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2017年10月21日(土)

後年「民主党死んだふり解散」といわれかねないぞ(汗)

テーマ:政治

 NHKのニュースなどで流れてくる元民共連合側にいた政党代表の「中身のない安倍の悪口」にはまったく閉口する(手は動くけど(笑))。
 もはやただのいちゃもんであることがばれている「モリカケ」をいう者。何がそうなのかも示さず「戦後最悪の安倍内閣」という者。中にはまだ「安保法制で地球の裏側に行ってアメリカと一緒に戦争をする」という者までいる。
「地球の裏側」って。いつアメリカはブラジルやアルゼンチンと戦争をすることになったのだろうか? いや、もしそれらの国が北朝鮮のように核兵器を開発し、ミサイルを配備して「日本を核の海に沈めてやるぞ!」と言い始めたならば、これは放っておくほうがおかしいのではないのだろうか。


 そのテレビや新聞では、やたらと枝野氏の新党が「勢いを増している」ということが言われているのだが……ちゃんと考えれば、枝野新党は「そのスタイルを含めて民進党の政治を引き継ぐ」ということを主張しているのだからもともと民進党を指示していた人間が支持するようになっているわけで。
 ならばこの党は解散前には野党第一党だったのだから、「一時期マスコミのおかげで小池新党に流れていた風が元に戻った」というだけのこと。「何かものすごい勢いで支持を伸ばして自民党を凌駕しようとしている」かのようにいうのは、ただの印象操作ではないのか?

「枝野は筋を通している」という者もいるようだが、何をいっているのだろうか。前原民進党代表が両院議員総会で「民進党の名を捨てて小池氏の新党に全員合流する」と提案したときに、枝野氏らは反対することもなく従ったではないか。
 その後小池氏が「左巻きの方はご遠慮願いたい」と拒んだために「新たな党」と言い出しただけで、まったく何も筋など通していない。

 おかげで枝野氏の党は、

 


 こういう顔ぶれが役員に名を連ねることにもなっている。

 apioさんは「菅内閣」と書かれているが、管内各以外の人間は、鳩山内閣の農水省で、宮崎で口蹄疫が発生しているときに「そんなことよりも憧れの革命家に会う」とキューバに行ってしまっていた人間ではないか。
 そういうことまできちんと伝えないのは、「選挙報道」として失格である。


 その「元民進党」の周りでは、

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 岡田克也氏、選挙後「野党は大きくまとめていかないと」

■岡田克也・元民進党代表(発言録)
(希望の党の候補を無所属の岡田氏が応援する理由を問われ)仲間だもん。無所属ということは、どこに行ってもいい。これからの日本の政治を背負っていくような人を応援に行くと、前から言っている。だから無所属の人もいるし、希望の人もいるし、立憲民主の人もいる。それは気にせずに行く。
 みなさん誤解しているが、民進党はまだ解散していない。参院議員もいるし、私は無所属で出ているが、党籍はもちろん民進党。ちゃんと党はあるんです。県連もあるし。
 朝日新聞デジタル 10/11(水) 20:53


 枝野代表、無所属・岡田氏と選挙後に協力の考え

 立憲民主党の枝野代表は20日、津市内で記者団に対し、衆院選に無所属で出馬している岡田克也・民進党元代表と、選挙後に協力する考えを明らかにした。
「(岡田氏とは)国会や様々なところで連携を取っていけるのは間違いない」と語った。
 また、民進を離党した立憲民主の福山幹事長が、民進参院会派への残留を求めていることがわかった。政党活動とは別に、国会では民進議員と活動をともにする考えだ。民進は24日に参院議員総会を開催して対応を協議する。
 読売新聞 10/20(金) 22:46


 小池氏へ身内から異論次々 希望苦戦で民進出身の前職ら

 22日投開票の衆院選で、希望の党の候補者たちから小池百合子代表の発言や党運営へのありようへの異論や指摘が相次いでいる。報道各社の情勢調査で同党の苦戦が伝えられるなか、選挙結果によっては小池氏への反発が強まる可能性もある。
(中略)
 異論の多くは、民進出身の前職らによるものだ。
 田嶋要氏(千葉1区)は19日夜、街頭で「できたばかりの希望を実際に運営するのは民進出身の中堅だ」と演説。「小池さんが自民党との連立や憲法9条改悪を行うようであれば、希望にはいられない」と訴えた。升田世喜男氏(青森1区)も各地の街頭演説で「希望が自民の補完勢力だったならば、わかり次第離党する」と明言している。
 希望との合流を決めた前原誠司・民進代表側近の小川淳也氏(香川1区)は19日の街頭演説で、「この新党、第2自民党になるくらいならいらんと思う」と指摘。立憲民主党の名前まで挙げて、「もう一回、野党は再合流に向けて大きな固まりを作り直していかないといかん」と述べた。(別宮潤一)
 朝日新聞デジタル 10/21(土) 5:03

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 こんな動きが見え始めている。

 産経の記事によると、

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 民進党再結集に抜け道 政党移籍、法的制約なし 擁立ゼロなら当選者全員回帰OK

 衆院選(22日投開票)後に民進党が再結集するとの臆測が絶えない。希望の党、立憲民主党、無所属でそれぞれ当選した議員による選挙後の民進党への合流に法的制約がなく、ハードルが低いからだ。(沢田大典)
「野党の分断、本当に申し訳ない」。民進党の初代代表だった岡田克也元外相は19日、神奈川県藤沢市で行った同党出身者の応援演説で、こう聴衆にわびた。
 自身は無所属で出馬した岡田氏は記者団に「民進党に戻ることを前提には考えていない」と述べるにとどめたが、野党分裂で自民党が優位に選挙戦を進めており、反自民勢力結集の必要性は痛感しているようだ。
 その手段の一つである民進党再結集は、同党の小川敏夫参院議員会長が唱えた。12日、産経新聞に「立憲民主党、無所属、希望の党に行った人も含め、もう一度自民党に代わりうる政党として民進党を取り戻したい」と述べた。
「有権者を愚弄した話」(民進党の前原誠司代表)と反発が集中し、小川氏らは火消しに追われた。それでも再結集説が消えないのはハードルが低いためだ。
 国会法109条の2は、比例代表で当選した議員が選挙で競合した政党や政治団体に移ることを原則、禁じている。選挙区当選者の政党移籍に制限はない。
 しかし、同法には抜け道がある。今回の衆院選で競合していない政党、つまり一人も候補者を擁立しなかった民進党には、どの政党からも移ることができる。両党や無所属の当選者は全員、民進党に入ることが可能なのだ。
(後略)
 産経新聞 10/20(金) 9:30

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 小選挙区で当選した議員だけではなく、民進党のように「比例候補もいない」政党にならば、他党の比例当選者が移籍しても違法ではないという。つまり、今まで比例候補が離党するときにあった「比例なんだから議席はわが党のものだ」「いや私が議員だ」というごたごたも、法的には起こらない。
この流れでは、結局永田町は「うまく選挙の時だけ名前を隠して有権者を騙した民進党が再び顔を出し、選挙前のままの状態が続く」ことになってしまう。ただ、「民進党」の中で(2017/10/15の記事、そして、金庫の争奪戦が始まるのです)で書いた内部闘争が起きるだけで。(いや、それもまた「これまでの永田町」の風景だといえる)

 いやはやである。


ベネッセの調査(ベネッセホールディング「調査データからみる 『子ども・若者の意識』―選挙・投票小学生~高校生の8割が『18歳になったら選挙の投票に行く』と回答」)では、


(グラフ、同サイトより)

