明治時代、北海道は十州とも呼ばれていた。既に北海道という呼称もあった1869年(明治2年)に11の律令国が分割命名され、千島諸島を除く北海道本島が10ヶ国の為「十州島」。1908年(明治41年)の三省堂の地図には、樺太・本州・四国・九州と共に十州の注記がされている。結局、北海道の名称の方が優れていて十州の呼称は定着しなかった。