学校ごとのプール整備は非効率?校外のプール活用を検討中 | 重冨たつや(地域政党あしたのかわさき)公式ブログ

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川崎市では「学校にプールを必ずしも整備しなくてもいいんじゃないか」、そんな検討を始めています。

 

校舎などの学校施設の老朽化は著しく、毎年修繕に追われていますが、プールも例外ではなく、すでに耐用年数を超過しているプールが半数以上となっています。

 

そこで今後、プール設備の更新ラッシュが来るのですが、その財政負担を軽減するために考えたのが「学校にプールを整備しないでもプールの授業ができないか」ということです。

 

(財政負担の軽減だけだとバツが悪いのかもしれません。)検討状況を説明する市の資料では、プールの授業に関する課題整理として、以下の4点があげられています。

 

・水泳が苦手な子どもの泳力向上には、専門的な水泳指導が必要

・プール清掃や児童生徒の安全性確保など教職員にとって大きな負担

・暑さや台風、ゲリラ豪雨などにより授業を実施できないことが増えている

・プールの更新費用や維持管理費などで財政負担が増大してしまう

 

そしてこれらの課題を解決するために、示された選択肢が以下の3つです。

 

①市民プールの活用

②民間プールの活用

③隣接校プールの活用

 

それぞれメリット、デメリットあると思うのですが、基本的な考え方としては、

 

「学校からの移動時間がおおよそ10分圏内」かつ「学校にプールを新設した場合と比較して割安」

 

という条件を満たす①~③のプールがあれば、プールの新設・更新は行わずに、校外でプールの授業を行うことを検討するという方針が示されています。

 

もちろん来年度からすべての学校でプールを取り壊すわけではないのですが、

 

今後、プールの老朽化が進んでいる学校などから①~③について候補となるプールを探していくことになります。

 

私は知らなかったのですが、市内ではすでに西菅小学校、南菅小学校、西有馬小学校で、公共施設や民間プールを活用しているそうです。

 

以前、校内のプールで授業をやっている小学校の先生と話したときに、

 

「校外のプールを使うと、前後の授業時間を今以上に圧迫してしまうと思う」という話を聞いたことがありました。

 

財源に関わることなので、全部が全部、現場の声を反映できるわけではないですが、丁寧に現場とすり合わせを行ってほしいと思います。

 

中原区内ですと、大戸小学校は現在プールがある敷地に校舎を増築する必要があり、

 

早ければ令和5年度にはプールを取り壊し、それと同時に、プールの授業を民間プールで行う可能性があるとのことです。

 

大戸小学校のようなケースはかなり珍しいですが、経緯はともかく、校外でプールの授業を行う学校がこれから増えていくことになると思います。

 

教育委員会の資料は、「校内のプール授業は教職員に負担がかかる」「校外のプール授業は教職員の負担軽減になる」というストーリーなのですが、単純にそのように考えてよいのかやや疑問です。

 

夏の間だけとはいえ、学校での時間の使い方、過ごし方に大きな影響を与える取り組みだと思いますので、随時、取り組みの状況を確認していきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。