 高校生の四分の三もの人間が「政治のことは難しくてよくわからない」といっているという。

いや、(2017/10/17の記事、「政治が悪い」といっておけばよかった時代はもう昔の話だ)で取り上げた「記憶にないって言っていれば議員は務まる」と朝日新聞に投書した90歳の女性もいるのだから、年をとっても「政治のことはよくわかっていない」人間というのは多いのだろう。
 そういう「政治オンチ」を増やしている大きな要因は、「政権の悪口」しか口にしない人間を映すテレビと、ただ金をめぐって「どことくっつく」「誰と別れる」とやっている政党にあるのは、間違いないだろう。
「政治」については―私は好きではないのだが―当選後の事務所で候補と一緒に万歳をしているような人たちの方が「政治は利益分配の調整」だということをよく知っているに違いない。

 そう。政治とは、「どうやって予算をひねくりだして、『もっとくれ』と不満をいう各方面をなだめながら分配するか」というものなのだ。
 この大原則を踏まえたうえで、「安全保障を重視しよう」とか「教育を充実させよう」とか「防衛力など削ってばらまけ」という考えが出てくるわけで。
 それを忘れないで各党の政策を見れば、「そんなに政治は難しくない」ものだ。

 野党やマスコミの中で流行っている「一強は悪」という主張も、戦後最も議席をとった民主党政権時にこれを言わなかったところがダブスタ。
 つまるところ「自民党以外ならば何でも善」とやっているだけの「もっとくれと不満をいう勢力の代弁者」だということが分かれば、「その主張そのものには意味がない」ということがよくわかるだろう。
 そういう目線で各党の政策を見て、さあ、明日は雨にも負けず投票に行きましょう!


 おまけ。

 河北新報が宮城県内の自治体首長にアンケートを取ったところ、

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 <衆院選宮城>首長アンケート 森友・加計問題に厳しい目 首相説明に8割「評価せず」

 22日に投開票が迫った衆院選で、河北新報社が宮城県内35市町村長を対象に実施したアンケートでは、森友・加計(かけ)学園問題を巡る安倍晋三政権の説明を「評価しない」「あまり評価しない」との回答は8割に上り、厳しい見方が大勢を占めた。
 解散の判断、時期について首長の受け止めはグラフ(上)の通り。20人が否定的な考えを示し、「説明責任を果たしていない」(県南)と森友・加計学園問題を挙げる声も目立った。
 一連の同問題を巡り、説明責任を果たしたとする政府の姿勢について「あまり評価しない」は19人で半数を超え、「評価しない」は9人。「ある程度評価する」は7人にとどまり、「評価する」はゼロだった。
 沿岸の2首長は「説明する態度に乏しい」「首相は何も説明せず国民が怒るのも納得」とそろって批判。「閉会中審査で一定の責任を果たした」「明白な証拠はなく、疑惑にすぎないのでは」(共に仙台圏)と擁護する声は少数だった。
(後略)
 河北新報 10/20(金) 11:03

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 こんな答えが多かったということだが、本当だろうか。

 首長を務めているような人たちでも、閉会中審査の様子をまるで見ていないのかなぁ。
 あの審査の加戸前愛媛県知事の答弁を「首長の立場」で見れば、「今治の特区には何の問題もない」と判断するのが普通ではないのだろうか。
 逆にあれでもまだ「説明不足」だといってしまうのは、自分もまた足を引っ張ろうとする勢力にいちゃもんをつけられた時、「マスメディアに一方的な報道をされてしまう立場」であるということが自覚できていないとしか思えない。

ちなみに、ツィッターやヤフーニュースのコメント欄では加戸氏のことをことさら見下し貶す書き込みがあるが、氏はかつて「外国人参政権反対」の立場で「教科書採択取り消し訴訟の原告にかなり外国人が混ざっている」といった(2010/04/21の記事、「当たり前だが、地方は国の一部分」参照)ことがあるので、もともと左には不人気の人間である。
 わかりやすい話だ。


 本日の飲み物。

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 グラスの底には… どの角度から見ても「桜島」、人気呼ぶ


(写真、西日本新聞より。桜島がグラスの底部に再現された「桜島グラス」)

 鹿児島県霧島市のガラス工房「こっぷ屋さん」が作る「桜島グラス」が人気を呼んでいる。
 3年前に工房を開いた塩水芳一さん(39)が「360度、どの角度から見ても桜島のグラスを作りたい」と企画。国土地理院のデータを基に型を作り、透明グラスの底に再現した。高さ約9センチ、口径10センチ、容量約280ミリリットル。入れる飲み物の色や光によって桜島の表情が変わる。
 塩水さんのお薦めの飲み方はウイスキーのロック。桜島の風景を思いながらグラスを回して眺めると、気持ちよく酔いも回りそう。1個1万2960円。同市のきりん商店などで販売。
 西日本新聞 10/19(木) 10:07

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 富士山のこういうものは結構あるが、桜島は珍しいな。他県人にはパッと見で「あっ桜島だ」とわからないせいもあるのだろうけど。

 うん、桜島を模したのならば、グラス部分の底をもっと凸凹にして噴煙ぽい感じを出したほうが分かりやすいと思うが……洗いにくいし、ちょっと不謹慎かな?



 

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2017年10月20日(金)

「立志者」こそその資格を皆に示さなければ

テーマ:政治

 昨日少し触れた中国の共産党大会、

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 <中国>ナマコやエビ姿消す…党代表宿泊のホテル食材から

◇反腐敗運動進める習近平氏方針アピールの狙いか
【北京・林哲平】18日に北京で開会した中国共産党大会で、各地から集まった党代表が宿泊するホテルの食卓からナマコやエビなどの高級食材が姿を消し、オーダーメードの服や眼鏡を作るサービスが廃止されるなど待遇が質素になったと中国メディアが伝えている。反腐敗運動を進める習近平総書記(国家主席)の方針を国民に向けてアピールする狙いがあるとみられる。
 国営メディアなどによると、客室の果物や無料の散髪、美容サービスなどが今回の党大会から廃止。重慶市代表団が宿泊する北京中心部のホテル担当者の話として、食事は前菜と主菜の計16種類のビュッフェ形式で、家庭的な料理にするようにとの統一基準が大会運営当局から伝えられたと報じた。
 習氏は就任以来、党員や公職者のぜいたくを規制する規定を実施。2300人の代表が参加した党大会初日の中央委員会報告でも「党が大衆から遊離すれば生命力を失う」として綱紀粛正を強く求めた。
 重慶市代表団の宿泊するホテルは中国の大手旅行予約サイトで四つ星の評価。最も安い部屋で1泊約500元(8500円)だった。17日夜に記者が訪れると敷地内には黒塗りの高級車がずらり。入り口では武装警察官らが安全検査に当たり、関係者以外の立ち入りを制限していた。
 毎日新聞 10月19日 10:07

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「質素質素」「贅沢禁止」でこんな統制がかけられていたという。

 実際のところは「こそこそ作戦」でいろいろやっていたのだろうが、「政権幹部が豪華なものを食べていたら人民の嫉妬をあおる」からというのは、なんとも馬鹿らしい。
 政治家の仕事は国を富ますこと。それはすなわち、「そのための責任を持っているものがいいものを食べているのならば、それをみんなが食べられるようにする」ということ。
「人民が嫉妬」というのならばその仕事ができていないということで、「ならばもっと頑張らなくては」とするのが当然で、「ならばみんなと同じ貧しくしよう」というのでは、結局国は富む方向にはいかない。
 このあたり中共もまた、人々の「僻み、妬み、嫉み」を煽って「敵を叩く」ことで正当性を担保しようとする共産主義の流れの上にある政権なのだなと実感する。(ちなみに、ここで中共が「叩くべき敵」として設定しているのが「日中戦争時の日本」だというのが、本来の革命思想からずれた「歪み」。彼らの国家戦略がおかしくなっている原因の一つでもある)


 で、中共がこんなことをしていると聞いて思い起こすのは、我が国でも「安倍が何千円もするカツカレーを食べた!」「大雪の日にてんぷら屋に行っていた!」と騒いでいた勢力のことである。

