2017年04月01日(土)

日本に「産経支局長出国禁止事件」を再現しようとする政党がある

テーマ:政治

 四月になったというのに、なんという寒さだろう。
 東京では26年ぶりに10℃にならない四月の始まりだということだが、やれやれだ。



 さて、今日はエイプリルフールだったということで、サイトの中には力を入れて「笑かしてやろう」としているところもあるようだが、昨日配信された、


++++++++++++++++
 恫喝と圧力に屈しない 民進党の抗議に反論する 政治部長・石橋文登

 民進党の皆さんは、なぜ政権を失い、なぜ今も国民に見放されたままなのか、まだお気づきになっていないようだ。
 学校法人「森友学園」(大阪市)問題で民進党の辻元清美衆院議員に関する本紙記事「辻元氏 3つの『疑惑』」(28日付)について、民進党は29日夕、柿沢未途役員室長名で抗議文を出した。30日付紙面に全文を掲載しているのでご参照願いたい。
 抗議文では、本紙記事を「ネット上に流布している流言飛語をあたかも根拠ある疑惑であるかのように報道した」と批判した。そもそも「根拠ある疑惑」というのは意味不明だが、続いて記事は「裏取り取材をすれば、容易に事実でない事が判明するものである」という表現は看過できない。
 言うまでもないが、担当記者は十分に取材した上で記事化している。辻元氏にも取材を申し込み、27日午後1時半すぎに質問書を事務所に送付、午後5時までの回答を求めた。ところが、事務所側は午後5時23分に「明日、確認が取れた段階で返答する」とFAXを送付してきたので、やむなくその経緯を入れて記事化した。翌28日午後5時23分、辻元氏側は回答書を出したので、その全文を29日付紙面に掲載した。
 回答書や抗議文の全文掲載は極めて異例な対応だといえる。にもかかわらず抗議文は、本紙記事を「流言飛語」「著しく公正を欠いた報道」「報道取材の基本を欠いた記事」などと罵倒しており、本紙は名誉を毀損(きそん)された。撤回願いたい。
 一連の疑惑は十分に報道に値すると考えている。
 まず「幼稚園侵入」疑惑に関し、辻元氏は「入ろうとした事実もございません」と回答したが、2月21日の大阪府庁の記者会見で「塚本幼稚園に行ってまいりました」と明言しているではないか。
「作業員派遣」疑惑に関しても、学園の籠池諄子(じゅんこ)氏が安倍昭恵首相夫人とのメールで何度も指摘しているだけでなく、生コン業界から政治献金を受け取っている。いずれも辻元氏には説明責任がある。メール問題などをただすべく、昭恵氏の証人喚問を要求しながら、現職衆院議員が書面回答だけで済ましては筋が通らない。

 個々の案件でこれ以上反論しても仕方あるまい。もっとも問題なのは、民進党の隠蔽(いんぺい)体質であり、恫喝(どうかつ)体質である。
 自民党が昭恵、諄子両氏のメール内容を公開した際、民進党役員室は「メディア各位におかれては、このような誤った内容を拡散しないよう強く求めます」と文書で要請した。今回の抗議文も「他の新聞社は『疑惑』という書き方はせず、辻元議員側の否定コメントを淡々と報じているのみである」とわざわざ記した上で、本紙に対して「法的措置も含めた対応を検討する」と結んだ。
 蓮舫代表も30日の記者会見で「辻元さんに対する言動のファクトチェックは極めて容易にできる。にもかかわらず、疑惑と報道した新聞社に対しては抗議文と法的措置も含めて対応を考えている」と述べた。
 旧民主党政権時に恫喝ともとれる政治圧力を繰り返したあげく、人心が離れていったことをすっかりお忘れのようだ。自由で民主的な社会を守るためにも屈するわけにはいかない。蓮舫氏の「二重国籍」疑惑も含めて今後も政界の疑惑は徹底的に追及していきたい。
 産経新聞 3/31(金) 7:55

