
 新たな橋は岩石にぶつかるのを避けるためより高い場所に建設され、前回の橋よりも頑丈なケーブルを使用している。チャールズ・クーネンつり橋の建設費用は約77万5000ドル(約8460万円)。
 屈曲や回転に対する耐性があるトラス構造により、つり橋は一般的に他の種類の橋よりもはるかに長い。
 ツェルマット(Zermatt)の観光局は最近、高所恐怖症の人は橋の通行を避けるよう呼びかけた。高い場所が苦手でなければ、最高の景色を堪能できるだろう。
 Source:Architectural Digest
[原文:The world's longest suspension bridge has opened in the Swiss Alps ー and it looks terrifying]
 BUSINESS INSIDER JAPAN 9/3(日) 12:10

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 う~ん。高所恐怖症がどうのという前に、橋の真ん中が「たわんで下がっている」のが怖いなぁ。「デッキの幅はわずか63センチメートル」ではまるで綱渡りのようだし。
 どうせならばロープウェイにした方が捗るのではないかという気もするのだが……。動力がいるなどいろいろ難しい事情もあったんだろうなぁ。

 常陸太田にある竜神大吊り橋のようにバンジージャンプの飛び降り台を作ったら、ものすごく人を呼べそうだ(笑)。


 

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