 そういう勢力を引き込もうとして、 

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 希望・小川氏「安倍さんから生活のにおい感じられない」

■小川淳也・元民進党役員室長(発言録)
 安倍(晋三)さんたちから最も感じられないのが、生活のにおいなんだ。国民の暮らしの実感なんだ。やれ憲法改正だ、やれ集団的自衛権だ。国民の暮らしと直結していない。やっぱりこれは特別な家で育った、特別な環境で育ったサラブレッドの限界だと思う。生活の不安を感じたことがない。お金の心配をしたことがない。そんな人たちばかりが政治をしているから、普通の国民は報われることはないんだ。(高松市内の街頭演説で)
 朝日新聞デジタル 10/19(木) 20:03

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 小池新党にもぐりこんだ前民進党議員がこんなことを言っているようだが、なんともくだらない話である。

 総理大臣がお金の心配をしたことがあろうとなかろうと、日本という国の大きさとその動かしている税金の額の前では何の意味があろう。
 先日、「ビル・ゲイツの資産が約10兆円」というニュースがあったが、それでも我が国の社会保障関係費の三分の一にもならない。財政規模の前では、安倍家程度の資産では庶民とドングリの背比べになってしまう。
 しかも、国家には通貨発行権というものまである。
 だからこそ、こういう巨大な金の仕切りには「庶民目線を超えた」考え方が必要になるのだ。

 よく選挙で「庶民目線の政治」と訴える候補がいるが、国政を担う者はもっと大きな、いい意味での「上から社会を俯瞰する目」を持ったものでなくては務まらない。
 ちまちまと相手の揚げ足取りに励むような人間は、国家を論じる場ではただの妨害者にしかならないのだ。


 編集に元朝日新聞の人間が関わっているBuzzFeed Japanが、

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 「選挙免許制でポピュリズム防げ」 呉智英が危惧する民主主義の暴走


 誰もが投票できる普通選挙は危険? 「封建主義者」を自称する評論家の呉智英さんは、ポピュリズムを防ぐ手立てとして、投票のために試験を課す「選挙免許制」を提唱しています。暴論ともとられかねない主張の理由を聞きました。【BuzzFeed Japan / 神庭亮介】

 全員無免許でいいのか
――選挙免許制はさすがに極論なのでは。
 自動車の運転や危険物取扱、ボイラーとか、危険の伴う作業には免許が必要です。国家の運営を誤った場合の危険度は、自動車どころじゃない。
 仮に戦争になれば、交通事故よりずっと多くの死者が出る。それなのに全員無免許でいいのか、という話ですよ。
 三権でみても、司法は司法試験、行政なら公務員試験がある。議院内閣制では立法府の役割が大きいのに、無試験なのは変だろうと。
――人気投票になってしまうのは危険だと。
 危ないでしょうね。常にポピュリズム選挙になってしまいますから。
 イケメンだとか、キレイだとかいう理由で議員が選ばれる。各政党に広告代理店がついて、「髪型はこうした方がいい」だの「服装の色を明るくしよう」だのレクチャーするわけでしょう。
 しかし、それはどういう政治をするかとはまったく関係ないですよね。
 例えばの話、オーストラリアとオーストリアの違いも知らずに、外務大臣になるかもしれない人を選んでしまうとか。最低限の見識を欠いたまま、皆に同じように票が与えられるのはおかしいんじゃないか、という疑問を呈したいわけです。

 民主主義や国民国家への疑問
――納税額や性別で選挙権が制限されていた時代から、徐々に権利が拡大されて普通選挙制が導入されました。免許制は時代に逆行していませんか。
 根底にあるのは、民主主義や国民国家への疑問です。我々はなんとなく、普通選挙が絶対的な進歩であるかのように思い込まされてきましたが、全然進歩なんかしていない。
 1925年、普通選挙法(※25歳以上の男子に選挙権)と抱き合わせで治安維持法が成立しました。1928年には、治安維持法の最高刑が死刑に引き上げられた。普選の後に重罰化が進んでいるんです>。
 しかもその後、日本は戦争の坂道を転げ落ちていく。当時はいまより国会の権限が小さかったという事情を考えても、ほとんど悪くなる一方だったわけですよ。
 収入や性別で選挙権を制限するのは不公平ですが、能力の違いは考えた方がいいんじゃないか。

 中学レベルの試験を
――免許制にするとして、どの程度の知識を問うつもりなのでしょう。
 中卒程度でいいと思います。それも100点満点と言わず、8割で十分。中学生の教科書を読んでみたらわかるけど、英数国含め8割理解できれば相当な知識ですよ。
(中略)
――立候補する側が試験を受けるのではダメなのですか。
 そうすると、面白い泡沫候補が出なくなっちゃうでしょ。変なヤツが立候補しても、投票する側が落とせばいいんです。
――選挙に出る側には意外と優しい(笑)
 そうそう。世の中やっぱり「遊び」の部分もないと、堅苦しい社会になっちゃいますから。
 機械の歯車はあまりカッチリつくると回らない。泡沫候補に公的な道化をやってもらうことも必要なんじゃないですか。
――出題者の手心次第で、急に問題が難しくなって選民政治になったりしませんか。
 難易度というよりも、なんらかの思想的な傾向を忍ばせる懸念はありますよね。出題委員会をつくる時には、公平性が担保されないとまずい。
(中略)
――免許制にしたとして、本当に世の中はよくなりますか。
 大衆扇動に対するいくらかのヘッジにはなると思いますよ。選挙結果は大して変わらないだろうけど、選挙や国家に対する意識は少しずつ変わっていく。
 日本の知的レベルも上がるでしょう。子どもに「学校の勉強は何のためにするの」「因数分解は何の役に立つの」と聞かれた時に、「選挙のポイントが増えるよ」と答えられるようになるかもしれないね(笑)

(くれ・ともふさ) 1946年、名古屋生まれ。早稲田大学法学部卒業。『封建主義、その論理と情熱』(『封建主義者かく語りき』に改題 ) で単著デビュー後、一貫して民主主義批判を展開している。著書に『吉本隆明という「共同幻想」』『現代人の論語』 (ちくま文庫)、『バカにつける薬』(双葉文庫)など。マンガへの造詣も深く、『マンガ狂につける薬』(ダ・ヴィンチブックス)などの評論多数。
 BuzzFeed Japan 10/19(木) 15:04

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 こんな「識者」の話を出していた。

 根本的なところで、「我々はなんとなく、普通選挙が絶対的な進歩であるかのように思い込まされてきましたが、全然進歩なんかしていない」というこの人は選挙による民主主義制度のことが分かっていない。
 民主主義は進歩しているものではなく、単に「多くの人間がいうことなんだからそういう方向で行こう」という多数決の論理を具現化したもので、「一部の人間が勝手に決めるよりはみなが納得するだろう」というもの。要は、少数派に「みんながそうなら仕方がない」とあきらめさせる制度だといってもいい。選挙はそれを可視化するための方法でしかない。
 ところが近年は「多数決が民主主義じゃない」とただ特定の政治思想にかぶれた人間たちが大声で騒ぐようになり、今まで「民主主義の糧」と嘯いていたマスメディアまでが自己のイデオロギーを剥き出しにしてそれを応援するようになってきた。
 それが選挙演説の妨害などの実力行使にまで発展して、選挙の意義が随分と歪められるようになっているわけで。そこを見逃して有権者の方を「制限」しようというのは、本末転倒である。

 呉氏のいうような「簡単な試験」では、結局のところこういうマスコミによる偏向報道は野放しになったままになるし、「ポピュリズムを見抜く」ほどの効果も上がらないだろう。
 立候補側には何もしないというのでは、上で挙げたような頓珍漢な主張をするような候補も出てくるだろうし、メディアがそれを応援することも自由のままになる。氏はそれを「面白い」というが、そんな候補でも選挙に出ると税金が使われるのだから、たまったものではない。
 有権者の、というか社会のレベルが上がらなくてはという主張には、私も賛同する。が、民主主義の意味を考えるならば、試験である程度の資質を測るのは、有権者ではなく立候補者にしなくてはならない