++++++++++++++++

 産経新聞のこのオピニオンは、「ジョーク」で済ませていいものではない。


話は(2017/03/26の記事、ペテン師のメディアと野党に騙されるな!)で取り上げた「籠池夫人のメール」に辻本民進党役員室長の名前があったというもので、同エントリーで書いた「あれはデマですから報道しないように」と民進党がメディアにかけた圧力に産経新聞だけが従わなかったということで、


++++++++++++++++
 蓮舫氏 産経の辻元清美氏報道を「ガセネタ」と批判 森友学園問題

 民進党の蓮舫代表は30日の記者会見で、大阪市の学校法人「森友学園」問題に関連し、同党の辻元清美元国土交通副大臣について「3つの疑惑」として報じた28日付本紙朝刊の記事を念頭に「『疑惑』と報道した新聞社に対しては、抗議文と法的措置も含めて対応を考えている」と述べ、産経新聞を批判した。
 安倍晋三首相が28日の参院決算委員会で、この記事に言及したことについても「首相の器に極めて疑問を感じざるを得ない」と非難した。

 蓮舫氏の発言の詳細は以下の通り。
 私はかつてメディアに在籍していたので、報道においてとても大事なことはファクトチェック、いわゆる裏取り、確認取材というものが大事だと思います。特に籠池夫人のメール、それと昭恵さんとのやりとりというものの出所ですよね。これは参院予算委員会の筆頭間でまだ合意していないものが、一部自民党の議員から流れたと聞いています。
 その真がんも含めてなおやり続けてはいるんですけども、その中にあったわが党の辻元さんに対する言動のファクトチェックは極めて容易にできます。どの政権の時代の予算だったかというのは、記者であれば誰でも簡単に裏取りができる。だからこそ、一部メディアを除いて多くのメディアが報道を控えられたのだと私は承知しています。
 にもかかわらず、そうした記事を疑惑と報道した新聞社に対しては、抗議文と法的措置も含めて今、対応を考えています。ならびに、この記事のみにおいて国会で答弁される首相の器に、私は極めて疑問を感じざるを得ません。
 昭恵夫人の場合は、じゃあ昭恵夫人の言葉が本当に正しいのかという資料、一切出てきません。あるいはご本人がフェイスブック等で説明されただけで終わりとされているようでありますけども、本当にご本人が書かれたのか。あるいはご本人はどのようにお考えになられているのかは、例えば国会に来られなくても会見等で明らかにする手段というのはあると思うんですね。
 そうしたことも一切しないで、全くもっていわゆるガセネタであったような報道の中身とわれわれの議員のつながりを同列に扱う一国の首相に、私は極めて国民として恥ずかしいと思っています。
 産経新聞 3/30(木) 17:38

++++++++++++++++

 党代表が論点そらしのごまかしをしたうえで個別に非難をし、


++++++++++++++++
 辻元清美氏 民進党が産経新聞に抗議文「首相夫人とは事柄の本質異なる」

 森友学園(大阪市)問題に関する本紙記事「辻元氏 3つの『疑惑』」(28日付)をめぐり、民進党は29日、産経新聞政治部長宛てに、柿沢未途役員室長名で抗議文を出した。全文は次の通り。
  ◇
 辻元清美議員に関わる報道記事について
 貴紙は3月28日朝刊紙面において、辻元議員に関し、「3つの疑惑」として、籠池夫人の安倍昭恵夫人宛メールに書かれている内容やネット上に流布している流言飛語をあたかも根拠ある疑惑であるかのように報道した。
 しかし、記事に書かれた3つとも、裏取り取材をすれば、容易に事実でない事が判明するものである。だからこそ他の新聞社は「疑惑」という書き方はせず、辻元議員側の否定コメントを淡々と報じているのみである。
 それを「3つの疑惑」と見出しを付けて喧伝し、わずか数時間後に回答期限を設定した質問状にその日のうちに回答しなかった事をもって、辻元議員があたかも説明責任を怠ったかのような書き方をしたのは、著しく公正を欠いた報道と言わざるを得ない。
 安倍総理は国会答弁で「辻元議員も同じ」と発言したが、裏取りすれば事実が容易に判明する辻元議員の場合と、裏取りのための資料も出さず、証人喚問にも応じない政府関係者や安倍明恵夫人(原文ママ)と籠池証人との関係性の問題は、事柄の性質が明確に異なる
「確認取材」という報道取材の基本を欠いた記事を掲載した貴社に対し、厳重に抗議するとともに、法的措置も含めた対応を検討する。
  以上
 産経新聞 3/29(水) 19:07

++++++++++++++++

 こんな抗議文を送ったというもの。


 いやはや、なんとも恐ろしい政党である。ごく自然に報道に圧力をかけるのだから。しかもそれが「どういうことか」をまったく自覚していない。
この民進党の行為を見ていて思い出すのは、その国の報道機関が伝えていることをまとめた記事を書いただけで支局長を出国禁止にした挙句、「大統領の名誉棄損」で裁判にかけた韓国のこと(2014/08/21の記事、「『ウリが日本をあざ笑うのは正しいが、日本がウリを馬鹿にするのは許さない』という価値観」参照)。やはりこの党の持つ基礎的なメンタリティというのは、朝鮮半島のものだということなのだろう。

 まあ、身内の話は「違うといっているのだから違う(ここで「違うという証拠」を出していないことに注目しよう)」と言いながら、自分が叩きたいものは「証拠がない」といって「どうだファクトチェックしたぞ」と威張っているところなど、もうあきれるばかりであるが、蓮舫代表のメンタリティが「常に悪いのは自分以外の誰か」の大陸的なものであるのは仕方がないところもあるが。
 一つのメンタリティではなく、いろいろなものの見方でものを見るのは大切なことであるが、今回の件では、この手の「手前勝手」な言動はただ政治の停滞を招くだけなのだから、「いらないもの」でもある。



 この民進党の行為を書いた産経の記事には、同党の応援団が産経だからダメ」という中身のないコメントを山ほどつけ、蓮舫室同じようなすり替えで辻本氏を擁護しているが、この話の本質は「辻本氏の話がデマか否か」というところにはない。きちんと物事を論理的に考えている人ならば誰でも分かるように、「辻本氏に関するところがデマだというのならば、どうして昭恵夫人に関するところは正しいといえるのか」である。民進党はさんざん「やっていないというのならばやっていない証拠を出せ!」という悪魔の証明を安倍総理に迫っているのだから、「それをいうならお前たちも『辻本は生コンになど関係していないという証拠』を出せ」と言われているだけなのだ。
 上でも書いたように、蓮舫氏は「ファクトチェックは容易」と言っているのだから、「麻生政権が予算制度を作ったのだからなんたら」と論点そらしをしていないで、「生コン関係」で「関係ない」ということを証明する証拠を出して来ればいいのだ。
 ちなみに、蓮舫氏が言っているのは豊中市が補助金を使って14億近くの評価額を持っていた森友学園の隣接地を2000万円で買ったという話のことなのだが、これも、確かに制度を作ったのは麻生政権時代でも、それを認可したのは民主党政権になってからなのだから、「辻本疑惑」に関してはなんの「ファクトチェック」にもなっていない。


 こんないい加減なやり方で「自分はいいのだ」という一方で民進党は、


++++++++++++++++
 民進「森友問題」でキャンペーン

「森友学園」の問題をめぐり、全国キャンペーンを始める。
 民進党は、大阪の学校法人「森友学園」への国有地売却問題をめぐり、「森友疑惑、財務官僚や首相夫人の証人喚問で真相究明を」と明記したビラを作成した。
 ビラでは、大阪・豊中市の国有地が、およそ8億円値引きされ、売却されたことについて、「背景に安倍昭恵総理夫人の関与が疑われている」などとして、証人喚問を求めている。
 さらに、昭恵夫人付きの政府職員が森友学園側に返答したFAXの画像も掲載している。
 民進党は、街頭演説で、証人喚問の実現を訴える全国キャンペーンを始めることにしている。
 ホウドウキョク 3/30(木) 23:08