 一定以上の見識を持った候補が、きちんとした政策論議を交わしていくことでくだらない「イエロージャーナリズム」の出番もなくなるし、それを聞く有権者もまた、いつの間にか「社会を上から見る」状態に連れていかれることにもなる。
 それがなれば、我が国も「妬み、僻み、嫉み」で「敵をたたく」ことで社会にしがみついている共産主義革命思想の尻尾を切り捨てて、直立歩行のできる国に変わることだろう。


 本日の交通事故。

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 <交通トラブル>「殺すぞ」と脅した男逮捕 兵庫県警

 乗用車同士の交通トラブルで相手を無理やり停車させ、ゴルフクラブを見せて「殺すぞ」と脅したとして、兵庫県警加古川署は18日、加古川市平岡町二俣、自動車修理業、古東巧行(ことう・よしゆき)容疑者(36)を暴力行為等処罰法違反容疑で逮捕した。
 逮捕容疑は、13日午前2時50分ごろ、同県加古川市の自動車専用道路「東播磨南北道路」で運転していた車から降り、後続車の車内にいた男性会社員(18)にゴルフクラブを示して「殺すぞ」と脅迫したとされる。
(後略)
【待鳥航志】
 毎日新聞 10/18(水) 20:16


 車を無理やり止めさせ、のみで刺した疑いで男逮捕 宮城

 路上で後続車を無理やり止まらせ、相手の運転手をのみで刺したとして、宮城県警佐沼署は18日、同県登米市米山町西野の農業千葉輝彦容疑者(46)を傷 害の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。同署には「走行中に別の車にあおられた」という相談が登米市内で複数寄せられており、関連を調べている。
(後略)
 朝日新聞デジタル 10/19(木) 19:29

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 この頃こんな記事がやたらと目立つようになった。

 まあ、事件自体は前からあったのだが、福知山線の事故後やたらと「オーバーラン」の記事が出るようになったのと同じ、

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 56歳男の車、バイク150mあおって割り込む

 走行中のバイクの前に乗用車を強引に割り込ませて転倒させ、バイクの運転手らにけがを負わせたなどとして、京都地検が、京都市内の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)で起訴したことがわかった。
 起訴されたのは京都市上京区、調理師橋本雅治被告(56)。起訴は8月25日付。橋本被告は、同処罰法違反(過失運転致傷)などの容疑で逮捕されたが、約150メートルにわたってバイクをあおるなど危険な運転を繰り返していたことから、地検はより量刑の重い危険運転致傷に切り替えた。
 起訴状などによると、橋本被告は8月4日午前1時頃、京都市中京区の市道で、男子大学生(当時20歳)が運転するバイクの前に車を割り込ませて衝突、男子大学生と同乗の女子大学生(当時18歳)の足などにけがを負わせたとされる。
 読売新聞 10/17(火) 11:22

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 こんなことがあったので、マスコミが「注目」するようになっているのだろう。

 おかげでこういう乱暴な行為が注目されるようになるのはいいことだが、それで初めの「バイクに対する煽り」が希薄化してしまうようになると、困るなぁ。

 少し前に、

 


 こんなツィートがあった。

 これは道路運送車両法上では「原付」になるが、道路交通法では「小型二輪」として扱われる車両があり、「小型二輪には30キロ規制はない」ということを知ってもらいたいというものなのだが、なぜか「原付は自転車と同じ」と頑なに信じる人間が絡んでいた。(今ではそのやり取りは消されているようだ)

 が、実際のところナナハン車格のバイクに乗っていても、「バイクなんて」と軽く見ておかしな煽りをしてくる車は多いのだ。
 私も一度、右折時にきちんと交差点のラインに乗って曲がっていたところを「右側」からワゴン車に抜かれたことがある。もし驚いてブレーキをかけようものならば、車体が傾いているときのバイクは必ず転ぶことになり、交差点なので事故につながったことだろう。

「横暴運転反対!」の機運を高める前に、まずはこの「バイクなんて」という傲慢ドライバーたちに向けた非難を高めてもらいたいところだ。バイクは「運転中に通報」するようなことはできないのだから。



 

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2017年10月19日(木)

他人事ではないぞ!

テーマ:政治

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 <中国>NHK海外放送のニュース番組など一時中断

【北京・浦松丈二】中国で17日夜、NHK海外放送のニュース番組と「クローズアップ現代」が一時中断された。18日開会する第19回中国共産党大会関連の報道で、反腐敗闘争を指揮する王岐山・党中央規律検査委員会書記の映像が流れる直前から断続的に画面が真っ黒になった。
 毎日新聞 10/17(火) 23:09

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 中国共産党がこんなことまでするほど統制に力を入れている党大会が開かれた。

 それについてはまた後日取り上げるつもりだが、ちょうどそんな時期に、

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 北弾道ミサイル発射台、格納庫出て移動…韓国紙

【ソウル=中島健太郎】韓国紙・東亜日報は14日、北朝鮮で最近、弾道ミサイルを載せた複数の移動式発射台 が格納庫を出て移動する様子が米偵察衛星に捉えられたと報じた。
 韓国政府消息筋の話としている。北朝鮮の首都平壌(ピョンヤン)や平安北道(ピョンアンプクト)の3、4か所で、移動式発射台に動きが見られるという。
()
 読売新聞 10/14(土) 18:19

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 こんな動きがあったということで、

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 中国共産党大会にあわせた北朝鮮の軍事挑発 各国が警戒

 北朝鮮はことしに入って中国が重視する行事のさなかに核実験やミサイル発射を強行していることから、18日に北京で開幕する中国共産党大会にあわせて新たな軍事挑発を行うのではないかという見方が出ており、各国が警戒を強めています。
 核・ミサイル開発を巡って中国とぎくしゃくした関係が続いている北朝鮮は、ことし3月、中国が向こう1年間の重要政策を話し合うために開いた全人代=全国人民代表大会の2日目に、中距離弾道ミサイルの「スカッドER」と見られる4発を同時に発射したほか、5月には、中国が提唱する巨大な経済圏構想「一帯一路」をテーマにした国際会議の初日に、新型の中距離弾道ミサイル「火星12型」1発を初めて発射しました。
 さらに、先月には、中国南部で開かれた新興5か国でつくるBRICSの首脳会議の初日に、北朝鮮は6回目の核実験を強行しています。
 このように、北朝鮮はことしに入って中国が重視する行事のさなかに挑発に出る傾向を強めており、アメリカ主導の制裁強化に中国が同調しているとして不満を募らせていることが背景にある可能性があります。
 このため、18日に北京で開幕する5年に1度の中国共産党大会にあわせて、新たな軍事挑発を行うのではないかという見方が出ています。
(後略)
 NKHニュース 10月18日 4時08分

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 北朝鮮がこんな「面子潰しの嫌がらせ」をやってくるのではないかという観測もされていたわけで。
 とりあえず今日のところは「その後」の動きはないようだが、だからといって安心しているわけにはいかない。

 ニュースをいろいろ見ておられる方ならば、ここ数か月「ビットコインの相場が乱高下」というものを目にされていることだろう。
 この要因として「ビットコインが二つに分かれてだなんだ」といわれてもよくわからないと感じられるかもしれないが、

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 中国の仮想通貨取引所、9月末で全取引停止・閉鎖へ

 中国にある仮想通貨の3大取引所の一つ、「ビットコイン中国」は14日、新規利用者の登録をやめ、9月末で仮想通貨と人民元との交換など全取引を停止して閉鎖すると発表した。ほかの取引所も閉鎖されるとみられる。取引量の多い中国の規制は世界中の仮想通貨をめぐる議論に影響しそうだ。
(後略)
 朝日新聞デジタル 9/14(木) 23:10