++++++++++++++++

 こんな個人攻撃キャンペーンをやり、


++++++++++++++++
 「昭恵氏は雲隠れか」=民進幹部

 民進党の榛葉賀津也参院国対委員長は31日の記者会見で、学校法人「森友学園」への国有地売却問題に絡み、関与を否定している安倍晋三首相夫人の昭恵氏が以前より情報発信を控えているとして、「なぜ雲隠れするのか。逆に疑ってしまう」と述べ、積極的な説明を求めた。
 榛葉氏は「昭恵さんは今まで包み隠さずインターネットを使って発信し、いろんなイベントで行動していた。ここにきてぴたっとなくなった」と指摘。昭恵氏の証人喚問要求に触れ、「挑発的に出て来いと言うつもりはないが、ご自身の口で説明されることをお勧めしたい」と語った。
 時事通信 3/31(金) 15:53

++++++++++++++++

 国会議員という敢然たる「公人」が逃げ隠れしていることを無視して個人をののしり、「疑惑疑惑」と騒ぐのだ。
 そして彼らは、この先の国会審議でもこれを続けるつもりだという。

 まったくいい加減にしろ!

 民進・共産がこんなことで騒いでいる間に予算はほとんど審議されないまま成立してしまったし、

++++++++++++++++

 給付型奨学金、月2万~4万円…改正法が成立

 低所得世帯の大学生らを対象とする返済不要の「給付型奨学金」を創設するための改正日本学生支援機構法が31日、参院本会議で全会一致で可決、成立した
(後略)
 読売新聞 3/31(金) 18:43



 改正雇用保険法が成立 育休、最長2年に延長

 育児休業期間の延長や雇用保険料の引き下げを盛り込んだ改正雇用保険法など関連法が31日、参院本会議で可決・成立した。
 今の制度では、育休期間は原則1年で、保育所に空きがなく子どもの預け先が見つからない場合は最長1年半まで延長できる。1年半に延長しても預け先が見つからなかった人を救済するため、10月から、さらに半年延ばして最長2年まで育休がとれるようにする。
(後略)
 朝日新聞デジタル 3/31(金) 19:33

++++++++++++++++

 このあたりの法律も、どれぐらいまじめに審議が行われたのだろう。


 NHKの深夜ニュース、今は変なエンタメ風にしてしまって見る影もないが、昔はごく普通にアナウンサーが毎正時のものと同じくニュースを読み上げる硬派なもので、その最後に「きょう成立した法律です」という紹介コーナーを設けていた。
 今またそれをやってくれたならば、国会で何が行われているか/行われていないかがとてもよく分かるようになるのだが……今のマスコミは「とにかく安倍倒しのための政局が第一」になっているからなぁ。



 本日の極寒。


++++++++++++++++
 「南極観測船ふじ」一新 4面大型スクリーンで航海体感


(写真、朝日新聞デジタルより。リニューアル展示の目玉となる「極感ドラマチックシアター」=24日午前、名古屋市港区、戸村登氏撮影)

 博物館「南極観測船ふじ」(名古屋市港区)がリニューアルされ、新たな展示として南極での航海を体感できる4面大型スクリーンが設けられた。25日のリニューアル開館を前に24日、内覧会があった。
 新展示の目玉は「極感(ごっかん)ドラマチックシアター」。幅6メートル、奥行き3メートル、高さ3メートルの大型スクリーン4面に、南極の自然や、南極の氷を砕いて進む船上からの映像などが映し出される。ふじの船上にいるかのように体感できる。
 ふじは1965年から18年間、南極で砕氷船として活躍。1985年、名古屋港ガーデンふ頭に「南極の博物館」として永久係留された。ふじの指定管理者、公益財団法人・名古屋みなと振興財団によると、これほどの規模で展示がリニューアルされるのは、今回が初めて。(戸村登)
 朝日新聞デジタル 3/24(金) 15:26

++++++++++++++++

 ええと、この記事ではよくわからないが、この「シアター」というのは「ふじ」の船上に設けられているのかな?
 いっそのこと「ふじ」全体を「冷却ドーム」で覆って、ブリッジからこれを楽しめるようにすれば面白いのだが……さすがにそんな予算はつけられないだろうなぁ。





 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。