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 こういうことがあったので「今後どうなるかという不安」と「希少価値が出るかもという期待」で値が動きまくっているのだろうということは想像がつくだろう。

 中国はこの仮想通貨による資金調達禁止を「当局の監視が及びにくいから」と理由づけているようだが、その「資金調達」の中には、

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 北朝鮮のハッカー、全世界からビットコインを巻き上げる

 北朝鮮は制裁が強化された場合に備え、ビットコインなど仮想通貨をため込もうと活発に動いている様子だ。
 米サイバーセキュリティー会社ファイア・アイの新たな報告書によると、北朝鮮のハッカーらは韓国内の仮想通貨取引所や関連サイトへのサイバー攻撃を増やし ている。ビットコイン関連ニュースを扱う英語サイトをハッキングしたほか、身代金要求型ウイルス(ランサムウエア)「ワナクライ」で全世界からビットコイ ンを巻き上げたという。北朝鮮の最高指導者、金正恩氏は仮想通貨に対して明らかに高い関心を持っている。国家の統制を受けず、秘密が守られるという仮想通貨の特徴は、資金調達やマネーロンダリング(資金洗浄)の手段として有用だ。制裁強化と仮想通貨の利用拡大が見込まれることを考慮すると、北朝鮮の仮想通貨志向は強まる一方だと専門家らは語る。
 この報告書をまとめたファイア・アイのリサーチャー、ルーク・マクナマラ氏は「制裁を大きなばねに、この種の活動が加速しているのは間違いないとみている」と指摘。北朝鮮は仮想通貨を「外貨を稼ぐ極めて低コストのソリューション」だと考えているのだろうと分析した。
(後略)
 Bloomberg 9/12(火) 5:00

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 こういう話もあるとなれば、「なるほど北朝鮮と中国の間でガチャガチャやっているのも無理はない」と思うのではないだろうか。(ブルームバーグの記事は、普通に「紙の新聞」しか見ていない人の目には触れないというのが困ったところだ)

 北朝鮮情勢は、決して「一服」などしていない。今でも東アジアを中心にしてうごめいているのだ。

 だというのに、

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 共産・志位氏「国民の知らないところで戦争当事国に」

■志位和夫・共産党委員長(発言録)
 米国のトランプ政権は、北朝鮮に対して「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」と言っている。「あらゆる選択肢」の中には軍事的選択肢も入っている。つまり先制的な軍事力行使、先制攻撃のプランがある。
もし米軍がそこに乗り出してしまったとき、自衛隊が一緒に行動していると、一緒に戦争に参加することになる。ずるずると戦争に引きこまれてしまう。そうなると日本に報復がやってくる。国民の知らないところで日本が戦争当事国になり、戦火が日本に及ぶ。こんな危険な道は絶対に認めるわけにはいかない。(JR甲府駅前の街頭演説で)
 朝日新聞デジタル 10/18(水) 2:16

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「日本が首をすくめていれば、災いはみんな避けて行ってくれる」かのようなことをいう政党というのは、無責任というほかはない。


 アメリカの調査会社のアンケートで、

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 日本人、対米関係の先行き悲観=8割が「トランプ氏は傲慢」―世論調査

【ワシントン時事】米調査機関ピュー・リサーチ・センターは17日、トランプ大統領の就任で日米関係は「悪くなる」と考える日本人が41%に上り、「良くなる」の17%、「あまり変わらない」の34%を上回ったとする世論調査結果を公表した。
 米国に好感を持つ日本人は57%で、オバマ前政権時代の2016年の前回調査から15ポイント低下した。対米関係に悲観的見方が多かったことについて、同センターは「米大統領への信頼度の低下を反映した」と分析している。
 日本人がトランプ氏に抱く印象では、80%が「傲慢(ごうまん)」、62%が「狭量」、56%が「危険」と回答し、「大統領の資質がある」はわずか15%だった。ただ、29歳以下では28%が「資質がある」と答えるなど、若年層の方が肯定的な意見が多くなる傾向も見られた。
「日本と北朝鮮との間に深刻な軍事衝突が起きた場合、米国が日本防衛のため軍事力を行使すると思うか」という質問には、82%が「行使するだろう」と答え、日米同盟への信頼が依然強いことを示した。日本と中国との軍事衝突では、米国の軍事力行使を予想したのは67%だった。
 公表された調査結果は同センターが今春、世界規模で実施したものの一部。日本では3月8日~4月2日に1009人を対象に電話で行われた。 
 時事通信 10/17(火) 23:10

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「トランプは傲慢」「でもいざとなったらアメリカが何とかしてくれる」と思っている日本人が多いという結果が出たという。
 傲慢というのならば、トランプ大統領は「乱暴」ではあるがその地位にあるものの力通りにふるまっているだけで、対立候補であったクリントン氏のほうがよほど傲慢な態度をとっているように私には見えるのだが。
 多くの人は「トランプ氏自身の行動・発言」ではなく、それを報じたメディアがつけている「感想」を刷り込まれているのではないだろうか?

 対米関係は、日本のメディアが「安倍は歴史修正主義者」だと海外に向けてデマを吹き鳴らし、それをそのまま報じた米メディアを信じたオバマ前大統領の就任当初に比べれば、「シンゾーが言った通りじゃないか」とトランプ氏がいうほどの今の方がよほどうまくいっている。「オバマ時代より悪い」という人たちは、いったい何を見ているのだろう?
 白人至上主義者たちが「日本も敵だ!」と言い出すと心配しているのだろうか?

 それはともかく、そういう「メディアの見方」に引きずられていると、志位氏が言っているような話で「戦争の恐怖」に思考停止してしまうことにもなりかねないので、注意が必要だ。

 北朝鮮の話で、我が国は決して部外者ではない。「アメリカが動いても何もしなければ見逃してもらえる」ようなところにはいない。
 そして「戦争」とは、目に見える火器の撃ちあいだけではなく、経済活動も含めた政治の大きな動きの中の一面でしかない。中国の「ビットコイン禁止」も、日本を含めた国連の経済制裁も、実戦を含めた大きな局面の中にある。
 そういう意味では、すでに北朝鮮との「戦争」は始まっているし、現在進行形でもある。
 これが物理的な動きになった時に、我が国の被害を減らすためには何をすればいいのか。それをしっかりと考えるのが政治家の役目というものである。ただ「顔を背けていればいい」というものにその任が果たせるものだろうか?


 本日の戦い。

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 <芋の子汁>「日本一の鉄鍋」でサトイモ500キロ 岩手


(写真、毎日新聞より。大鍋で調理される芋の子汁=岩手県奥州市で2017年10月15日、和泉清充氏撮影)

 岩手県奥州市水沢区の水沢公園で15日、「奥州水沢グルメまつり」(実行委員会主催)が開かれ、直径3.5メートル、深さ0.8メートル、重さ5トンの「日本一のジャンボ鉄鍋」で約6000人分の芋の子汁が振る舞われた。
 鋳物の街・水沢をアピールする秋の恒例行事。サトイモ500キロや長ネギなどを入れて水沢調理師会員らが約2時間がかりで作り、来場者に無料で提供された。
 配食の1時間以上も前から行列に並んだ同市水沢区大橋の千葉善一さん(77)は「同時に開かれている産業まつりに毎年来ているが、芋の子汁も楽しみだ」と舌鼓を打った。【和泉清充】
 毎日新聞 10/17(火) 9:36

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「芋の子汁」というのは、「芋煮」とは違うのかな?

 鍋の大きさにしても、

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 山形芋煮会>「2代目鍋太郎」有終の3万食提供


(写真、毎日新聞より。直径6メートルの大鍋で作った特製の芋煮=山形市で2017年9月17日、二村祐士朗氏撮影)

 山形県の郷土料理である芋煮を作る「日本一の芋煮会フェスティバル」が17日、山形市内の河川敷で開かれた。直径6メートルの「2代目鍋太郎」が約3万食を提供し、老朽化のため引退した。
 県産の里芋3トン、山形牛1.2トン、しょうゆ700リットルなどを煮込んだ芋煮は、約4時間で完売。初代(直径5.6メートル)を継いで、1992年から25年間に振る舞った芋煮は延べ約80万食となった。
 2代目は2001年、岐阜県高山市の鍋(直径6.1メートル)に日本一の座を奪われたが、主催者は「芋煮を全国に知らしめてくれた」と、ねぎらっていた。3代目は再び日本一を目指す。【二村祐士朗】
 毎日新聞 9/17(日) 20:02

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 こっちのものより小さいようだが。
「鍋太郎」はアルミ合金製だから、「鉄製」ということでは岩手の方が「日本一」ということなのかな?

 東北では山形と仙台が「芋煮の肉は牛か豚か」や「汁は味噌味か醤油味か」で争って(笑)いるけど、他のところともいろいろな「戦い」が繰り広げられているのだなぁ。



 

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2017年10月18日(水)

権利を放棄した後で文句を言っても始まらない

テーマ:政治

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 【衆院選】18歳有権者にプラチナチケット 投票呼びかけ 吹田市選管がメッセージカード発送


(写真、産経新聞より。大阪府の吹田市選管が発送したメッセージカード「新有権者プラチナチケット」)

 衆院選の投開票(22日)を間近にひかえ、大阪府吹田市選挙管理委員会は16日、満18歳になる市内の新有権者約500人に投票を呼びかけるメッセージカード「新有権者プラチナチケット」を発送した。

 QRコードかざすと投票所検索サイトに
 カードは選挙権年齢が18歳に引き下げられた昨夏の参院選直前から新有権者に発送しており、今回で4回目。対象は、1回目は18~20歳だったが、2回目以降は18歳にしぼっている。今回は9月1日から10月22日の投開票日に18歳となる新有権者に発送した。
 発送したカードは、縦8センチ、横21センチで、航空券をモチーフに作成。表面には「満18歳の誕生日発」「行先 有権者」と記されており、印刷されたQRコードにスマートフォンをかざすと、自分の投票所を検索できるサイトにつながる。
 市選管は、「国の行く末を決める大事な選挙。ぜひ投票を」と呼びかけている。
 産経新聞 10月17日 12:09

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 初めに見出しを見たときには、またhttps://ameblo.jp/statesgrow/entry-12175362802.html(2016/06/29の記事、権利はおまけ目的で使うものではない)で取り上げたような「選挙の意味を歪める景品配りか」と思ったが、どうやらこれはそういうものではなく、単に投票所の入場券を「初めて投票権を得た人にはちょっと記念になるように」デザインしたものなのか。
 水戸では昔、投票に来た人に記念しおりを渡すことをやっていて、いつの間にかなくなってしまったのだが、こういう「それが何か利益を生むようなものではないもの」で選挙に興味を向けるというのは、もっとやるべきだな。


 毎日新聞が、

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 <衆院選>投票、模試、どっち? 受験生「いつ行けば…」

 今回の衆院選は選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられて初めて実施される。各候補者や各党は10代票の取り込みを目指すが、投票日の22日には来年の大学入試を控えた受験生にとって重要な全国模擬試験がある。そもそも受験勉強に追われて、選挙が遠い存在になっている若者たちも少なくなさそうだ。【横田伸治、斎川瞳】

◇試験終了午後8時 前日までは塾
「悪いけど、お父さんの選挙どころじゃないよ」。愛知県のある男性候補者は、高校3年の長男(18)からそう言われた。22日にある全国模試を受けるため、投票には行かないという。それならと男性は期日前投票を勧めたが反応はいまいちで、「どうも受験のことで頭がいっぱいみたいだ」と苦笑した。
 大手予備校の河合塾(名古屋市千種区)は22日、大学入試センター試験に対応した全国統一マーク模試(東海、九州地区は全国統一記述模試)を実施する。多くの受験生がセンター試験を受けるため、同模試も例年、約30万人が参加している。河合塾の担当者は「本番で2日間かける試験を模試は1日でこなす。時間的にも体力的にも当日、投票に行くのは難しいだろう」と話す。
 駿台予備学校(東京都千代田区)も22日、一橋大、名古屋大、東京工業大、九州大の各入試を想定した「実戦模試」を予定している。これらの大学を目指す受験生の多くが受けるとされる。
 いずれの模試も試験時間は午前9時ごろから午後7、8時ごろまで。原則として午前7時~午後8時の投票受付時間と重なる。
 愛知県安城市の高校3年、木村大雅さん(18)の手帳は、塾や模試の予定でびっしり埋まっている。「模試があるので投票には行けない。そもそも受験で忙しく、選挙について調べる余裕もない。模試がなくても投票には行かなかったかもしれない」と話す。
 一方、名古屋市の高校3年、金子雄太さん(18)は「22日は高校で一斉に模試を受けるから投票に行けないが、先生から期日前投票を勧められた。友達と一緒に行くつもり」という。ただ、「毎日学校や塾があるから、いつ行けるか分からない」とも語った。
 毎日新聞 10/17(火) 13:30

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 こんなレポートを書いている。

 どこの党の候補かわからない(まあ、18歳の息子のいる愛知県選挙区の候補ということで調べればわかるのだろうが、今はそれ自体はどうでもいいことだ)が、候補者を肉親に持つ若者ですら「選挙に興味がない」というのだ。
投票、模試、どっち?」もなにも、選挙には期日前投票という制度もあるのだからそれを使えばいいだけなのに、それすらも「どうでもいい」というという。
 やれやれである。昨日も書いたように、「政治と社長はだれがやっても同じという時代は過ぎ去った」というのに、若者がまだこんなことをいうのだから。

 新聞などはやたらと「若者の投票率を上げよう」と書き、「そのための主権者教育を」と訴えるが、教育現場で「政治」を取り上げた話をしようとすると、すぐにhttps://ameblo.jp/statesgrow/entry-12157713195.html(2016/05/07の記事、「神聖九条帝国」などまっぴらごめん!)で取り上げた「憲法九条が平和が護憲が」というものになってしまうのが現状である。
 これではまともな主権者意識など育つはずがない。

「主権者教育」というのは、「民主主義国において政府は自分たちが選んで行政権を委任したもので、『時の政権』などというふわふわしたものではない。その政府の行為に対して責任を負うのは我々有権者である。憲法はそのために『どういうルールでやるか』を定めるものであり、天から賦与された権利を行使する『権力者』なるものを縛るというようなものではない。そして、そのルール作りのために我々の意見を代表する人間を選ぶのが選挙である」ということをきちんと理解するように教えるものでなくては。
 それが理解できていれば、「どうせ変わらない」というような意識など芽生えないし、棄権や白票が「意味のないもの」であることもわかるようになるはずだ。

塾や模試の予定でびっしり埋まっている」というのならば、自分の後の世代のことを考えて、そこまでしなくてはならない学校の「教育レベルを上げる」と主張する候補者に意見を付託するというものある。「全国学力テスト」はそういう学校間の理解度の差を見ることで「どこの学校の教師の力に不足があるか」を測るものなのだが、それに反対する政党・議員がいれば、「それはだめだ」と別の候補を選ぶのも一つの手だろう。

 まあ、そういう話は一朝一夕に成るものではないので、選管は、

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 ワゴン車の移動投票所・送迎バス…過疎地の一票支えます


(写真、朝日新聞デジタルより。ワゴン車を使った期日前投票所で地元の住民が投票した=13日午後、徳島県三好市西祖谷山村小祖谷、金子元希氏撮影)

 今回の衆院選では過疎地などで、住民の投票を支援する取り組みが広がっている。車を使って出向く「移動投票所」や、投票所への送迎バスなどだ。一票を投じる機会の確保に加え、投票率アップへも期待がかかる。(金子元希)

■「秘境」と称される地方で…
 徳島県西部の山間部にある、三好市西祖谷山(にしいややま)村小祖谷(おいや)地区。13日午後、細い県道沿いにある消防団詰め所の車庫にワゴン車が入り、1時間半だけの「期日前投票所」がオープンした。
 スライド式のドアを開け、手製の記載台を設置。小選挙区用と、比例区・最高裁判所裁判官国民審査用の計2箱の投票箱が置かれた。最後列の座席に、管理者の市職員と、2人の立会人が座った。
 詰め所は、この地区の投票所だった。だが、選挙人名簿に載る有権者が7人だけになり、地元から立会人を出すのが難しくなったため、今年からふもとの投票 所に統合された。だが、そこへはガードレールが所々途切れる険しい県道を、13キロ下る必要がある。「秘境」とも称される祖谷地方。標高は700メートル あり、冬は雪が積もる。期日前投票所が車で出向く方式を、7月の市長選から始めた。
(後略)
 朝日新聞デジタル 10/16(月) 20:10

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 こういうものを昼休みの高校に回らせることも考えるべきだろう。
 お金はかかるが、それは民主主義のコストというものだ。


 今回の選挙では、若者の間では与党・自民党の支持率が高いという観測があるということで、朝日新聞の別動隊であるハフィントン・ポストなどは「若者よ棄権しろ」というような主張を載せ、

 


 それに賛同する「言論文化人」なるものもいるようで。

 ツィッターを見ているとこの「若者が自民支持」ということが気に入らないのか、「これを取り込むために自民は18歳まで選挙権を認めた」ということを書いているものまでいたのだが、嘘をついてはいけない。もともとこの18歳選挙権というのは、第一次安倍内閣で憲法改正にかかる「国民投票法案」の話をしている時に「これを出してごねれば自民は諦めるだろう」と考えた当時の民主党が言い出したものである。
 野党やマスコミは、その後SEALDsを持ち上げたように「若者は反自民だろう」と思っていたのだろうが、民主党をはじめとする野党があまりにレベルが低すぎたがためにその思惑が外れた。それだけのことである。
 そういう勢力が今度は「若者は棄権しろ」といっているのだ。

 かつて自民党の森喜朗総裁(当時)が「(野党支持が多いと思われていた)無党派層は(選挙に行かずに)寝ていてくれればいい」といったことがある。
 もちろんマスコミは総出でバッシングに走り、自民党は40議席近くを減らすことになった。
 ところが今はそのバッシングをした側の勢力が「若者は投票に行くな」といっているのである。
 どこまでふざけた話だろうか。
 こういう勢力に「好きなようにさせる」流れを断つためにも、若者はどんどん投票に行くべきだ。


 おまけ。

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 <衆院選>点字や音で「公報」…視覚障害者向け、民間で作製

 今回の衆院選でも、全国の民間点字出版所などが集まり、選挙公報を点字訳するなどした視覚障害者向けの「選挙のお知らせ」を作製している。各都道府県選管が買い取った上で視覚障害のある有権者に届けるが、「点字版」と「音声版」「拡大文字版」の3媒体の配布状況には地域差がある。約30万人いる視覚障害者の中でも点字を読める人は一部で、社会福祉法人・日本盲人会連合(日盲連)は「本人が必要とする媒体で提供してほしい」と要望している。【山縣章子】

 各媒体は公示後、1週間程度の日程で作製される。会員が約5万人いる日盲連など、関係団体でつくる日本盲人福祉委員会(日盲委)。そのプロジェクトに参加する視覚障害者支援団体「東京ヘレン・ケラー協会」(東京都新宿区)で、点字版を担当する田辺淳也さん(56)は「一言一句、公報と違ってはいけないと神経を使う」と話す。点字は50音で示されるため、漢字の読みの確認は必須だ。固有名詞はもちろん、「けんきゅうしょ」か「けんきゅうじょ」かなど、細かく確認する。
 公報には立候補者が作成した原稿が掲載され、体裁は自由。点字化する時には、どの部分が見出しなのか、スローガンなのかなど迷う場合がある。選管を通じて候補者に問い合わせてもらうことも。今回は解散が急だったこともあり、原稿の集まりが遅く、同協会の職員は気をもんだ。
 公選法上、点字公報は正式な位置づけがない。だが、視覚障害者が他の有権者と等しい情報に触れられるように、各団体が協力して作る。
 複数の媒体を作製するのは、見え方の違いなど視覚障害者の個人差が大きいからだ。点字を使わない人には音声、ルーペなどの補助器具で読める人には拡大文字が使いやすいといった事情がある。
 点字版と音声版は全国の選管がほとんどの地域で配布しているが、点字図書館などに置くだけのケースもある。また、拡大文字版まで配布する選管は多くないのが実情だ。
(後略)
 毎日新聞 10/18(水) 12:02

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 こういうものもまた「民主主義のコスト」として予算をつけてきっちりやるべきものだろう。ましてや「点字版と音声版は全国の選管がほとんどの地域で配布している」というのだから、そのためのシステムも持っていることだし。

 候補者が配布できるチラシなどにも、点字バージョンとして配布できる枚数の規定などを作るべきではないかな?


 本日のマラドーナ。

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 <キヅール>折れない心の折り鶴マスコット 豪快10人抜きドリブル披露


(写真、河北新報より)

◇…サッカーJ3盛岡に15日、待望の大型助っ人が加入した。体高2.4メートル、横幅3メートルの恵まれた体格でホームスタジアムを駆け回り、サポーターの心をわしづかみにした。
◇…正体はチームマスコット、ツルの「キヅール」の着ぐるみ。FC琉球との試合前にあったお披露目イベントで、選手10人をドリブルで抜き去り、鮮やかなシュートを決めた。
◇…肝心の試合はスコアレスドロー。盛岡の勝利を祝うダンス「鶴の恩返し」の披露は次節以降に持ち越しとなった。(盛岡)
 河北新報 10/17(火) 15:52

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 いや、マラドーナは五人抜きだったから、こっちのほうがすごいか(笑)。
 
 しかし「体高2.4メートル」はともかく、「横幅3メートル」というのは「恵まれた体格」というのか?



 

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2017年10月17日(火)

「政治が悪い」といっておけばよかった時代はもう昔の話だ

テーマ:報道

 

 

 大阪であった安倍総理の街頭演説で、また妨害行為をしようとした勢力が「市民」によって退散させられるという事件があったという。
 我が国の民主主義がきちんと機能しているという証でもあるのだが、悶着を起こすことで演説を妨害する作戦は、まさにナチ党の前身がやっていたこと。こういうことがあると彼らはさらに挑発行為をエスカレートさせてくる恐れがあるから、聴衆の方たちにはその手に乗らないようどうぞ注意をしていただきたい。

 それにしても、上で挙げたツィターで書かれているようなことをしているというマスメディアは、いったいなんのつもりなのだろうか。  
 彼らこそ選挙妨害をするような勢力をきちんと「社会的問題」として報告しなければならないのに、その味方のようにふるまう。
 都議選の時にも、同じことをした勢力に対して安倍総理が「(大声で選挙を妨害するような)こんな人たちをに負けるわけにはいかない!」といったことをまるで「一般市民から自然に出たヤジに対して高圧的な態度をとった」かのように歪曲して伝え、それが一定の効果を挙げた(2017/07/02の記事、「今のマスコミは2009年よりひどい」参照)ことに味を占めているのだろうが、そんなことをする人間に「報道」を名乗る資格などない!(怒)


 それにしても、選挙になると、

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 <衆院選宮城>被災地の浜、冷ややか「政治家の眼中に復興ない」

 東日本大震災で被災した水産漁業関係者が、22日投開票の衆院選を冷めた目で見ている。カキやノリの生産者は今季の売り上げを左右する作業に奔走し、卸業者や加工業者はサンマ不漁、原料高騰が重くのし掛かる。「政権維持や野党再編ばかりでなく、復興に心血を注いでほしい」。三陸の浜辺に嘆きが広がる。
 宮城県漁協は9月下旬、今季の生食用カキの出荷を始めた。従業者が減り、生産目標は1700トンと震災前の約5割。昨季はノロウイルスによる出荷停止が相次ぎ、今季に懸ける生産者の意気込みはひときわ強い。
 出荷作業に追われる石巻市の男性(67)は「選挙戦で漁業の復興は忘れ去られている。候補者が浜にも来ても対応している余裕はない」とぼやく。
 東松島市大曲浜はノリ養殖が盛んだ。のり製品が皇室献上品に選ばれたこともある。50代男性は「政治家は当選することしか考えていない。今は種を育てる大事な時期。うまく育たなければ今季の生産はパーになる」と作業に忙しい。
 東京電力福島第1原発事故の影響で、製品は定期的に放射性物質検査を受けている。男性は原発事故が恨めしい。「安全性に問題はないが、消費者から『本当に大丈夫?』と問い合わせがある。いまだに風評被害がやまない」と言う。
 三陸はサンマの記録的な不漁にあえぐ。サンマまつりの中止や加工工場の操業休止を余儀なくされたところも出ている。
 宮城県南三陸町志津川の市街地では9月、水産加工場が再建された。50代の男性社長は「ハード整備が終わったばかりで、復興の本当のスタートはこれから。政治家の眼中に復興はないように見える」と憤る。
 同社は震災後、人手不足や販路喪失に陥った。震災から6年半の間、原料費と人件費の上昇で再建に伴う借金は約1億円に膨らんだ。新商品開発や労働環境改善など課題は多い。
 衆院選の区割り改定に伴い、町は従来の宮城6区から5区に編入された。社長は「現場の声が国政に届くのか」と疑念を抱く。
 河北新報 10/16(月) 10:57

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 こういう筋違いの「政治への不満」を掘り出してくるマスコミというのは、いったい何をやっているのだろうか。

 解散が決まった時にも、熊本地震や九州豪雨の被災地の声として「被災地を見捨てるのか!」という記事を書いていたところがあったが、こういう被災地の復興の主役というのは、国会ではなく自治体である。
 国会は自治体が「これが引っかかって動けない」と行政府に挙げてきた課題を立法で解決するのが仕事である。
 ちなみに、前回通常国会に上げられた復興関係の法律はと(衆議院サイト 議案)を見てみると、
「東日本大震災復興特別区域法の一部を改正する法律案」
「東日本大震災からの復興の推進のための相続に係る移転促進区域内の土地等の処分の円滑化に関する法律案」
 の二本が目に付く。
 法律名に「復興」と入っていない復興関係の法案もあるのかもしれないが、今のところは審議未了になっているこの二本の関連法案があるぐらいなのだから、行政側から「引っかかっているところ」として指摘されているものは特に多くはないのだろう。
「被災地を見捨てて解散した」などというのは。まったくあたらない。

 そもそも河北新報が集めてきた「声」にしても、「ノロウィルスによる出荷停止と意気込み」に政治は関係ないし、「政治家は当選することしか考えていない。今は種を育てる大事な時期。うまく育たなければ今季の生産はパーになる」は、文章のつながりがまるで不明。政治家が当選を考えなければ海苔の種がうまく育つとでもいうのでなければ意味が通らない。ましてやサンマの不漁まで政治の―河北新報的には「与党の」いや、「安倍のせい」としたいのだろう―責任にされてはたまらない。 


 しばらく前に、朝日新聞だったかの投書欄に90代女性の「頭がぼけてきたから『記憶にない』といっていればいい政治家になろうかなぁ」という投書が乗った。
 本当にそんな人物がいるのか、それとも朝日の記者の創作だかはわからないが、森友問題などでの閉会中審査に対する当てこすりをしたこの「投書」、答弁で出てきているのが国会議員ではなく「試験で選ばれた役人であるという区別すらついていないのだからお話にならない。
 が、この「90代女性」と大して変わらない「政治なんか誰がやっても同じ」だという誤認を刷り込まれている人は、結構いるのではないだろうか。

 先日、神戸製鋼の不正が明るみに出た。
 これは経営陣が「かけるべきコストをかけずに現場に押し付けた」ことが発端だと指摘されている。
 東芝は経営判断のまずさから倒産一歩手前であえいでいるし、シャープは外資に身売りをすることになった。
 そして日本は、民主党に政権交代したときにどれほど「経済一人負け」の状態に落ち込んだだろうか。
「会社の経営や政治なんか誰がやっても同じ」という昭和の認識などもう通用しない時代になっているということを、これらの企業や政党は教えてくれたのだ。

 我々有権者も、それをよく知った上で「21世紀型の投票意識」を持たなくては。


 おまけ。

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 石破氏「良い子・悪い子・普通の子、国会議員にも」

■石破茂・自民党元幹事長(発言録)
 人の悪口を言っている暇があるならば、自民党は一体何をやるのか、国民のために何をやるのか、次の世代のために何をやるのか(主張すべきだ)。
 良い子、悪い子、普通の子というのは世の中にはいるが、国会議員もいなくてはならない人、いてもいなくてもいい人、いない方がいい人、三種類いる。
 自民党はもう一度、謙虚で正直で誠実な政党として、きちんと襟を正して政治をしていきたい。国民がおかしいと思うことをおかしいと思わなければ自民党ではないのであって、国民がおかしいと思うことをきちんとおかしいと言える、そういう自民党になっていきたい。(秋田市での街頭演説で)
 朝日新聞デジタル 10/16(月) 15:41

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「人の悪口を言ってはいけない」といいながら、どうしてこの人は自党の政策を訴えずに自党の悪口を言っているのだろう?
自民党はもう一度、謙虚で正直で誠実な政党として、きちんと襟を正して政治をしていきたい」というのは、マスコミの「一強の驕り」というレッテル貼りに迎合しているだけではないか。

「しがらみの否定」を口にしている小池新党が彼のところに対抗馬を出さなかったことで安堵しているのかもしれないが、

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 読売新聞社が7~8日に行った全国世論調査で、東京都の小池百合子知事が代表を務める希望の党に「期待する」は36%で、「期待しない」の58%を下回った。
 読売新聞 10/8(日) 22:00配信 「希望の党『期待せず』58%…読売調査」より

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 ということになっているのだから、「外の勢力頼みで存在感を発揮しよう」などという姑息なことはしないほうがいいと思うのだけどなぁ。


 本日の大喰らい。

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 <モスバーガー>ご当地バーガー販売 長崎県庁で発表会


(写真、毎日新聞より。長崎トルコライス風バーガー=長崎市の長崎県庁で2017年10月16日、今野悠貴氏撮影)

 ハンバーガーチェーン「モスバーガー」は今月から、長崎のご当地グルメ「トルコライス」をモチーフにした「長崎トルコライス風バーガー」を販売している。
 デミグラスソース付きのロースカツとナポリタンをバンズで挟んだ。16日に長崎県庁で発表会があり、中村法道知事も「ボリュームがあっておいしい」と太鼓判を押した。
 全国の店舗スタッフからアイデアを募り、ご当地バーガーを売り出す企画の一環。税込み450円で、11月中旬まで全国で販売。長崎名物の知名度アップにつながるか。【今野悠貴】
 毎日新聞 10/17(火) 8:14

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 いやはや。もともとモスバーガーのバーガーは中身が多くて食べにくかったのだが、これはまた一段とすごいな。
 これならばもう「全部別盛り」にしてさらに並べたほうがいいぐらいだ(笑)。

 あるいは、細長いバンズを開発して、半分はカツサンドで半分はナポリタンサンドにするとか。

 ずいぶん前に、

 

 

「こんなすごいものができた!」とアメリカ人が騒いでいたようだが、ナポリタンサンドは昔から日本にある「腹ペコ生徒のあこがれ」なのだし(笑)。



 

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